桃太郎のモデルが祀られる岡山県のパワースポット…吉備津彦神社
岡山県のパワースポットの吉備津彦神社(きびつひこじんじゃ)には、桃太郎のモデルとなった神様がご祭神として祀られています。
パワースポットとしてだけではなく、観光地としても人気がある吉備津彦神社には毎年多くの人が訪れます。
吉備津彦神社のご利益や魅力、アクセスを紹介します。吉備津彦神社にはどのような御利益があるのでしょうか。
岡山県にあるパワースポット…吉備津彦神社とは
岡山県にある吉備津彦神社(きびつひこじんじゃ)の主祭神は第七代孝霊天皇(こうれいてんのう)の皇子の大吉備津彦命(おおきびつひこのみこと)です。大吉備津彦命は吉備(きび・岡山県の旧国名)平定にあたって温羅(うら・うんら・おんら)と呼ばれる鬼を討ったと、岡山県の伝承に残っています。
このことから、日本人なら誰もが知る「桃太郎」のモデルとなったのが大吉備津彦命です。吉備津彦神社は、桃太郎の伝承を訪ねることができる神社として人気があるほか、吉備津彦神社境内内とその付近に多数のパワースポットがあることで有名です。
岡山県にあるパワースポット…吉備津彦神社の魅力
岡山県のパワースポットの吉備津彦神社は、穏やかで居心地がよく静寂な空気が漂っています。岡山県の重要文化財に指定されている本殿は、西暦1697年に備前岡山藩主池田綱政(いけだつなまさ)公により再建されたもので、荘厳(そうごん)なたたずまいを楽しめます。
夏至の日の日の出の時間に、一の鳥居の真正面から日が昇るため「朝日の宮」という別名を持つ吉備津彦神社では、その神秘的な光景を年に1度楽しむことができるの魅力です。
この吉備津彦神社には、あの豊臣秀吉も参拝したといわれています。織田信長が本能寺の変で倒れたとき、豊臣秀吉(本能寺の変のときは羽柴秀吉)は備中高松城を攻略していました。
織田信長が討たれたという報告を受けた豊臣秀吉は、急いで明智光秀を討つために戻ります。このとき戦勝祈願をしたのが、吉備津彦神社とされています。
吉備津彦神社が建てられているのが、吉備地方で古くから信仰されてきた中山のふもとです。吉備津彦神社から中山を登ると、およそ15分で磐座(いわくら)に到着します。
磐座は神がいる場所と吉備地方で伝わっており、吉備津彦神社が創建される前から信仰されていることが、発掘調査で判明しています。吉備地方の歴史と、古くからの親交の場を視ることができるのも魅力です。
また、吉備津彦神社と同じく桃太郎のモデルとなった吉備津彦命を祀った吉備津神社(きびつじんじゃ)は、およそ2キロしか離れていません。吉備津神社もパワースポットとして有名なので、パワースポット巡りをするのにも向いています。
岡山県にあるパワースポット…吉備津彦神社のご利益
岡山県のパワースポットの吉備津彦神社には、開運のご利益や、恋愛成就のご利益、勝負運アップといったさまざまな御利益があります。桃太郎伝説の由来となった吉備津彦命が祀られている神社ということで、桃太郎にちなんだモモの形をしたお守りやおみくじも人気があります。
吉備津彦神社とその付近にあるパワースポットを紹介します。
神池
一の鳥居をくぐりまっすぐ伸びる参道の左右に、神池が広がっています。吉備津彦神社のパワースポットである神池の左右には、島が浮かんでいて末社が鎮座しています。
こちらでは金運アップのご利益があるとされています。
子安神社
吉備津彦神社の拝殿を右手に進むと、子安神社へ続く参道があります。子安神社にも多数の末社が鎮座しています。
子安神社では恋愛成就のご利益があるとされています。
磐座
先ほども紹介した吉備の中山にある磐座は、とても神聖な場所で強力なパワースポットです。今でも祭事が行われる重要な場所である磐座では、古くから信仰されてきた自然のパワーを体感することができます。
さいごに
桃太郎のモデルとされる吉備津彦命が祀られているパワースポットの吉備津彦神社を紹介させていただきました。さまざまな御利益がある吉備津彦神社は、同じく吉備津彦命が祀られている吉備津神社と近くにあります。
両方のパワースポットを巡り、違いを体感するのもおすすめです。
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