結婚式を挙げないと離婚しやすくなるって本当？離婚率とは

以前は結婚式を挙げるのが主流でしたが、最近では式は挙げず写真や入籍のみで済ませるカップルが増えました。

しかし、「結婚式を挙げないと離婚する可能性が高い」という話を聞いたことはありませんか？

そこで、今回は結婚式を挙げていないカップルの離婚率を紹介します。

今どきカップルが結婚式を挙げない理由には、お金が掛かるから・気恥ずかしいから・誰を招待するか迷うから・気疲れするからなどが挙げられます。

そのほかに、結婚式に呼べるような友達がいない・再婚だからという理由がありました。

既婚の男女600人を対象に行った調査によると、結婚式・フォトウエディング・食事会などを行わなかったカップルは16.0％いました。

ちなみに、結婚式と披露宴の両方を行ったカップルは65.5％で、結婚式のみは10.7％、フォトウェディングは7.0％、その他と回答したのが0.8％でした。

離婚歴のある男女142人を対象に調査したアンケートによると、結婚式・フォトウエディング・食事会などを行わなかった人は82.4％という結果が出ています。

つまり、離婚をした人の約8割が結婚式などを行っていないことが分かりました。

結婚式を挙げないカップルは離婚する確率が高いという噂は、アンケートの結果を見ると本当だといえるでしょう。

結婚式を挙げないカップルは結婚した実感が湧かなかったり、親戚に紹介する機会を逃すため、夫婦仲がうまくいかなくなると離婚に結びつきやすいといわれています。

結婚式を挙げていても、離婚するカップルはいます。

離婚の理由で一番多いのは、性格の不一致です。

2人の気持ちが一番盛り上がっているタイミングで結婚式を挙げたものの、一緒に生活していくうちに性格の不一致を感じて離婚に至るようです。

パートナーの浮気や不倫が理由で離婚する夫婦がいます。

付き合っているときから異性に対してだらしなく、「結婚すれば落ち着くと思っていたけれどダメだった」という人がいるようです。

なかには結婚後にタカが外れて浮気に走ったり、結婚してからパートナーの異性に対する奔放さを知ったという人がいました。

結婚してから、人が変わったように暴力や虐待をするようになり離婚した人は意外に多いようです。

「結婚をすれば簡単には別れられないだろう」と考えて態度を豹変する人が存在します。

付き合っている時期は優しく紳士的なので、見極められないのは仕方がないのかもしれません。

結婚式を挙げないカップルが、必ず離婚するとは限りません。

しかし、離婚率が高いのはアンケートを見る限り事実に近いといえるでしょう。

大切なのは、どうして結婚式をしないのかを2人で話し合うことです。

2人の意見が一致して結婚式を挙げない理由が明確ならば、その後の結婚生活はきっとうまくいきます。

離婚率は一例だと思って、円満な夫婦生活を送れる工夫をすることが大切だといえるでしょう。