結婚と恋愛の決定的な違いはコレ！婚約前に知るべきこと

結婚は恋愛の先にあるものだと思ってはいませんか？じつは結婚と恋愛には決定的な違いがあったのです。

この2つの違いを知らないまま婚約してしまうと、思いもよらない落とし穴が待っているかもしれません。結婚と恋愛の違いはどこにあるのでしょうか？

ここでは、婚約前にぜひ知っておくべき結婚と恋愛の違い5選をじっくり詳しくご紹介します。

結婚とは1人の相手と一生添い遂げる覚悟を決めることです。人によって判断は異なりますが、いちど家族になったのであれば、たとえ相手が仕事を失ったり病気やケガで寝たきりになっても別れない覚悟が必要です。

実際には若くしてそういった悲劇に見舞われた場合は離婚するケースが多いようですが、気持ちのあり方としては病めるときも真心を尽くすという姿勢が大事です。

恋愛とは相手を好きになり楽しみを共有することです。また結婚相手となる人を探す期間と考えている人が多いようです。

異性と親しく交流することで、自分の好きなことやできないことを把握し、友人関係とは別の付き合いかたを学ぶのが恋愛なのかもしれません。

結婚は相手と契約している状態ですので、法的拘束力があり自由気ままに関係を終わらせることはできません。不動産契約やスマホの契約と同じで、一方的に解約したい場合は違約金のようなものが必要になります。結婚の場合は慰謝料といわれるようです。

また結婚は法的に守られていますので、税金が安くなったり権利関係が保証されるなど優遇されることも多いようです。

恋愛は法的にはなにも保護されていませんので、どちらか一方の気持ちが変わったら簡単に別れることができます。また恋愛のドキドキ感はどんなに強くても3年で消えてしまうといわれていますので、お互いの気持ちが落ち着けば結婚するか別れるかという次のステップが待っています。

結婚と恋愛の違いは責任の有無にあるといえるでしょう。恋愛でも責任を感じる人は多いと思いますが、それは結婚を意識している場合がほとんどです。恋愛のみで終わるつもりで付き合っている人は相手に対して無責任になりがちです。

結婚と恋愛の決定的な違いは法的拘束力の有無です。結婚すれば法的にさまざまな制約ができるので、浮気しづらくなったり別れづらくなったり生活費を出す義務ができたりします。

そういったことを法的効力なしでできる恋愛は、それだけ純粋で尊いものだといえます。しかし、2人の関係が悪化すれば簡単に切れてしまう関係でもあり、将来的なことは誰にもわかりません。

結婚は2人の関係が悪化しても法的に保証してくれるので、子供を作って安定した生活をするためによく考えられた制度であるといえるでしょう。親がいちいち喧嘩のたびに別れていては、子供は迷惑です。自分が成人するまでは夫婦として学費などを捻出してもらいたいものでしょう。

恋人はまだ他人なので、金銭感覚が少し派手だなと思っても他人の事情としてあまり気にしないで済みます。しかし結婚して家族になると事情が違い、2人の財産は家族全体のものとして大切にしたいので、無駄遣いしてほしくないと考えるようになります。

恋愛と結婚の一番の違いは、相手に求める資質です。恋人には顔の良さやスタイルの良さなど表面的な部分を求めがちですが、結婚して家族になる人には優しさや経済力や信頼感など、生活に必要な部分を求めるようです。

結婚と恋愛の違いで大きなものは、相手の家族との付き合いです。恋愛は2人だけで付き合っていられますが、結婚すれば相手の親族とも付き合わなければいけません。また慶事や弔事などで相手の親族に呼ばれたり、逆に相手の親族を呼んだりする必要もあり、さまざまな年代の人と話を合わせる場面も多くなります。

結婚はお互いに我慢の連続です。我慢なんかしていないという人は相手に我慢させていないかどうかよく考えたほうがいいでしょう。細かい我慢が細かいストレスとなり、塵のように降り積もってある日熟年離婚に繋がってしまうこともあるようです。

結婚で避けて通れないのが、相手の親族との付き合いです。この問題は離婚しないかぎり一生付いてきますので、むやみに関係を悪化させないよう注意しましょう。また、自分達の頭を飛び越えて親同士が揉めるケースもあるようなので、自分の家族にはよく注意して余計な問題を起こさないように頼んでおくといいかもしれません。

結婚と恋愛にはさまざまな違いがあります。恋愛から結婚にスムーズに移行できれば、それは幸せなことでしょう。楽しいことだけでなく我慢も必要になりますが、より良い将来のために支えあえる相手と家族になれば幸せは向こうからやってきます。

恋愛でも結婚でも上手に継続するためには、相手に期待し過ぎず感謝の心を忘れないようにすることが大切です。