婚約とプロポーズの違いが知りたい!法的意味とは

婚約とプロポーズには違いがあるそうです。「婚約した!」というのと「プロポーズした!」というのでは、法的に意味が変わってくるのだとか。

いったい婚約とプロポーズはなにがどう違うのでしょうか?結婚を考えるからには2つの違いを把握しておきたいですよね。

ここでは、婚約とプロポーズの意味の違いを詳しく解説したいと思います。プロポーズ前によく知っておくべき重要事項です!

婚約とプロポーズの違いっていったいなに?

結婚の約束をすると婚約状態になります。しかしプロポーズも同じようなイメージですよね。いったい2つの言葉の意味にはどういった違いがあるのでしょうか。

日本語と英語の違いというわけではありません。「婚約」は英語でエンゲージメント(engagement)となります。プロポーズ(propose)は日本語で言い換えると「求婚する」となります。

プロポーズとの違いは?婚約の意味を詳しく解説

婚約の意味

婚約とは2人が合意して結婚を約束することです。法的拘束力もあり、書類などは必要なく口約束で成立する契約です。保証人も必要なく、2人の間だけで成立します。

婚約は口約束だけで十分成立するものですが、一般的には婚約の証しとしてエンゲージリングを贈ることが多いようです。

エンゲージリングは誕生石などが流行ったこともありましたが、最近ではダイヤモンドのプラチナリングが多いようです。指輪の他に、ネックレスや時計ピアスなどで代用されることもあるようです。

また、婚約が成立した後でお互いの両親に挨拶をするというのが一般的な流れになっています。入籍するまでは婚約状態が続きますので、平均婚約期間は1年〜1年半といわれています。

婚約との違いは?プロポーズの意味を詳しく解説

プロポーズの意味

プロポーズは婚約とはまったく違います。男女の一方から「結婚しましょう」と相手に結婚の意志を伝えることをプロポーズといいます。プロポーズをしただけでは相手の合意を得られていないため、婚約状態にはなりません。プロポーズにOKの返事をもらってはじめて婚約が成立します。

そのため、プロポーズにNOの返事をもらってしまうと婚約状態には移行しません。日本では外国と違い、教会であげる結婚式でサインする結婚証明書には法的効力が生じないため、婚姻届を提出する以外ではプロポーズをして婚約することが法的効力のある重要な契約といえるでしょう。

婚約とプロポーズ、それぞれの法的意味

婚約の法的意味

婚約が成立すると、当事者2人に婚姻届を提出するため努力をする義務が生じます。そのため、2人の合意がないままに一方が婚約を破棄すると債務不履行として賠償責任が生じ、賠償金などを支払わなければいけません。

ただし婚約中の浮気や暴力、日常生活に復帰できないほどの病気や怪我、経済的な事情の変化など婚約破棄の正当事由があれば、賠償金を払う責任は生じません。

婚約の契約内容は、結婚式を挙げることが目的ではなく婚姻届の提出が目的ですので、勘違いしないように気をつけましょう。

プロポーズの法的意味

プロポーズは、それ自体には法的意味はありません。相手に結婚の意志を伝え、相手からOKがもらえれば婚約が成立します。婚約には法的拘束力がありますので、その後は簡単に別れることはできなくなってしまいます。

プロポーズ自体には婚約とは違い法的意味はありませんが、相手の返事によっては法的な意味が生じてしまいますので、安易なプロポーズは避けるべきでしょう。

また、プロポーズにOKをもらったら入籍までは婚約状態が続きますので、結婚前でも法的に契約状態にあると意識して行動するようにしましょう。

プロポーズ前にそれぞれの意味をしっかり覚えておこう!

プロポーズと婚約の違いは、プロポーズには法的意味がなく婚約には法的意味があるということです。

プロポーズは結婚したいという告白であり、相手の同意が得られれば結婚の約束が成立して婚約状態となります。婚約は2人が婚姻届を出すまで努力するという契約で、法的拘束力が重いわりに口約束で成立してしまうので注意が必要です。

プロポーズされたら、OKの返事をすれば自動的に婚約が成立してしまうのだということを肝に命じ、慎重に判断しましょう。

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