男女によって結婚に対する考え方が違う?利点と欠点とは
結婚は、男女問わず人生の一大イベントですよね。
「結婚はゴールではなくスタート」という言葉がありますが、特に男性はこの言葉を重く捉えているようです。
共働き家庭が増えている時代でも、男性は家庭を守るために一生働き続けなければいけません。
ここでは、結婚に対する男女の価値観についてご紹介します。
結婚に対する考え方や価値観は男女で異なる
結婚に対する男女の価値観は、時代の流れが大きく影響します。
まずは、今の時代だからこそ生まれた結婚に対する男女の価値観に注目してみましょう。
あえて結婚しない男性
2015年に行った50歳までに結婚していない男女の割合を示す『生涯未婚率の国勢調査』によると、結婚していない男性は23%、女性は14%という数字が出たようです。
男性は、4人に1人が生涯独身の時代です。
しかし、独身の中には高学歴で仕事ができる上、容姿端麗というハイスペックな男性がいます。
結婚できないのではなく、結婚のリスクを考えてあえて結婚しない選択をする人がいます。
結婚で承認欲求を満たす女性
女性の社会進出が活発な今の時代は、男女の生涯未婚率が共に増加傾向にあります。
結婚の考え方で大きく違う点は、あえて結婚しない女性は少ないことです。
女性にとって、結婚とは承認欲求を満たすものの1つと考えられます。
仕事の成功で得る自信と、大切な女性として認められた証の結婚で得られる自信は別物です。
男性は結婚をデメリットと感じる人が多いって本当?
男性にとって結婚の最大のデメリットは、お金や自由拘束されることです。
しかし、結婚すれば好きな人と一緒にいる幸せや、家事を分担できるメリットがあるのは事実です。
結婚をデメリットと感じる男性は、男女の関係のまま恋人でいても、幸せは満たされると考えているので責任を負ってまで結婚することに利点が見いだせないのです。
結婚に対する利点と欠点【男性編】
結婚の利点① 社会的信用を得られる
結婚すれば世間体がよくなるのは男女同じかもしれませんが、特に男性の場合は結婚をしている人としていない人では、社会的信用度が変わります。
肩書きがあり経済的にも余裕がある年代の男性が未婚の場合は、いつまでもフラフラと遊んでいる自己中心的な印象を持たれてしまい、人として未熟と捉えられることが多くあります。
家庭を手に入れて、ようやく一人前と認められる利点は大きいでしょう。
結婚の利点② 家事を任せられる
一人暮らしだと、掃除・洗濯・料理などすべて1人でやらなければいけませんが、結婚をすれば家事を妻に任せたり家族で分担できる利点があります。
結婚の欠点① 自分に使えるお金がない
男性が結婚で最も懸念するのが、自分のためのお金がなくなることです。
ほとんどの家庭では、結婚すれば稼いだお金は生活費や住宅ローンに半分以上消えることでしょう。
それだけではなく、おこづかい制で財布を完全に妻に握られている家庭は少なくありません。
結婚の欠点② 自由が制限される
自由に使えなくなるのは、お金だけではありません。
独身時代のように気軽に仕事帰りに飲みに行けず、貴重な休日さえ朝早く起きて家族サービスに時間を使います。
結婚に対する利点と欠点【女性編】
結婚の利点① 経済力を夫に頼れる
女性も男性と同等の収入を得られる時代ですが、女性は歳を重ねると更年期障害や閉経などホルモンバランスの乱れから体調が変化します。
症状が重い場合は、仕事を辞める人がいます。
結婚して経済力を旦那に頼れることで、体調を気にしながら無理なく生活することができます。
結婚の利点② 子供を産める
女性であれば、「子供を産みたい」と思うのは自然なことでしょう。
血の繋がった分身ができる経験は、男性にはできない女性だけの特権であり利点です。
結婚の欠点① 仕事への未練が消えない
結婚を機に家庭に収まることに、ストレスを感じる女性は少なくありません。
特にバリバリ働いてきたキャリアウーマンは、今まで積み上げたキャリアや人脈から離れることで喪失感が生まれたり、自分の価値が家庭で見い出せないで悩む人がいます。
結婚の欠点② 親戚付き合いが増える
結婚の欠点と言えば、煩わしい親戚付き合いではないでしょうか。
冠婚葬祭・お盆・正月はもちろん、子供が生まれたら頻繁に顔を出しに行かなければいけません。
結婚に対する男女の考え方の違いまとめ
男女によって結婚に対する価値観は違いますが、お互いの価値観を理解して歩み寄ることが大切です。
価値観が合致する男女は、まずいないと考えましょう。
結婚後にトラブルを抱えないためにも、結婚前に結婚観について話し合うことをおすすめします。