相手方の両親が理由で結婚が破談になった！正しい対処法

恋人関係の期間を経て大好きな彼婚約までたどり着いたときには、ついに結婚ができると有頂天になることでしょう。自分たちだけではなく周囲が見てもその幸せオーラを感じ取ることができます。

しかし、現実的なことを言うと浮かれるのはまだ早のです。両親への挨拶でトラブルが発生してしまって、最悪の場合婚約が破談になったというケースがあるのです。

特に厄介なのは相手方の親に結婚を反対されるケースです。相手方の親が原因で結婚が破談になる理由にはどのようなものがあるのでしょうか。またどのような対処が必要になるのでしょうか。

「婚約まで至ればもう結婚したものと同然！」とほとんどのカップルが思い込んでしまうでしょうがそれは2人だけで決めただけの状態です。結婚は家と家の結びつきなので、当然ながらお互いの両親へ結婚の許しを得なければいけません。

しかし、家柄や育った環境で価値観が違うのは仕方のないことで違和感をもてば結婚を反対されることはごく自然で、実際に結婚が破談になるケースは多いのです。

息子が何歳になってもめんどうをみたがる子離れできない義母なら注意が必要です。常に彼女を敵視し、彼女が彼と仲良くしているようすを見ると「息子を取られてしまう」という勝手な理由から彼女へ嫌味を言ったり嫌がらせをします。

確かに自分の子供はいつまでもかわいい存在ですが、度を超した愛情は結婚後はトラブルの要因でしかありません。また、彼氏が母親の異常な愛情を何の疑問もなく受け入れている状況であれば味方がいないのと同じです。自分の身を守るためにも結局は破談した方がいいでしょう。

破談理由でよく聞かれるのが両家の価値観です。たとえば、彼女の両親は「仲人をたてて結納を交わし、結婚式は大安吉日に行う」というようなしきたりを重んじるのに対して、彼氏の両親は「結納は必要なく食事会で十分。結婚式も六曜は気にせずに都合を見て決めればいい」という考え方だった場合どうでしょうか。

価値観が違うとお互いに不信感やストレスがたまってしまいます。自分自身もパートナーの親の価値観に抵抗があり妥協できない場合には結婚は破談した方が賢明かもしれません。

彼氏の両親が嫁に対する強い固定概念や理想をもっていることが原因で結婚が破談することがあります。最初の挨拶で彼女の言葉遣いや服装、身のこなしなどを鋭い目でチェックします。理想からかけ離れている女性だと判断した場合は、息子の意見は聞かず否応なしに結婚を破談する人もいるようです。

古風な考えを持つ人や田舎の地域で多い結婚が破談する原因として、結婚をしたら同居することが当然の条件とパートナーの両親が考えているケースです。

居住する地域や新居の他、結婚後の妻の修飾先など2人で決めていたにもかかわらず、家を継いで欲しいという理由や老後の不安から両親が一方的に同居を決めることがあります。2人で計画していた人生設計が大きく変わるため結婚が破談になり不安になったという理由から破談を決意するようです。

結婚ともなると一緒に貯金をしたり節約したりとお金の管理は重要です。婚約したパートナーの両親に浪費癖があったことが理由で破談に至るケースは少なくないでしょう。さらに周囲からも借りているような場合、結婚すればおのずと自分たちが頼られてしまうのは目に見えてわかることでしょう。

あまりのショックに頭が真っ白になってしまうと思いますが現実を受け入れましょう。結婚する前に早く気づけて良かったのです。婚約が破談したことで結婚式場や新居のキャンセル、中には新しい職場を探さなければいけない人もいるでしょう。いつまでも落ち込んではいられません。

結婚が破談したことがに納得がいかない場合は、婚約破棄によって受けた精神的苦痛に対してパートナーの両親に慰謝料を請求できる可能性があります。必要以上に非難されたり周囲に悪口を言いふらすなど悪質な行為をされて心が病んでしまったら弁護士に相談してみましょう。

破談の理由が当人たちではなく第三者ともなれば悲しみから抜けられないでしょう。結婚を認めてくれるという期待した気持ちを裏切られれば、恨みたくなるのは当然ですが終わったことを引きずって恨むのはNGです。

いつまでも恨んでいては新しい幸せに気づくことができません。良縁が訪れるように過去を葬り切り替えることが大切です。