同性結婚は合法化されている?結婚するメリットとは?
同性婚が合法化される国が増えてきているように、LGBTの権利については以前よりも重視されるようになっています。
同棲結婚は、日本で認められているのかどうかを知りたい方が多いのではないでしょうか。
今回は、同性結婚が合法化されているかどうかと結婚するメリットについて紹介します。
同棲結婚について知りたい方は参考にしてみてください。
同性婚は日本で認められている?合法化されている国は?
世界中でLGBTの権利が語られるようになっていて、同性婚が認められている国が増えています。
しかし、日本では2019年時点で同性婚が認められていません。
2019年2月14日に日本の同性カップル12組が国に対して同性同士の結婚を禁止するのは、憲法が保障する「婚姻の自由」や「法の下の平等」などの権利を侵害するとして訴えました。
この裁判の結果はまだでていませんが、すぐに日本で同性で結婚することが認められる可能性は低いです。
同性婚が合法化されている国は?
2019年時点で同性婚が認められている国は、以下の26か国です。
- 同棲婚が法律で認められた順番に並んでいます。
- オランダ
- ベルギー
- スペイン
- 南アフリカ
- ノルウェー
- スウェーデン
- ポルトガル
- アイスランド
- アルゼンチン
- デンマーク
- ブラジル
- フランス
- ウルグアイ
- ニュージーランド
- イギリス(北アイルランドを除く)
- ルクセンブルク
- アメリカ
- アイルランド
- コロンビア
- フィンランド
- マルタ
- ドイツ
- オーストラリア
- 台湾
- コスタリカ(2020年5月までに法律が施行される)
同性結婚がもっともはやく法律で認められた国はオランダで、2001年4月に法律が施行されました。
ヨーロッパを中心に同性で結婚することが認められていますが、アメリカ・コロンビア・ニュージーランド・台湾といったように世界各地で同性で結婚することを認められるようになっています。
同性での結婚が社会に与えるメリットとは
【同性婚の社会的なメリット1】経済的な恩恵が期待される
同性婚を社会的に認めることによって、経済的な恩恵が期待されています。
同性婚が認められていない日本に、外国で同性婚をしている優秀な人が来ないことが多いです。
そのため、日本に優秀な人が集まる機会を失っているとされています。
また、同性婚が増えることで結婚式が増えるためブライダル業界が活性化することが考えられています。
【同性婚の社会的なメリット2】差別の減少が期待される
同性婚を法律で認めることで、差別が減少するのが社会的なメリットです。
LGBTの人は悩みが多く自殺率が高いとされていますが、差別が減ることでその点が改善すると考えられています。
【同性婚の社会的なメリット3】人権意識の向上が期待される
日本は、人権の意識が欧米諸国より低いとされています。
同性婚を認めることで日本人が人権について深く考えるようになることがメリットとされています。
日本において考えられる同性婚のデメリット
【同性婚のデメリット1】人口の減少につながる
同棲で結婚すると、当然ながら子供が生まれることがありません。
そのため、同性婚を法的に認めると少子化が進行することが考えられます。
【同性婚のデメリット2】結婚制度の悪用
結婚をすると、法的にさまざまなメリットがあります。
同性婚が法的に認められると、婚姻制度の悪用が増えることが考えられています。
【同性婚のデメリット3】伝統的な結婚制度の破壊につながる
結婚制度は歴史が深く、同棲での結婚が認められていません。
同性婚が認められることで、歴史的な結婚制度が破壊されることを嫌う人がたくさんいます。
また、「同棲カップルまでは許せるけど、結婚となると話は別」と考える人が多く、同性婚が認められるまで時間がかかることが予想されています。
同性婚を後押しする傾向も多数みられる
同性婚を認める国や地域が増えてきているため、日本で同性婚の合法化を後押しする運動が増えています。
その一方で、同性婚に反対する動きがあるのも事実です。
日本で同性婚が合法化するかどうかは、2019年時点でははっきりとしない状況です。
今後の状況次第で、大きな動きがあるかもしれません。
同性での結婚のメリット・デメリットまとめ
同棲での結婚のメリット・デメリットはさまざまあり、簡単に解決する問題ではありません。
これから社会がどういう方向に向かうか、目を離さないようにしましょう。