デキ婚したけど離婚したい…その理由って?長続きのコツ
「妊娠をきっかけに結婚したカップルは離婚しやすい」と考える人はいるでしょう。
実際にデキ婚の離婚率は高く、約40%といわれていますが、離婚を考える理由には何があるのでしょうか?
今回は、デキ婚カップルの離婚を考える理由と長続きするコツをご紹介します。
デキ婚って難しいのかな?
周囲の理解が得られにくい
日本では交際後に結婚して妊娠をするという流れが一般的なので、デキ婚はまわりから理解されにくい可能性があります。
親が結婚を反対したり、友達から「大丈夫なの?」と心配されたり、知り合いに話をしたら気まずい雰囲気になったりと、喜びの声がなかなか聞かれないことがあるようです。
年齢によっては祝福されやすい
一方で、30代以上のカップルの場合はデキ婚でも祝福の言葉を受けやすいです。
たとえば、長く付き合っている相手との間に子供を授かり、それをきっかけに結婚したという話なら、まわりの人たちは一緒に喜んでくれるはずです。
親もきっと安心するでしょう。
デキ婚したけど離婚したい…その理由とは?
離婚したい理由①夫の本音が分からない
デキ婚は妊娠を機に結婚するため、お互いの気持ちを確かめたり改めてプロポーズをして気持ちの上でけじめをつける機会を逃している場合があります。
そのときはあまり気にしないかもしれませんが、夫婦喧嘩をしたり不満が溜まってきたときに「本当に私のこと好きなのかな…」と不安になります。
その不安が独り歩きして「きっと妊娠したからしょうがなく結婚したんだ」と思い込んでしまい、夫婦間でギクシャクとした雰囲気になり「離婚したい」と考えるようです。
離婚したい理由②子育てが大変
初めての子育てが想像以上に大変で、ストレスから離婚を考える女性がいます。
近くに親が住んでいたり頼れる人がいれば、子育てを手伝ってもらったりゆっくり休む時間や1人の時間を作れます。
しかし、1人で生まれて初めての育児をこなさなくてはいけない場合は心の余裕をなくしがちです。
それに加えて夫が家事や育児に非協力的であったり、話を聞いてくれなかったりすると精神的に追い込まれ、「離婚したい」と考えるようになります。
デキ婚夫婦とデキ婚じゃない夫婦の違い
結婚に対する心構え
お互いに気持ちを固めて結婚をしたカップルと、妊娠をきっかけに結婚したカップルとでは結婚に対する心構えが違います。
前者は自分たちの意志で結婚することを選択したという事実がありますが、デキ婚の場合は自らの意思というよりは妊娠したから結婚を選択しているので、結婚に対する気持ちの持ち方に違いが生まれます。
夫婦水入らずの時間
デキ婚カップルは結婚をしたその瞬間にはすでに妊娠しているため、新婚時代の夫婦水入らずの時間はデキ婚でないカップルと比べて少ないといえるでしょう。
出産が終われば子育てが始まるためさらに忙しさが増し、夫婦で出かけたり話をする機会はますます減ります。
経済的な余裕
デキ婚でないカップルは、結婚に向けて経済的な準備をする時間があります。
しかし、妊娠はある日突然分かるため、貯蓄の計画が狂ったり体調不良で仕事を続けられず収入源を失くしてしまって経済的に困窮する可能性が考えられるでしょう。
お金に余裕がないと心の余裕を失って、「離婚したい」と考えやすくなるので大きな問題だといえるかもしれません。
デキ婚からの離婚を避けたい!長続きのコツ
2人の時間を大切にする
夫婦2人の気持ちが満たされていて、幸せだと感じることが何よりも大切です。
夫婦仲のいい家庭で育った子供は、精神面や学習面においても評価が高いといわれています。
「離婚したい」と思ってしまうのは、心が寂しいからかもしれません。
夫婦の時間を作って一緒に出かけたり、会話を楽しめば夫婦仲が変わるはずです。
感謝の気持ちは大事
結婚してからも、相手に対する感謝の気持ちを持ち続けることは長続きのコツだといえます。
些細なことでも何か手伝ってくれたり、代わりにやってくれたときには「ありがとう」と口に出して伝えましょう。
感謝の気持ちを持つだけでなくきちんと夫に伝えることが重要で、長続きさせるポイントだといえるでしょう。
離婚したいと思ってもよく考えて決めよう!
離婚したいからと言ってすぐ行動に移すと、後悔することになるかもしれません。
それだけ離婚は人生に大きな影響を与えるものです。
夫婦間の気まずさを感じたら、今回紹介した長続きするコツを試してみてください。
それでも離婚したいという気持ちが変わらないなら、少しずつ準備をしておくといいでしょう。