母子家庭同士の結婚ってどうなの?うまくやっていく方法
母子家庭同士で結婚をしたときは、離婚率がそのほかのケースよりも高いとされています。
母子家庭同士で結婚したときに離婚率が高くなってしまうのは、どのような理由からなのでしょうか。
今回は、母子家庭同士で結婚したときにうまくやっていく方法や、離婚率を紹介するので参考にしてみてください。
母子家庭同士の結婚ってどうなの?
「母子家庭同士の結婚をしたときは、離婚率が高くなる」と聞いたことがある方がいるのではないでしょうか。
実際に、母子家庭同士で結婚をするとうまくいかないケースがあります。
もちろん、母子家庭同士で結婚をした夫婦が幸せな結婚生活を送ることができることがあるので、「母子家庭同士だから絶対に失敗する」と悲観的にならないようにしましょう。
母子家庭同士の結婚が不安な理由
【不安な理由1】父親の立場が悪くなりやすいから
両親の仲が悪化することで母子家庭になった人は、母親から父親の悪口を聞かされているケースが多いです。
そのため、自分が結婚する前から「父親は悪い存在」と刷り込まれてしまっています。
母子家庭同士で結婚したときは、どうしても妻の立場が強くなってしまいます。
そのことでおたがいの関係が悪化しやすくなり、離婚につながることが多いです。
【不安な理由2】結婚の悪い部分をたくさん知っているから
母子家庭の多くは、両親が離婚を経験しています。
そのため、結婚生活が失敗しているところを見ているため、「結婚をしても幸せになれない」と思ってしまいます。
このような人は、自分が結婚をしたあとに「結婚生活で幸せになれないのは普通のこと」と考えてしまい、結果的に離婚することが多いです。
【不安な理由3】夫婦の絆を信じることができないから
両親の仲が悪い家庭で過ごしたときは、夫婦の絆を信じることができません。
結婚をしたあとに夫婦の絆をおたがいに信じることができないため、関係がどんどん悪化していって離婚することが多いです。
【不安な理由4】親と同じようになるのではないかと思うから
母子家庭同士で結婚をした夫婦は、おたがいに「自分も親と同じように離婚するのではないか」と不安になっているケースが多いです。
そのため、結婚生活を楽しむよりも不安なことが多くなってしまい、結婚生活が楽しくなくなります。
【不安な理由5】夫婦そろっての夫婦生活が分からないから
母子家庭同士で結婚をすると、おたがいに夫婦そろっての結婚生活のあり方を知らないことが多いです。
そのため、うまく役割分担することができずに、トラブルが発生して別れることが多くなります。
母子家庭同士の結婚!離婚する確率とは?
平成27年度に厚生労働省が発表した統計によると、日本では婚姻件数が63万件で離婚件数が22万件となっています。
母子家庭同士で結婚をしているときは、3組に1組以上の割合で離婚していると考えられます。
30%以上の離婚率と考えると、かなり高い確率といえます。
母子家庭同士の結婚!うまくやっていく方法
【うまくやっていく方法1】自分は親とは違うと自信をもつ
「親と同じようになるかもしれない」と不安になっていると、どうしても結婚生活を楽しめません。
「自分たちは親とは違って幸せな結婚生活を送れる」と自信を持つことで、結婚生活を前向きに楽しむことができるようになります。
【うまくやっていく方法2】夫婦で協力していく
母子家庭同士で結婚をするときは、どうしても男性の立場が弱くなりがちです。
離婚しないためには、おたがいのことを尊重して夫婦で協力していくようにしましょう。
夫婦の絆を感じることができれば、離婚しないで結婚生活を送ることができます。
【うまくやっていく方法3】結婚のメリットを強く意識する
結婚には、メリットとデメリットがあります。
「離婚するかもしれない」と不安になっている人は、デメリットを強く意識しています。
結婚のメリットを理解することで、結婚生活を前向きな気持ちで遅れるようになります。
不安もあるが人それぞれ!
母子家庭同士で結婚をすると別れやすいとされていますが、幸せな結婚生活を送ることができます。
「別れるかもしれない」と不安になり過ぎずに、前向きに結婚生活を送ることが大切です。