焦りは禁物!結婚をして後悔する理由&幸せな結婚のコツ
「幸せな結婚生活を送りたい」と憧れる気持ちの一方、結婚をして後悔する人が多いという事実があります。
今回は、結婚をして後悔する理由と対処法について紹介するので参考にしてみてください。
結婚は人生のなかでもとくに大きなイベントですが、幸せな気持ちの裏腹で「もしかして失敗するんじゃないか...」と不安になることがありますよね。
実は、結婚を後悔する人は一定数存在します。
まずは、結婚を後悔した人がどれくらいいるのかを見ていきましょう。
結婚して後悔する人の割合
半数以上の人が結婚して後悔している!?
一生の愛を誓って結婚したにも関わらず「結婚しなければよかった…」と、後悔している人がいます。
その数なんと全体の半数以上にもなると言われており、ほとんどの人が結婚を後悔したことがあるようです。
結婚相手に不満があるのか、結婚そのものにメリットを感じなかったのか、何か理由があるのでしょう。
しかし、結婚すれば、簡単に離婚できるものではありません。
どうすれば幸せな結婚生活が送れるのかを考えて、結婚の決断をしたり、夫婦生活を営みましょう。
結婚して後悔する理由
愛する人と夫婦になり、その後に子供を作って幸せな家庭を築くことを夢見る人が多いはずです。
だからこそ結婚に憧れる人がいるわけですが、なぜ半数以上もの人が結婚したことを後悔するのでしょうか。
まずは、結婚して後悔する3つの理由を見てみましょう。
理由①:性格・価値観が違いすぎたから
結婚すると、ひとつ屋根の下で生活をはじめますよね。
仕事以外はいつも一緒にいるわけですから「大好きな旦那と一緒にいられて幸せ!」と、思えるかもしれません。
しかし、一緒にいる時間が増えれば、二人の性格や価値観の違いに気づいてしまうことがあります。
たとえば、性格や価値観の不一致は、ストレスの原因であり離婚に繋がる危険があります。
結婚前に、しっかりと二人の性格や価値観を見極めなかったことから「なんでこの人と結婚しちゃったんだろう…」と、後悔している人は多いです。
理由②:理想の結婚生活と違いすぎたから
誰でも結婚に理想を抱いているものですが、実際の結婚生活は、理想通りにいかないものです。
しかし、簡単に理想を捨てることはできませんよね。
「こんなにお金に困るとは思っていなかった」
「家事と育児に追われて自分の時間がもてない」
と、理想の結婚生活と違うことにストレスを感じれば、結婚したことを後悔しても不思議ではありません。
実際に、理想の結婚生活に程遠いことで「結婚しなければよかった…」と、考えている人は多いです。
理由③:できちゃった結婚をしたから
近年、できちゃった結婚が当たり前になっていますが、デキ婚をした人ほど「結婚しなければよかった…」と、後悔しているようです
妊娠しているわけですから、結婚してすぐに旦那の収入だけで生活しなければいけません。
また、病院代や子育て費用を考えれば、経済的に苦しく感じて仕方ないでしょう。
経済的に苦しい結婚生活は、理想の結婚生活とは程遠いですよね。
このように、子供を授かったことに喜ばしいことですが、きちんと将来設計を立てなければ、幸せな結婚生活を送ることが難しくなるのです。
理由④:旦那が家事・育児に非協力だから
結婚後の生活は、夫婦二人で築いていくものです。
「男は外で働き、女は家を守る」という考え方は、今や時代遅れと言ってもおかしくないでしょう。
しかし、いまだに結婚生活における家事や育児を、妻一人に押しつける男性が多いのが現状です。
「私は旦那の家政婦じゃない」
「どうして旦那は家のことに無関心なの?」
と、家事や育児に非協力な旦那を見て、結婚したことを後悔している女性がたくさんいるようです。
幸せな結婚をする人との違い
結婚して後悔する人がいる一方で、幸せな結婚をしている人がいるのも事実です。
幸せな結婚をする人と、どんな違いがあるのでしょうか?
ここでは、結婚を後悔する人と、幸せな結婚をしている人の4つの違いを見てみましょう。
違い➀:計画性
「大好きな彼氏と早く結婚したい」と思うかもしれませんが、愛だけでは幸せな結婚生活を送ることはできません。
幸せな結婚は、しっかりと計画を立ててすべきことなのです。
とくに、お金は重要なことであり、結婚式を挙げるにも、新生活をはじめるにも、それなりにお金がかかります。
また、いずれは家族が増えると考えられるうえに、いつ何が起きてもいいように、しっかりと貯蓄をしておく必要もあります。
お金だけではなく、子供を作るタイミングなど、結婚後のことまで考えて計画を立てているかどうかで、幸せになれるか、それとも結婚を後悔するかが決まるのです。
違い➁:お互いの合意形成
結婚は、夫婦で家庭を築いていかなければいけません。
ということは、自分の勝手な判断で物事を決めることができないのです。
独身時代のように欲しいものを欲しいときに買うことができず、しっかりと夫婦で話し合って決めていかなければいけません。
お金のことに限らず、家事や育児に関することなど、結婚生活は考えるべきことがたくさんあります。
そのたびに、夫婦でしっかりと話し合えるかどうか、二人が納得した形で決断できるかどうかで、幸せな結婚生活を送れるかが決まります。
違い➂:相手を思いやる気持ち
結婚すれば、この先何十年もの時間を一緒に過ごすことになるでしょう。
これだけ長い時間を一緒にいるのであれば、お互いを思いあって居心地のよい関係でいなければいけません。
自分勝手なことをやめて、お互いに思いやりをもって接しているかの違いで、結婚して幸せと思えるか、後悔するかが決まります。
違い④:妥協を分かっているか
愛しあっているものの、二人の性格や価値観には違いがあるものです。
一緒に生活をしていれば、さまざまな問題が起こり、意見がぶつかることもよくあります。
しかし、お互いが自分の意見を主張していれば、話がまとまらずに喧嘩に発展して、夫婦関係がうまくいかなくなってしまいます。
自分の考えを曲げたくない気持ちはわかりますが、結婚生活はどれだけ妥協できるかで、幸せになれるかが決まります。
後悔しない結婚をする方法
結婚は、一生に一度の大きなイベントです。
「大好きな彼氏と結婚できて嬉しい!」
「すごく幸せな結婚生活になりそう!」
と、幸せな結婚生活を思い描くでしょう。
結婚は、人生のなかでもトップクラスに幸せを感じられるできごとですから、後悔したくないはずです。
そこで今度は、後悔しない結婚をする3つの方法を見てみましょう。
方法①:結婚相手に相応しい相手か見極める
結婚すれば、長い時間を彼氏と一緒に過ごすわけですが、彼氏との相性や価値観に大きなズレがあれば、円満な関係を築くことはできません。
また、安定した結婚生活を送るためには、
- 真面目に働いてくれる人なのか
- 安定した収入があるのか
- 優しく思いやりがある人なのか
などの条件に当てはまる相手でなければ、結婚しても幸せになれないのです。
後悔しない結婚をするために、自分の結婚相手に相応しい相手かどうかを見極めたうえで決断しましょう。
方法②:結婚生活のビジョンを明確にしておく
たとえば、夫婦の収入以上の水準で生活をしていれば、あっという間に破産してしまうでしょう。
誰でも結婚に理想を抱いていると思いますが、理想で結婚生活を送ることはできません。
現実を見て、どのような結婚生活を送るべきかを具体的に計画することが、幸せな結婚をする秘訣なのです。
結婚すると決まったのであれば、お互いの収入を報告しあったり、どのような結婚生活にするかをじっくりと話し合ってください。
これからの結婚生活において、夫婦が同じビジョンをもっているか・いないかで、幸福度が変わってくるでしょう。
方法③:精神的・経済的に余裕ができてから結婚をする
これまでに何度もお金のキーワードはでてきていますが、結婚にお金は重要です。
たしかに「愛さえあれば結婚できる」と言われることがありますが、現実の結婚生活は、お金がなくてはうまくやっていくことができません。
結婚式の費用もそうですが、家賃・光熱費・食費・通信費など、お金がなくては生活することができないのです。
また、これから子供がほしいと考えている夫婦であれば、出産費用や、子供が成人するまでに、何千万単位でお金がかかります。
さらに、今後家族が病気や怪我をする可能性がありますので、今のうちから貯金をしておかなければいけません。
経済的な余裕は精神的な余裕に繋がり、精神面は幸せな結婚生活に繋がります。
お金がないから結婚してはいけないと言えませんが、やはり経済的・精神的に余裕がある状態で結婚すると、幸せを感じられるでしょう。
結婚前に決めておくべきこと3選
せっかく結婚したわけですから、後悔したくありませんよね。
そのためには、結婚前からしっかりと計画を立てておくことが大切です。
そこで今度は、結婚前に決めておくべき3つのことを紹介します。
ストレスなく、円満な結婚生活を送ることができるのではないでしょうか。
決めておくべきこと➀:家事・子育てについて
結婚すれば、夫婦や家族としての生活がはじまります。
毎日料理をしたり、洗濯や掃除をする必要がありますが、これらは夫婦で協力すべきことです。
しかし、世の男性は「家事は女がするもの」と思っているため、妻一人に家事や育児を任せる傾向があります。
実際に、家事や育児に関する不満を抱えている女性は多く、結婚生活における大きなストレスになっており「なんで結婚したんだろう…」と、後悔する原因になるのです。
「旦那が家事を手伝ってくれない…」
「私は旦那の家政婦じゃない!」
「自分の子供なのにどうして育児をしてくれないのよ…」
と、家事や育児のことで不満を抱えないために、結婚前に家事や子育てについてのルールを決めておきましょう。
- 料理は妻で、洗い物は旦那
- 洗濯は妻で、掃除は旦那
- 普段の子育ては妻で、お風呂は旦那
と、家事・子育てを分担制にしておくと、不満のない結婚生活が送れるはずです。
決めておくべきこと➁:お金の管理について
結婚生活において、お金はとても重要です。
お金がはいった分だけ使っていれば将来に不安を残しますので、貯金をしながらお金を上手に使わなければいけません。
経済的な不安があるか・ないかは、精神的な不安や夫婦関係に大きな影響を与えます。
そのため、結婚前にお金についてしっかりと話し合いましょう。
- 共働きをするのか
- どちらが家計を管理するのか
- どのようなお金の使い方をするのか
- どれくらいのペースで貯金をするのか
- お小遣いをいくらにするのか
上記の点は、お金について話し合うべきポイントです。
夫婦によって、話し合うべきお金のことはたくさんあると思いますので、しっかりと結婚前にお金について取り決めをしておきましょう。
決めておくべきこと➂:子作りのタイミングについて
「結婚すれば子供を作る」という考え方は、はっきり言って今の時代に通用しません。
とくに男性は「結婚はするけど子供はいらない」と考えている人が多いですので、結婚前にきちんと話し合っておかなければ、結婚したことを後悔するでしょう。
- 子供がほしいのか
- どのタイミングで子供を作るのか
- 育児休暇はどちらが取るのか
上記の3つは、結婚前に話し合うべき内容です。
子供に対する彼氏の気持ちを聞いてから、本当に結婚すべきなのかを考えたり、幸せな結婚が送れるのかを判断しましょう。
結婚生活を成功に導く方法
せっかく結婚したわけですから、幸せになりたいですよね。
そのためには、結婚前に二人で話し合って、決めるべきルールを作っておくことが大切です。
また、結婚生活を成功させるためには、いくつかコツがあります。
ここでは、とくに大事なことを3つ紹介しますので、幸せな家庭を築くために活かしてみてください。
方法①:夫婦のコミュニケーションを絶やさない
夫婦の愛を一生続けるためには、日頃からしっかりとコミュニケーションをとることが大切です。
ご飯を食べるときにその日にあったできごとを語り合ったり、会えないときはLINEを使ってもいいでしょう。
また、会話やLINEだけではなく、手を繋いたりキスをしたりと、スキンシップをとることも忘れてはいけません。
スキンシップは、よくも悪くも夫婦関係に大きな影響を与えることであり、もしセックスレス夫婦になれば、離婚の危機に直面してしまうでしょう。
また、スキンシップは、相手の気持ちや考えていることがわかる方法です。
しっかりと夫婦のコミュニケーションをとって、円満な夫婦でいられれば、幸せな家庭が築けるでしょう。
方法②:何事も共有する
夫婦というのは、一心同体の関係にならなければいけません。
同じ気持ち・同じ考えをもっていないと、意見がぶつかりあって喧嘩をしたり、価値観が合わないと感じて気持ちが冷めたりと、結婚生活がうまくいかなくなるのです。
一心同体の関係になるためには、いいこともわるいことも、お互いの気持ちや考えを共有することが大切です。
とくに、相手に対する不満をため込めば、あなたのストレスが大きくなり、修復できないほどの問題に発展する恐れがあります。
たとえば「どうして家事を手伝ってくれないのよ!」と一人で不満をため込むのではなく、
「一人で家事をするのは大変だから、もう少し協力してほしい」と打ち明けることを心がけてください。
あなたのストレスが溜まる心配もなく、相手に自分の気持ちを知ってもらえるでしょう。
「病めるときも健やかなるときも…」と結婚式の誓いの言葉のように、どんなことも共有できる夫婦を目指してくださいね。
方法③:自由な時間を作る
結婚すれば、家族と過ごす時間を大事にして当たり前ですよね。
休日は夫婦で買い物へ出かけたり、子供のお世話をしたりと、自分の時間をもつことができなくなるでしょう。
幸せな家庭を築くためには、夫婦お互いに何かを我慢していかなければいけません。
しかし、結婚しても一人の人間に変わりはないわけですから、一人でゆっくりしたり、友達と楽しんだりと、自由な時間をもたなければ心のバランスを保つことができなくなります。
ときには気分をリフレッシュさせる時間をもって、いつまでも円満な家庭でいられるようにしましょう。
お互いの不満がでてきたらどう対処する?
結婚生活を送っていれば、パートナーに対して不満を感じることがでてくるものです。
とくに、結婚生活が長くなるほど、パートナーの価値観だったり、お金の使い方だったり、子育てに対する姿勢など、さまざまなことに不満を感じてしまいます。
しかし、夫婦がお互いに不満をもっていれば、喧嘩に発展する可能性が高く、気持ちも冷めてしまう恐れがあります。
パートナーに不満を感じたときは、いったいどう対処すればいいのでしょうか?
今度は、お互いに不満がでてきたときの対処法について見てみましょう。
方法①:きちんと思いをぶつける
どれだけ幸せそうな夫婦であっても、大なり小なりパートナーに不満を抱えているものです。
それでも幸せを感じられるかどうかは、不満を溜め込んでいるのか、それとも不満をぶつけているのかの違いによります。
不満をため込めば、喧嘩にならなくても根本的な解決がされているわけではありません。
限界までストレスが溜まり、爆発したときは、取り返しのつかない状況になる恐れがでてきます。
どれだけ小さな不満であっても、きちんとパートナーに思いを伝えて解決しましょう。
夫婦の問題も自分のストレスも、ため込んだところでマイナスにしかなりません。
方法②:気分転換をする
お互いに不満を感じている状態では、冷静にパートナーの話を聞くことができないでしょう。
すべての発言が言い訳に聞こえて「本当に旦那がムカつく!」「もう旦那と一緒にいられない」と、極端な考えをしてしまうかもしれません。
感情が高ぶったときは、一度旦那のことを忘れるために、ほかのことで気分転換をしてみてください。
友達と買い物をしたり、体を動かして汗を流したりと、別のことに意識を向ければ、イライラを抑えることができるはずです。
そのためには、自分の時間をもって定期的にリフレッシュすることが大切です。
実際に、円満な夫婦ほど、リフレッシュする時間をもっているようですよ。
方法③:少しだけ距離を置いて冷静になる
夫婦は、誰よりも信頼している関係であり、なおかつ自分が唯一気を許せる相手ですよね。
だからこそ、よくも悪くも甘えてしまうでしょう。
実際に、パートナーに不満を感じたときに「あなたの意見はどうでもいいの!私の気持ちを聞いてほしいの!」と、自分の意見を押し通そうと甘えたことがある人は多いのではないでしょうか?
しかし、夫婦がお互いに不満を感じているときは、自分の気持ちは置いておいて、相手の気持ちを聞いてあげなければいけません。
自分の気持ちを押しつけていれば、それこそ夫婦の信頼関係が壊れてしまいます。
感情的な状態では、うまく話し合うことはできませんので、少しだけ夫婦で距離をおいて冷静になりましょう。
冷静になることができれば、相手の気持ちを聞くことができて、しっかりと問題を解決できるはずです。
さいごに
結婚をして後悔する理由や、幸せな結婚をするコツを中心に紹介しました。
結婚に憧れる人が多いと思いますが、実際の結婚生活は、理想だけでうまくいくものではありません。
幸せな結婚をするためには、結婚する前から二人で今後の将来設計をしっかり立てることが大切です。
幸せな家庭は、夫婦二人で作りあげるものです。
しっかりと、夫婦二人で歩幅をあわせながら歩いていってくださいね。