第1位は浮気?性格の不一致?スピード離婚の原因トップ3
新婚旅行で幻滅して空港で離婚してしまったり、授かり婚で形式的に結婚したもののすぐ離婚するケースなど、人生と同じ数だけ離婚原因はあるのです。
スピード離婚をしないためには、いったいどんなことに注意すればいいのでしょうか。
ここでは、よくありがちなスピード離婚の原因や、スピード離婚を回避するために必要なことなどをご紹介します。
基本は1年以内!スピード離婚の定義
スピード離婚とは結婚したばかりなのに離婚することをいい、明確な定義はないようですが、およそ3年以内の離婚はスピード離婚といわれているようです。
もっとも多いスピード離婚の期間は1年以内で、もっとも短いスピード離婚は3時間とのことです。
3時間で気持ちが変わるほどの大事件があったのでしょうが、世の中は広いものですね。
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性格の不一致と浮気で離婚するケースが多い
相手をしっかり理解できないうちに結婚して失敗
性格の不一致が主な離婚原因になっていることから、お互いを理解せず結婚してしまってる現状がうかがえます。
昔と違って自由恋愛で好きな人と結婚できるようになったとはいえ、年齢的な制限や予期しない妊娠などで早急に結婚してしまい、違和感を拭えずスピード離婚になるようです。
期待を裏切られてストレス解消で浮気に走る
結婚に夢を持ち過ぎていたり、結婚を機に相手の性格が変わると思い込んでいると、期待を裏切られたはらいせに不倫することがあるようです。
また、結婚前から二股をかけていたり倫理的な意識の欠如で結婚後も浮気を続け、不倫発覚後にスピード離婚の原因になることがあるそうです。
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これで別れる!スピード離婚の原因トップ3
性格の不一致
スピード離婚の原因トップ3のうちの1つは、性格の不一致です。
結婚前の交際期間が短いと、相手のよそいきの顔に騙されて判断を誤る原因になるようです。
相手の本質を見抜くためには時間が必要ですので、お互いに素が出せるようになるまでは交際を続けたほうがいいかもしれません。
結婚のリアルが想像とちがった
結婚するとすべてがいいほうに変わると思っていると、リアルな生活にショックを受けてしまうかもしれません。
生活費を切りつめて買い物を我慢しなければならず、夫は結婚しても性格は変わりません。
賢く家庭を運営していかないと生活ができませんので、徐々に絶望感に襲われスピード離婚の原因となるようです。
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不倫された
頭に思い描いた結婚生活と現実のギャップが大きいと、結婚自体が嫌なものに感じられてしまい、破滅願望のあらわれで浮気に走ってしまう人がいるようです。
結婚相手が浮気すると、とくに新婚の頃は許せない気持ちが強く、スピード離婚の原因となります。
スピード離婚のメリット・デメリット
メリットその1. 「時間のロスをなくせる」
最近では離婚にあまりデメリットがありませんので、冷めた夫婦関係を無理に続けるよりは、離婚して新しい相手と再婚したほうがよいという考えかたの人が多いようです。
流行りの整理整頓術とおなじで、ときめかないものは捨てるべきなのです。
嫌いな人と一緒にいる時間は無意味です。
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メリットその2. 「離婚時の財産分与などが楽」
スピード離婚をすれば、共通の財産がまだ少ないので離婚に関する複雑な取り決めがあまりなく、事務処理が楽に済むでしょう。
子供がいなければ、親権で揉めることもありません。
離婚にかかる時間や費用がおさえられ、裁判に発展する可能性は低いはずです。
メリットその3. 「精神的負担が少なくて済む」
夫との関係がこじれないうちにスピード離婚してしまえば、精神的負担が少なくなります。
関係改善が見込めないまま夫婦生活を続けていくと、自覚のないうちに精神的に影響が出て新しいことに挑戦する意欲が失われます。
また、過度なストレスが長期間かかると体に支障が出てしまいます。
酷くなると40代でも脳が萎縮するといわれており、できるだけ早い段階でストレス軽減の努力をすべきであるとされています。
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デメリットその1. 「世間体が悪く恥ずかしい」
スピード離婚は、当然メリットばかりではありません。
上の世代の人からはスピード離婚は評判が悪くなりますので、親や祖父母や高齢の親戚などにスピード離婚のニュースを伝えるのは大変でしょう。
職場でも、年配の上司からの評価がさがる原因になるかもしれません。
とはいえ、昔からスピード離婚は多かったようですので、あと15年ほどたてばスピード離婚は普通のことになるかもしれません。
デメリットその2. 「勘違いで早まった決断かもしれない」
嫌な夫と無理につきあうのは時間の無駄ですが、夫を嫌いになった原因が勘違いの場合は、早まった決断で後悔する可能性があります。
借金や暴力や反社会的行為などの目立った問題がない夫であれば、結果的にいいパートナーである可能性がありますので、しばらく我慢してみましょう。
しっかりコミュニケーションできるようになれば、大事なときに立派な判断をしてくれるいい夫だと思えるようになるかもしれません。
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恥ずかしくて後悔...スピード離婚を回避する方法
2人でよく話しあう
夫婦関係を改善するためには、とにかく話しあいが必要不可欠です。
日々の簡単な会話はスキンシップとして大切ですが、じっくり本音で語りあうことがなければ表面的な薄い関係しか築けません。
夫婦だからといって同じ考えかたをする必要はありませんので、とにかく話しあいましょう。
必要なのは相手の考えかたを理解し、お互いの考えかたや嗜好をトレース可能にすることなのです。
夫婦が深く理解しあえれば、離れていても「夫だったらこうするはず」「妻だったらこうするはず」というリアルなシュミレーションが可能になり、心に余裕が生まれます。
一緒にカウンセリングを受けにいく
スピード離婚を回避するために、自分達でできることを全部やり尽くしても夫婦関係がうまくいかないときは、カウンセリングにいくといいかもしれません。
虫歯が歯医者でしか治せないように、夫婦関係の問題はカウンセリングで改善するしかないでしょう。餅は餅屋です。
カウンセリングの問題点は、いいカウンセラーに出会えるかどうかです。
クチコミや評判を参考にして、自分達にあったカウンセラーを探しましょう。
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円満調停をしてみる
収入印紙1200円分で、家庭裁判所での夫婦関係調整調停(円満調停)ができるようです。
円満調停は夫婦双方から事情を聞き、夫婦円満でなくなった原因を突き止めて、これから2人がなにをどう改善すればいいかという解決案をアドバイスしてくれます。
興味がある人は、お近くの家庭裁判所に問いあわせてみてください。