専業主婦が見栄を張りたくなる理由って？ママ友の付き合い方

専業主婦の大きな問題といえばなんといってもママ友とのお付き合いでしょう。仕事をしてないので人間関係の構築がどうしてもママ友だけに偏ってしまうのが専業主婦の辛いところです。

見栄の張り合いとも思えるママ友との付き合ですが、ないがしろにしてしまうと子供の友達作りに影響するのではないかと思い嫌々付き合っている人も多いでしょう。

見栄の張合いをするママ友との関係をずっと続けていてはあなたのストレスが溜まってしまうばかりです。どうすれば見栄を張らずに済むのか考えてみましょう。

専業主婦のママ友がめんどくさいと思う1番の理由はママ同士による見栄の張り合いが手に取るようにわかることです。家庭の経済力でママ友カーストを作り上げ、経済力がある家庭のママが保護者などで権力を握ることもあるようです。

周りから貧乏な家庭と思われたくない思いと少しでもカースト制の上位のグループに入りたいという2つの理由から見栄を張ってしまうのでしょう。

専業主婦というステータスに優越感を持つ理由としては「自分が稼がなくても旦那の稼ぎだけで家庭が成り立っている」ことと、「そのくらいの経済力がある旦那をゲットできた」ことです。

金銭的に不自由なく暮らせる結婚は女性にとって理想です。その理想を手に入れた専業主婦にとって承認欲求を満たすためには多少の見栄は必要なのです。

気が緩んだ時に見栄がバレたケースがしばしばあるようです。そこで、リアルな家庭事情を見られてしまったというママ友に悩む専業主婦たちの失敗談をご紹介します。

いつも買う野菜やお肉は国産と決めていると常にママ友との会話の中で話してきたのですが、本当は見切り品や値引き品を見つけると外国産でも関係なく買っています。その姿をママ友に見られてしまい「外国産も食べるのね」と嫌味を言われ見栄だとバレました。

子供の運動会があり、白いワンピースを着てハイヒールを履き片手にレースの日傘を持ったスタイルで応援しに行きましたが、あまりの場違いさに浮いてしまいました。見栄を張ることだけを考えてしまい、常識に欠けていると思われてしまったようです。

旦那とお金のことで喧嘩をした翌日、それを聞いていた息子がママ友のいる前で「今日の夕飯は昨日のカレーでいいからね、お金あんまり使わないでね」とお金の心配をしてきました。お金の話に敏感なママ友たちの冷たい目線が忘れられません。

高い買い物が続いた時に旦那から「自分の小遣いくらい稼げ」と怒られこっそり内職を始めたのですが、ママ友が家に遊びに来たときに「専業主婦やめて働くの？」と聞かれてバレてしまいました。

専業主婦同士のママ友がお互いの家庭の経済力を比較し合うことは、言ってしまえば下品な行為そのものです。しかし、本人たちは、自分たちがいかに裕福な暮らしをしているかという見栄の張り合い夢中になり常識的な思考を見失ってしまい教養のない行動をとってしまいます。

見栄を張ることをやめたいのであれば、ママ友の輪から離れるかもしくは周りからどう思われているか客観的に見る目を養いましょう。自分たちがいかに中身のないことをしているかがわかるはずです。また周囲がどう思っているか意識してみましょう。必死な見栄の張り合いをしているママ友の姿に周囲は失笑しているかもしれません。

専業主婦のママは全員が見栄っぱりではありません。カースト制などに興味がなく自分をしっかり持った方や深い関わりを持たないような立ち回りが上手い方もいます。一緒にいて楽と思える友達を見つけましょう。

自分の家庭がよく思われたいがために見栄を張ることに必死すぎて、肝心な子供のことを忘れてはいませんか？専業主婦にとってママ友作りとは子供がその場に慣れるようにサポートすることも目的の1つではないでしょうか。サポートすることを忘れて自分本位になっていては子供がかわいそうとしか言えません。

なぜ辛い思いをしてまで見栄を張らなければいけないのでしょうか。それは単純に周囲の目が気になるからではないでしょうか。周囲の目が気になるということは、自分の家庭が幸せだと思えていない証拠です。

もし自分が良い家庭を築けていると思ったらわざわざ裕福な家庭と思われようとむだな努力はしません。今置かれている環境や家族のありがたさに気づきましょう。