セクハラをする人の心理とは?こんな特徴がある人は少し注意!
あなたの周りにはセクハラをする人はいませんか?あなた自身がセクハラ被害にあってはいないでしょうか?
セクハラの問題は年々増加しています。ですが、全部なくすことはとても難しいので、なるべく自分で防いでいくことが必要になります。自分の身を守るためにも、セクハラをする人の心理と特徴を覚えて、危険を感じる人からは距離を置くようしましょう。
セクハラは告発がしにくい
セクハラは職場やアルバイト先、学校でよくおこります。セクハラする人にとってはコミュニケーションの1つとして軽く考えている可能性もあります。
される側にとって嫌悪感を感じることがあればその時点でセクハラが成立します。ここで告発をして、セクハラしてくる人をその場から追い出すことができれば簡単なのですが、世の中そう簡単にはいきません。
セクハラする人の多くは職場の上司や同僚であったり、お客さんであったり、告発しにくい立場の人がほとんどです。たとえ告発したとしても、その後の自分の立場を考えると肩身が狭い、なんてこともしばしば。
さらには、同じセクハラ発言をしても、人によってセクハラだと感じたりそうではないと感じたりさまざまなので、自分が過敏になりすぎているのではという不安を抱える人も多いのです。
また、しょっちゅうセクハラをされる感じでなければ「まあ、いいか」と自分が我慢して終わらせてしまうこともよくあるそうです。告発するに至らないセクハラは本当にたくさんあるんです。
そんなセクハラを放っておけば、被害者にとって大きなストレスになり最悪PTSD(トラウマ)として心に大きな傷を作り異性不信に陥る可能性があります。
悲しい思いをする女性が少しでも少なくなるよう、セクハラする人の心理や特徴をご紹介していきます。セクハラ被害から自分を守るためにもぜひ最後までご覧くださいね
セクハラをする人の心理
心理① 男性としての誇示や自信
セクハラする人の心理として、まずは「男性としてのプライドの誇示」や「自分はまだ若い(性的に現役である)」という気持ちが強い傾向があります。
自分は立場が上だから部下の女性のことを自由にできるという男尊女卑に似た考え方や、性的欲望を発散させているパターンです。
あるいは「自分に自信がない」からセクハラするという人もいたりします。男性としての自分に自信がなく普段異性と接触することが少ないため、職場などで立場が上であることを利用して異性への性的な扱いを正当化してしまうしまうのです。
そういった考え方をする人は要注意です。たとえセクハラに対し抗議し「上司としては好きですが異性としては何とも思っていません」ということを言っても、「好き」のレベルを理解できない人が多いのです。
そういう人は「好き=性的に接触してもOK」という極端な発想にいきやすいのでできるだけ距離をとるか第3者に介入してもらうようにしましょう。下手に「嫌いです」というと逆上して状況がこじれて面倒なことになるかもしれません。
心理② 単なるコミュニケーションの可能性も
人によってはセクハラに思われる行為も単なるコミュニケーションの1つであるという人もいるでしょう。やたらフレンドリーだったりボディタッチが多く人と人との距離が近いので相手によってはセクハラと思われることもあります。
誰にでも距離の近い付き合い方をしているのなら「あのひとはそういう人なんだ」とあまり深刻に考えなくてもいいでしょう。
しかし、自分自身がそういった距離の近い付き合い方に苦痛を感じているのなら、「人に触られるのはあまり好きじゃない」と申告したりボディタッチされないくらいの距離感で付き合うようにしましょう。
いたら注意!セクハラをする人の特徴
セクハラをする人の心理はお分かりいただけましたか?つぎは、セクハラをする人の特徴をご紹介します。全てが当てはまる訳ではありませんが、普段の立ち振る舞いから予測される「セクハラする人」への警戒心を持つことは自分自身の身を守ることにも繋がります。
特徴① 傲慢・強引な態度
普段から傲慢・強引な態度が多い人は要注意です。立場が上なことを利用して女性を服従させるような行為や発言をしたりします。
こちらが反抗しても「俺は悪くない」「嫌よ嫌よも好きのうちだろう」といってセクハラを続ける可能性があります。
黙ってセクハラを受け入れてしまうと支配欲をより強めてしまうので、なるべく早い段階できっぱりと拒絶する、転職するなどの対応が必要です。
特徴② 家庭の不満ばかり言う
家庭内で父親、異性としてきちんとした立場を作れていない男性は、家庭以外のところで威厳を保とうとします。
家庭の不満といっても、のろけに聞こえる程度のものだったらあまり問題はありませんが、妻の文句をずっといっていたり帰宅するのを嫌がったりしている人は注意が必要です。
特徴③ 人の話を聞かない
こちらが何をいっても話を聞かず、自分の意見を押し通そうとしたり自分に都合のいい解釈をするような人も要注意な特徴です。
そんな人にセクハラの抗議をしても「最初に嫌だって言わなかったから良いのかと思った」「心が狭いな〜」などといって自分の非を認めません。
セクハラをされないための予防策
セクハラをされてしまう女性というのは優しそう、気弱そう、反抗しなさそうといったおとなしいイメージの人が多いと思います。
セクハラをされないために、その逆を意識してみることで多少はセクハラを減らすことができるでしょう。男っぽい振る舞いや反応をすることでセクハラする人の期待を裏切っていくことも効果的です。
また、女子同士でグループをつくり、セクハラしたら社内中に噂を流してやるぞという雰囲気を醸し出すのも1つの手です。
言葉や行動に出しづらいという方は、セクハラ対策の本(なんでも構いません)を机の上にぽんと置いておくことで男性陣に少し警告を与えることができます。
まとめ
セクハラする人の心理や特徴をご紹介させていただきましたが、いかがでしたか?
セクハラ問題は、完全になくすことが非常に難しい問題です。しかし、あなたが泣き寝入りしないように、セクハラする人を見極め対策をとっていくことが必要になってきます。
もし今セクハラで悩んでいるのだとしたら、1人で悩まずに職場の信頼できる人か公的機関に相談して然るべき処置をとってもらいましょう。あなたは悪くないのですから我慢したりためらう必要はないんですよ。
最後までご覧いただきありがとうございました。