セクハラされやすい人には特徴がある!?セクハラをされない人との違い
頻繁なボディタッチや無神経な下ネタなどなど、職場でのセクハラは本当に不愉快です。でも周囲を見てみると、自分だけがターゲットにされているみたい…。
セクハラされやすい人っているのでしょうか?今回はセクハラされやすい人の特徴と解決方法をご紹介します。
セクハラは告発がしにくい
セクハラは告発しにくいものです。大きな理由は報復が怖いということです。セクハラ行為が上司や顧客からの場合、告発は相手の顔をつぶすことになりますから、当然、関係は悪くなるでしょう。
たとえば無視される、指導してもらえないなど、自分にとって仕事がしにくいマイナスな状況になるのは明白です。
また、性的な嫌がらせであることから、「恥ずかしい」「大げさにしたくない」という気持ちが働くのは無理もないことです。
セクハラを自分一人で抱え込んでしまってはいませんか?
セクハラをされやすい人の特徴を3つご紹介します、不安な人は、自分がセクハラをされやすい人の特徴に当てはまっていないかチェックしましょう。
セクハラをされやすい人の特徴
特徴その① おとなしい
セクハラをされやすい人の特徴一つ目はおとなしい性格であることです。説明するまでもなく、迷惑だという気持ちを言葉にできないタイプ。
セクハラを受けても、まさか自分が被害に遭うとは思っていないことも多く、ずるずるとセクハラ行為を見逃してしまいます。
セクハラをされやすい人は、優しすぎる場合がほとんどです。
特徴その② 人当たりがいい
セクハラをされやすい人の特徴二つ目は、誰に対しても明るく人当たりがいいことです。
場の空気や相手との関係を悪くしないよう、気配りができる人もまた、セクハラのターゲットになりやすいでしょう。
たとえば無神経な下ネタにも軽くのってあげたり、過剰なボディタッチも笑って済ましてしまったり…。わずかな隙につけ込まれてしまうのです。
特徴その③ 露出度が高い服装
セクハラをされやすい人の特徴三つ目は、オフィスで露出度が高い服装を着ていることです。
露出の高い服装はガードがゆるい人という印象を持たれがちです。さらに明るくノリのいい性格だと、不愉快に感じてもそうとは言えず、セクハラしてくる相手が調子にのるという結果になります。
セクハラをされにくい人の特徴
セクハラをされにくい人は上記で紹介した特徴と真逆の特徴をもったタイプです。総合的には悪いことは悪いと、毅然とした態度で言える人です。
悪いことと知りつつセクハラ行為に及んでいる人ももちろんいますが、そうとは気づかずに行っている場合も多いのです。
セクハラをされにくい人になる方法
自分の気持を伝えられる人になる
セクハラされやすい人はよく、笑い混じりの「やめてくださいよ~」なんて言葉を口に出します。しかし、あなたが心の中で深く傷ついていることが伝わりません。
言葉は「迷惑です」でも「やめてください」でもなんでもいいですが、真顔でピシッと伝えることが大事です。
ただし、これまでの仕返しとばかりに責め立てるのはNG。今後も良好な関係でいるために、セクハラ行為を受けたその場で、ひと言だけの抗議に留めるのもポイントです。
職場にふさわしい服装、言葉遣いをする
セクハラをされやすい人は露出の高い服を着ている場合が多いです。
シャツのボタンは上まできちんと止める、ボディラインが強調されるような服は避けるなど、職場では性を意識させすぎない服装を心がけましょう。気になる人だけでならともかく、その他大勢の視線まで集めてしまいます。
言葉遣いもくだけすぎないよう注意が必要です。「もしかして気がある?」などと勘違いさせている場合もあります。
セクハラをされて悩んだときは!
毅然とした態度で、嫌と伝えるのが大事なことは、前にお伝えした通りですが、それでも行為がやまなかったり、逆にエスカレートする場合もあります。
セクハラ行為がエスカレートする場合は、「これはセクハラですよ!」と、付け足すことで効力が増します。他にも被害にあっている女性がいれば、一緒に抗議するとよいでしょう。
ハッキリと指摘することで、自意識過剰だと思われるのではないか、という心配もあるでしょうが、もはやこの先の対処法としては、異動を願い出るか職場を変える、あるいは相手を訴えるしかありません。
しかし告訴となれば、被害者とは言えあなたは職場に居づらくなってしまいますし、相手にとっても事態は深刻になるはず。告訴は最終手段として、まずはしっかり話をつけましょう。
さいごに
今回はセクハラされやすい人の特徴、対処方法をご紹介しました。
セクハラをされやすい人は、相手から甘く見られている点が共通しています。男性の多い職場では、パーソナルスペースを意識的に広く取り、服装などつけ込むスキを与えないことでセクハラは少なくなるはずです。