離婚したくない理由とは?仮面夫婦でも離婚しないワケ
夫婦関係がうまくいっていないのに、離婚しない夫婦が多いようです。
離婚にはデメリットやリスクがあるので、避けたいと思いますよね。
今回は、男女別に離婚したくない理由と離婚するデメリットとリスクを3つまとめました。
また、絶対に離婚したくない人に役立つ回避法も紹介するので参考にしてみてください。
男女で違う!離婚したくない理由とは
夫婦関係がよくなくても、離婚だけは避けたい夫婦がいると思います。
うまくいっていないのなら、離婚したほうがいいのではないでしょうか。
次は、仮面夫婦状態でも離婚したくない理由を男女ともに紹介していきます。
女性が離婚したくない理由① 経済的な不安
女性が離婚したくない理由として多いのは、経済的問題でしょう。
シングルマザーとして子供を支えていかなければならないため、離婚後に子育て・仕事を両立できるのか不安を抱え込むことになってしまいます。
旦那がいれば安定した収入が入るので、離婚を避ける女性が多いようです。
子供がいる場合は、将来のことを考えたときに不自由な思いをさせたくないので我慢するのでしょう。
女性が離婚したくない理由② 子供と別れたくない
男女共通の離婚したくない理由になりますが、愛するわが子と離れたくないので離婚しない夫婦が多くいるようです。
夫婦ともに、「パパ・ママがいなくて寂しい思いをさせてしまうのではないか」「会えなくなったら耐えられない」という思いがあるので踏みとどまります。
自分の気持ちを犠牲にしてでも、子供の幸せを願って離婚したくない夫婦が多いのでしょう。
女性が離婚したくない理由③ 愛情が残っている
離婚したくない理由は、まだ「旦那が好き」という気持ちがあるからです。
喧嘩・揉めごとがあったときは、「離婚する!」「もう限界」と感情的になりがちですが、冷静になって考えたときに、「自分にも非があったからやり直したい」という気持ちが芽生えて離婚しないことがあります。
「旦那は大切な存在だ」とあらためて愛情を確認できます。
男性が離婚したくない理由① 世間体が気になる
男性が離婚したくない理由の上位にくるのが、世間体が気になるからです。
職場での噂話は、1週間もあれば全員に回るといわれています。
人間関係などに悪影響を及ぼすので、離婚したくないという男性が多いです。
何を選択するのが自分にとってよいのか考えることが大事でしょう。
親族関係でも離婚ができない人がいますが、きっぱり決断することが重要となってきます。
男性が離婚したくない理由② 未練がある
男性が離婚したくない、理由は未練があるからです。
つい張り合ってしまったけれど、離婚するほどではないと思っていることがあります。
一人で考えたときに、「そんなつもりはなかった」「つい感情的になって…」と自分の発言・行動を後悔します。
まだ愛情が残っている妻に離婚を告げられないように、感情に任せた発言は気をつけましょう。
仮面夫婦や別居でも夫婦を続ける理由
別居状態にあっても夫婦を続ける理由は、双方が離婚条件に納得していないことが大きいようです。
別居していても生活保持義務があるので生活費用を請求することができますが、離婚してしまうと義務がなくなるので、解決するまでは離婚をしないのでしょう。
お互い1人の時間を作ることで、修復できる可能性が高くなります。
離婚をするデメリットとリスク3つ
離婚するデメリット① 子供に辛い思いをさせる
子供が成長していく中で、ふとした瞬間に「なんでパパがいないんだろう」「自分はみんなとは違うんだ」と辛い思いをさせてしまうでしょう。
愛情をたっぷり注いでいても、夫婦参加のイベントなどにいつもママしかいない状態は、幼い子供ながら寂しい気持ちを抱くと思います。
本当にやり直すことができないのか、いい方法はないのか相談したうえで離婚を決めていきましょう。
離婚するデメリット② 生活が厳しくなる
経済面を旦那に支えてもらっている人が多いですが、共働き夫婦と比べると収入が半分以上変わってきます。
覚悟して離婚をするとは思いますが、想像以上に厳しい状態になることがあります。
男性は家事をすべて一人でこなさなければいけませんから、食事・掃除・洗濯などをやってみたときに妻の大変さを感じるでしょう。
離婚するデメリット③ 慰謝料・養育費を発生する
男性が離婚するデメリットになりますが、親権が妻に渡ったときに慰謝料・養育費などを請求されることがあります。
「離婚したから関係ない」ではなく、養育費に関しては子供が成人するまでは支払う義務があります。
離婚するときに話し合いをして理解することが大事です。
詳しい情報が知りたい人は、解説サイトがあるので確認してみましょう。
離婚するリスク① 職に就きにくい
女性側のリスクは、子育てをしながら職を探さないといけないことです。
「勤務時間に休みをもらいやすい」など譲れない条件があるかもしれませんが、条件を絞りすぎると決まりづらくなります。
そのうえ、子供が幼いと仕事が見つからないリスクを負うでしょう。
離婚する前に、住居・仕事や子供を預けられる場所など確保が大切です。
実家に戻る場合は、親にお世話を頼めるのでいいかもしれませんね。
離婚するリスク② 再婚できる可能性が低い
バツイチと知るだけで反対する親族が多く、離婚後に再婚できる可能性は低くなるといわれています。
子供がいる場合は、トラブルの元凶となる可能性があるかもしれません。
また、離婚原因が自分にある場合は同じ理由で離婚を切り出されることがあります。
うまくいかないことが多くなるので、再婚は慎重に考えましょう。
離婚するリスク③ 子供に会えなくなる
元妻・元旦那に子供との面会を拒否されたら、会えなくなる可能性が高くなるので、離婚条件を決めるときに月1回の面会だけでも許可をもらいましょう。
最悪、相手が再婚したときは二度と会えなくなるかもしれません。
子供の成長は早くてあっという間に大人になるので、何回も見れるものではありません。
別れたくない...離婚をしないで済む方法
離婚しなくて済む方法は、話し合いをしてルールを決めることです。
まずは、「離婚したくない!」という意思をしっかり伝えましょう。
具体的な理由や改善することを伝えて、話し合いを通しこれから生活するうえでのルールを決めます。
ルールは、家事を手伝う・感謝を口に出すなど小さなことでいいです。
お互いが納得する結論をじっくり話し合うことが大切です。
離婚したくないと考える夫婦は多い!
離婚にはデメリットやリスクがたくさんあるため、「どうにか離婚だけは避けたい」と考える夫婦が多くいることだと思います。
離婚したくない理由があっても、共通して子供に辛い思いをさせるので、離婚しないためにじっくり話し合うことが大切です。
お互いが思っていることをすべて吐き出して、改善するために夫婦のルールを決めるのがおすすめです。