離婚せず仮面夫婦を続ける理由とは?夫に愛されていない妻の心理
お互いに愛されていないと感じながらも、表面上は仲が良さそうにふるまう仮面夫婦は想像以上にたくさんいます。
「なんでこんなことになってしまったんだろう」と結婚当初の幸せだった時期を思い出して苦しくなるでしょう。
愛されていないと感じながらも離婚しないといった選択肢を選ぶ妻の心理や、離婚せずに仮面夫婦を続ける理由はいったいなんでしょうか?
旦那に愛されていないなら離婚すべき?
そもそも仮面夫婦の定義は?
仮面夫婦とは、夫婦でありながらお互いに愛情を感じることがなく、仮面をかぶるようにして共同生活を続けていくことを意味しています。
中にはお互いに愛されていないと感じながらも、10年や20年以上も仮面夫婦を続け、離婚しない夫婦も存在しています。愛されていないと思いながらもなぜ離婚しないのでしょうか。
なぜ仮面夫婦でも離婚しないの?
愛されていないと感じる相手と夫婦生活を続けるのは精神的にもストレスがたまるはずですよね。そういった状況にも関わらず、離婚せずに仮面夫婦を続けている女性は意外と多いです。
仮面夫婦はお互いに無関心
仮面夫婦は一緒に生活をしているにも関わらず、会話をかわすことがほとんどありません。夫婦で基本的に会話をすることもなく、何か話すとしても、子供関係のことや、何時に帰るといった報告のような連絡しか取らないケースも多いです。
しかし、報告だけの連絡でも取りあっている夫婦はまだ良い方です。仮面夫婦はお互いに対して愛情を失っているだけでなく無関心の状態なので、お互いの行動を知ろうとしもしなかったり、同じ家に暮らしているにも関わらず全くの干渉をしない夫婦もいます。
表面上は仲良しな夫婦
仮面夫婦といった言葉どおり、普段はお互いに関心もなく会話もない状態で、愛されていないと感じることが多くても、表面上は仲の良い夫婦で居ようとします。そのために周囲から見ると仮面夫婦は決して不仲には見えないケースが多いと言われています。
なぜ?離婚せずに仮面夫婦を続ける理由
お互いに関心もなく、愛されていないと感じているパートナーと離婚しないで、仮面夫婦を続ける理由をご紹介します。
世間からの目を気にしてしまう
愛されていないと感じながらも離婚しない妻の心理として、世間体を気にしていることが挙げられます。離婚をすることに対して、周囲の人間や親族からの視線が気になってしまったり、うしろめたさを感じてる場合が多いです。
離婚手続きが大変だから仮面夫婦を続ける
離婚の話し合いがスムーズに行く場合は比較的すぐに解決することができますが、話し合いが上手くいかない場合は裁判、子供がいる場合なら養育費のことなどさまざまな問題が存在しています。
離婚は手続きが大変なだけではなく、精神的にも多くのストレスや精神的な疲労を要するために、離婚しないという選択肢を選ぶ仮面夫婦が多いです。
老後が不安
若いときは1人で生活することができても、老後になって強い孤独感や寂しさを感じたときや、介護が必要になったときや、健康や金銭面で悩んだときに家族がいないと非常に不安です。
離婚しないのはなぜ?愛されていない妻の心理
愛されていないと感じながらも離婚しない妻の心理をご紹介します。
既に諦めている
仮面夫婦は突然愛されていないと感じる状況になったわけではなく、さまざまな過程から仮面夫婦といった関係性に至ってしまうケースが多いです。
日頃のお互いへの小さな不満が積み重なり、会話がなくなってしまったり、信頼関係が崩れてしまったりします。そういった状況でも離婚しない選択肢をする妻は、離婚手続きの困難さや世間体、子供の関係をとても気にしています。
愛されていないと感じても、離婚に踏み切れないために関係を続けていたり、既に仮面夫婦を改善しようとする気持ちがなく、このままでいる方が良いと感じていたり、相手に対して諦めている可能性が高いです。
愛されていないと危険?仮面夫婦の末路
仮面夫婦のまま離婚しないといった選択をする夫婦は、現在はそのままでも良いと感じていても、いずれ大きなストレスになってしまったり、熟年離婚に発展してしまう危険性があります。仮面夫婦の状況を諦めるのではなく、少しでも改善しようとする心持ちが大切ですね。