ナシ婚のメリット5選!離婚しないための対策とは?
結婚式を挙げずに入籍だけする「ナシ婚」が増えているようです。
お金がないカップルに多いようですが、ナシ婚を選択すると大きな問題があるようです。
ここでは、ナシ婚のメリット・デメリットや、ナシ婚でも離婚しない方法を紹介します。
最近増えている?ナシ婚の意味とは
ナシ婚の割合は半数近く
最近では、入籍はするものの結婚式を挙げないナシ婚を選択するカップルが増えているようです。
ナシ婚カップルは4割にせまる勢いで、全体のおよそ半数が結婚式を挙げていないと考えられます。
結婚式を挙げない理由は、金銭的な問題や家族関係に事情を抱えているなどの深刻なものから、結婚式という形式的な儀式に価値を感じていないという合理的な考えかたなどがあるようです。
ナシ婚のメリット・デメリット
メリット:お金が節約できる
結婚式をナシにすれば、数百万円のお金が別の用途に使えることになります。
それだけのお金があれば、貯金・新婚旅行・結婚生活などを充実させることができるでしょう。
また、周囲の人からご祝儀を集金することがなくなるので、誰にも金銭的負担がかかりません。
メリット:時間や精神力を別のことに使える
結婚式の準備は時間がかかります。
共働き夫婦の場合、2人でスケジュールを合わせて打ち合わせをしたりするのは大変です。
社会の動きがめまぐるしくなってきた現代では、昔のように夕方5時に仕事が終わることが少なくなり、休みが取りづらくなっています。
結婚式をしないナシ婚を選ぶことで、お互いの負担が大幅に減るといえるでしょう。
デメリット:気持ちにけじめがつかない
結婚式は人生の区切りの意味があり、たくさんの招待客の前でお披露目することで、周囲や自分の気持ちの切り替えをする記念のイベントです。
気持ちの切り替えができないと、結婚後の新生活の実感が湧かずに倦怠期や気の緩みが早まってしまう可能性があります。
デメリット:家族のイベントが減る
結婚式は感動的な演出やスピーチなどが用意されており、子供達の最後の発表会として両家のご両親には大切なイベントです。
非日常的な空間で、いつもはいえなかった感謝の気持ちなどを伝え合い、心を新たにする場でもあるのです。
また、親族が集まることでたくさんの人に一度に結婚の報告ができ、ある意味では時間やお金の節約になるといえるかもしれません。
ナシ婚をすると離婚率が上がるって本当?
恋人から夫婦へのけじめがないと離婚しやすい
婚姻届を提出して正式に夫婦になったとしても、実感がないと感じる人が多いでしょう。
結婚式でお互いの記憶にインパクトを残さないと、意識改革ができないかもしれません。
また、辛いときなどにお互いの結婚式でのスピーチや涙を思い出し、相手の本心をいい方向に解釈するという裏技が使えなくなるので、いざというときに対策がないまま離婚しやすくなってしまうようです。
恥の文化で離婚対策
たくさんの人の前で大々的に結婚式をすれば、お互いに世間体を気にして少々のことは我慢するので高確率で離婚対策となります。
日本人は恥の文化といわれ、自分が恥をかかないような選択をする傾向があります。
また、祝福してくれた招待客に恥をかかせないため、夫婦の危機でも簡単に離婚してはいけないと責任を感じる人が多いようです。
離婚しないためにできる対策とは
結婚報告をしっかりする
結婚式を挙げないときでも、結婚の報告はしっかり行いましょう。
結婚の事実を周知することで、離婚対策に繋がります。
友人や親戚だけでなく、会社への報告も必要です。
結婚することで扶養手当などがプラスされる場合があるので、名字変更や入籍を決めたタイミングで会社に早めに報告しましょう。
お世話になった方には、特別に2人で挨拶にお伺いするといいかもしれません。
さまざまな人達に挨拶をすることで、お互いの交流関係を理解し結婚相手の人となりをさらに把握することができます。
家族としての自覚を持つ
ナシ婚で離婚しないためにも、2人だけで家族になる儀式をするといいでしょう。
誓いの「あーん」をしたり、多少恥ずかしくても夫婦箸や夫婦茶碗を使いはじめるなど、手紙を書いて思いを伝え合ってみましょう。
思い出に残るイベントを行うことで気持ちにケジメが付き、家族になった実感が湧くことで離婚対策になるかもしれません。
これも対策!ナシ婚後に幸せに暮らす方法
経済的に余裕ができたら結婚式をしてみる
ナシ婚を選んでも、後から結婚式をすることはできます。
経済的に余裕ができたタイミングで結婚式をし、改めて周囲に感謝を伝えるといいかもしれません。
大規模なものでなく、近所のお店を貸し切りにしてドレスを着てパーティーをするだけでもいいでしょう。
子供が生まれたタイミングでお披露目会を兼ねた結婚式をし、そのまま記念写真を撮ればいい思い出になるかもしれません。
自分達の家のしきたりを作る
ナシ婚で離婚しないための対策として、その家の独特なしきたりを作るといいかもしれません。
男性としても、新築一戸建てなどを建てて一国一城の主になったことが自覚できればいいですが、資金的に難しい場合もあるでしょう。
結婚を機にしきたりを作るぐらいなら、お金はかかりません。
一般的なイベントは、人によって強制されていると感じたり楽しめない場合が多く、タスク感で形骸化しがちです。
しかし、自分達で決めたしきたりを守ることで家族としての絆が生まれ、他人と家族の差別化が意識できるようになるかもしれません。
家のしきたりを守っているうちに、お互いの気持ちを守り合っているのだということに気付き、深い愛情が育めることでしょう。
離婚対策はいくらしても意味がない場合が多いのですが、一番の対策はお互いを深く愛し許し合うことです。