娘の彼氏が嫌い!別れさせる方法はあるの?
「わたし、実は彼氏ができたの〜」と浮かれる娘。
しかし、いざ会ってみたら挨拶はロクにしない・定職に就いていない・上に借金がある...と、どう考えても娘を幸せにできるとは思えない男だった!
そんな彼氏とは別れて欲しいのが本音です。しかし娘には言い出しづらですよね。そんなとき、親としてとるべき対応はどのようなものでしょうか?
娘の彼氏が嫌いな理由とは?
「娘が嬉しそうに紹介してきたけど、彼氏の存在を受け入れられない…」そう感じる理由はどんなものがあるのでしょうか。
嫌いな理由その① 常識がない
娘の彼氏が嫌いになってしまう理由一つ目は常識がないことです。
家に遊びにきたときに挨拶をしない・初対面の大人に対して若者言葉やタメ口で話すなど、マナーの悪さは気になるところ。
「親の顔が見てみたい!」という気分にさせられてしまいます。
嫌いな理由その② 生活の乱れ
娘の彼氏が嫌いになってしまう理由二つ目は彼氏ができることによる生活の乱れです。
恋人ができてから娘の帰宅時間が極端に遅くなったり、彼氏と連絡を取るために常にスマホを手放さない、学生なら成績が落ちたなどなど…。
娘さん自身の責任でもあるのですが、親としては彼氏に不信感を持つ理由になります。
嫌いな理由その③ 学歴が釣り合わない
娘の彼氏が嫌いになってしまう理由三つ目は彼氏の学歴に対する不満です。
「学歴で人を判断してはいけない」とは言うものの、たとえば大学出で会社勤めの娘が高卒でフリーターの彼氏を連れてきたら、やはり戸惑ってしまうのが本音かもしれません。
そのほかにもさまざまな理由が挙げられます。
経済観念のなさ・ギャンブル好き・派手なタトゥーが入っているなど理由は人によってさまざまです。
娘の彼氏を別れさせる方法はあるの?
恋は盲目という言葉を聞いたことがあると思います。
彼氏のどんなところがよくないか正当な理由を伝えたとしても、彼氏の良い面だけしか見ようとしません。悪いところは見えないものです。
しかも「あんな男はダメ」だの「別れた方がいい」だの、頭ごなしに交際を反対すれば逆に気持ちが燃え上がるものです。
出典:gahag.net
子どもに親の言うことを聞かせるための手段としては、学生であれば学費を止める、実家住みであれば家から叩き出すなど強引なやり方を試してみてもいいでしょう。
しかし一歩間違えると取り返しがつかない事態にもなりかねず、あまりおすすめはできません。
結局のところ、娘を不幸にしそうな彼氏と別れさせるためには目が覚めるのを待つのが最善と言えそうです。
ただし避妊についてだけはしっかりと伝えておく必要があるでしょう。
娘と話し合うのが吉
どこがいいのか首をかしげたくなる男性でも親にはわからない良さがあるからこそ娘さんはお付き合いしているのでしょう。
彼氏について「それはどうなの?」と思うことがあれば、一方的に毛嫌いせず娘の話にじっくり耳を傾けるのがおすすめです。
大切なのは「あなたが選んだのだから、いい人なんだと思うけれど」のように娘を全面的に信頼するスタンスで問いかけること。
良いと思うところだけでなく、悪いと思うところなども聞いてみてください。
娘さんの考えを聞くことで彼に対する見方が変わるかもしれません。
大喧嘩の原因に!嫌いだからってNGなこと
話し合いをしてもやっぱりどうしても受け入れられないと思うこともあるでしょう。しかし、ストレートに拒絶の気持ちを言葉にするのはNGです。
娘さんの心を傷つけてしまうばかりか、反抗心から気持ちを燃え立たせてしまう場合もあります。
親としての意見を伝えるのであれ、「あなたの彼氏の◯◯な点だけは残念ね」くらいにとどめましょう。
改善できることであれば直す努力をしてくれる場合もあります。
嫌いなのが態度に出そうなときは
苦手な人を好きになろうとしても、原因が取り除かれないかぎりは無理というものですよね。
しかし、どんな相手でも親として常識的に振る舞う必要はあるでしょう。
きちんと挨拶をする・無視したり話を遮ったりしない、このふたつだけ意識してください。
自分のテリトリーだと気が大きくなってうっかり失言しがちです。会う必要があるならば、自宅に招くよりもできれば人目のある屋外をおすすめします。
さいごに
娘と話し合いをしても彼氏に対する嫌悪感や不信感が消えない場合は、思い切って本人に話をしてみるのも手です。
もちろん頭ごなしに批判するのはいけません。かと言って機嫌を取る必要もありません。
好きになれないところやよくないと思うところについて、筋道を立てて教え諭してください。
親ができるのはここまでです。あとはふたりを見守ってあげてくださいね。