もう失敗は許されない…!子連れ再婚後の離婚を防ぐ方法
子連れで再婚したあとに離婚することになったら、親権はどうなってしまうのでしょうか。
養育費などがもらえなくなる可能性がありますので、決断は慎重にすべきかもしれません。
もし離婚を防ぐ方法があるなら、実践してみたいと思う女性は多いでしょう。
ここでは、子連れ再婚から別れる場合の流れや、子連れ再婚で離婚を避けるためにすべきことなどをご紹介します。
もう失敗は許されない…!
もし子連れ再婚をするなら、絶対離婚したくないと考える女性は多いようです。
何度も家族環境を変えて子供に負担をかけるのは問題ですので、再婚するなら子育てが一段落つくまで安定した関係を保ちたいと考えるのは当然でしょう。
子連れ再婚の離婚への恐怖心
離婚後の生活費の不安
子連れ再婚をすると、家庭事情が変わるため仕事を辞める女性は多いようです。
そのため、離婚したあとの生活費が用意できず、離婚に不安を感じる人が多いのかもしれません。
夫婦関係が円満でも配偶者が病気や怪我で働けなくなる場合があるので、仕事は辞めないほうがいいかもしれません。
子供の親権がどうなるかの不安
子連れ再婚したあとに離婚すると、基本的に親権は元の実子の分が自分に返ってくることになります。
ただし、再婚時に養子縁組などをしていると事情が変わってきますので、自分達の関係が書類上はどうなっているのか、よく確認しておいたほうがいいでしょう。
子連れ再婚から離婚になったらどうなるの?
養子縁組をしているなら解消する
子連れ再婚から離婚が決まったら、子供の親権を整理する必要があります。
再婚時に養子縁組をしていた場合は、子供の意思を確認して養子縁組を解消する手続きをしましょう。
ただし、養子縁組を解消すると再婚相手からの養育費はもらえなくなりますので注意が必要です。
養育費は子供の実父に請求する
子連れ再婚で離婚した場合は、養子縁組をしていない再婚相手には養父としての義務はありませんので、養育費を請求することはできないといわれています。
離婚後の養育費は、子供の実父に請求するようにしましょう。
子連れ再婚後の離婚を防ぐ方法
コミュニケーションを欠かさない
子連れ再婚後の離婚を防ぐには、コミュニケーションを欠かさないことが大切です。
ただし、女性は喧嘩や話し合いを含めてコミュニケーションと考えますが、男性はおもにスキンシップや笑顔の会話だけをコミュニケーションと考えるちがいがあるようです。
旦那としっかり話し合いができているから大丈夫と軽く考えていると、急に離婚を打診される場合があるので気をつけましょう。
意識して笑顔で会話したり、マッサージや着替えの手伝いなどでスキンシップを図るといいかもしれません。
相手を思いやる心を大切にする
子連れ再婚で離婚を防ぐには、相手を思いやる心が大切です。
相手にしてほしいことばかり主張せず、相手にしてあげられることを考えましょう。
ただし、相手が喜ばないことばかりしてあげても意味はありません。
毎日のコミュニケーションを大切にして、相手の好みを把握しましょう。
離婚を意識しないこと
子連れ再婚で離婚しないためには、離婚ばかり意識しないことが大切です。
離婚を恐れ、つねに離婚のことばかり考えていると、表情が暗くなったり「離婚しないで!」と口走ったりするため、逆に再婚相手に離婚を考えさせやすくなってしまうようです。
「離婚のことなどまったく考えていない」という雰囲気を出すために、家族愛について考えたり、子供が手を離れたあとの2人の老後について考えてみるといいかもしれません。
最後にしたいからこそ怖い!
子連れ再婚は前回の反省を活かせる可能性がある反面、前回の結婚とおなじく離婚に至るという可能性が否定できません。
自分の欠点を把握し、前回の結婚の失敗点をしっかり反省して、おなじ過ちを繰り返さないようにしましょう。
再婚を恐れるのは自分だけではありません。
前向きにみえる再婚相手だって、じつは責任を感じて怖さを隠しているはずです。
また、状況に流されるしかない子供はとくに不安を感じているはずですので、お互いに本音で向き合って納得できる将来を選びましょう。