私は幸せになれるかな?子連れ再婚のメリット・デメリット
子連れで再婚をするのは、いい面がある一方で面倒なことや問題点が逆に増える場合があるといわれています。
相手と子供の相性や周囲からの圧力などをしっかり確認しておかないと、あとからトラブルになったり離婚に繋がるおそれがあるようです。
ここでは、子連れ再婚の難しい点や、子連れ再婚で子供のために考えるべきことなどをご紹介します。
子連れだと難しいのかな…
子連れ再婚には、さまざまなメリットやデメリットがあるといわれています。
子供に父親ができて生活費が抑えられるだけでなく、親戚が増えてトラブルが起きたり、再婚相手に金銭的に頼ると、自分の意見がいえなくなる場合があるようです。
子供のことを考えると、迅速に対応することができなくなり、学区を変えたくないなどの事情で引っ越しが難しくなったりするので、再婚相手は慎重に決めたほうがいいでしょう。
子連れ再婚のメリット・デメリット
メリット:「子供に父親ができる」
子連れ再婚のメリットは、子供に父親ができるという点でしょう。
母親は日常を支え父親は精神を支えるといわれており、父親がいない家庭で育った子供は「自分は捨てられた存在だ」と無意識に思い込んで、思春期に非行に走りやすくなるようです。
しかし必要なのはかならずしも実父ではありませんので、子供を大切に考えて身銭を切ってくれる男性の存在は、子供に安心感を与え精神を安定させるといわれています。
いわゆる『足長おじさん』のような経済的精神的支柱は、不安定な子供時代には必要なのかもしれません。
デメリット:「子供が再婚を嫌がる」
子連れ再婚のデメリットは、子供が母親の恋愛や再婚に嫌悪感を抱くことがある場合かもしれません。
母親を自分だけのものと感じている子供は、再婚相手をライバル視したり、聖母幻想を壊されてショックを受けたりするようです。
しかし、子供の成長のためには母親を含めた身近な人の人間性を認め、ありのまま受け入れる訓練は必要です。
子供のことで考えるべきことは?
親が恋愛することに理解を得られるかどうか
子連れ再婚のメリットは情緒的に豊かな人生が送れることですが、デメリットは母親の生々しい部分を子供がどう感じるかわからない点です。
親を思いやる子供は、表面的に再婚に賛成しますが、実際はストレスを抱えて実家から距離を置きたがるかもしれません。
家族だからこそ本音と建て前を両方伝えて、子供を信頼しているということを行動で伝えましょう。
信頼されている満足感を感じることができれば、子供は自然に大人になっていくでしょう。
連れ子が冷遇されないかどうか
子連れ再婚すると、はじめはメリットばかり感じられるかもしれませんが、時間がたつにつれデメリットが浮かんでくる場合があるようです。
とくに、再婚相手とのあいだに子供ができると、再婚相手の態度が変わることがありますので気をつけましょう。
また家族関係が良好な場合でも、子供が思春期になり反抗期を迎えると、トラブルが増えて家庭が崩壊することがあるようです。
しかし、それは実子の場合でも起こり得る問題ですので、子連れ再婚のせいだと決めつけずに冷静に対処しましょう。
子連れ再婚で幸せになるための3ヶ条
その1. 人生を前向きに考えること
子連れ再婚には、メリットもデメリットもあります。
失敗したくないからといってデメリットにばかり注目すると、家庭内がギスギスして離婚しやすくなりますので、前向きに考える癖をつけましょう。
どんな問題も1つずつプラス思考で乗り切っていけば、光がみえてくるはずです。
その2. 子供と再婚相手が仲良くなれるようにする
子連れ再婚のメリットは、子供と再婚相手が仲良くしているときに生じるものです。
せっかくの再婚がデメリットだらけにならないように、子供と再婚相手のあいだを取り持つ調整役としてコマメな努力をしましょう。
お互いのイメージがよくなるように、プラスのエピソードを語りましょう。
マイナスの印象を与える悩みは家族に漏らさず、友人などに意見を求めたほうがいいようです。
子供の愚痴を再婚相手にぶっちゃけたり、再婚相手の悪口を子供にいわないように注意しましょう。
その3. シングルマザーの自分を恥じないこと
子連れ再婚は恥ずべきことではありません。
また、離婚してシングルマザーになったことは運が悪かったかもしれませんが、誰も悪くないのだと解釈しましょう。
自分が駄目な女だから駄目男に引っかかったとか、自分や元旦那を卑下してしまうと、そんな駄目な親から生まれた子供は自分に自信が持てなくなるでしょう。
子供のために元旦那のよかった部分だけを伝え、自分のために子供を授かって幸せだったことを考えましょう。
メリット・デメリットを知っておこう!
子連れ再婚のメリットは、前回の結婚を反省して新しい結婚生活が送れることです。
どんでん返しのドラマをもう1度最初からみるように、この兆候はのちにこうなると把握することで、すこし落ち着いてしっかり家族の変化をみることができるかもしれません。
もしデメリットに気付いても、準備していれば問題を最小限におさえることができますので、恐れずに再婚への道を進んでみるといいでしょう。