彼氏に束縛されたときの上手な対処法まとめ
彼氏と交際しているときは楽しいことだけではなく辛いことがありますよね。
とくに彼氏に束縛されてしまうと「自由がなくて辛い」と感じてしまいます。
今回は、彼氏が束縛する理由と対処法について紹介するので参考にしてみてください。
彼氏に愛されていることを実感できていたとしても、束縛されてしまうと辛く感じてしまいますよね。
そもそもどうして男性は彼女を束縛しようとするのでしょうか。
まずは束縛とはなにかということから見ていきましょう。
束縛とはなにか
束縛されたくない人にしてみれば、彼女を束縛する男性が理解できないでしょう。
また「女々しい男なんだろうな」と、マイナスな印象を抱くはずです。
しかし、自分の価値観だけで彼氏との関係を進めてしまえば、うまく付き合っていけなくなります。
理解できないかもしれませんが、束縛について見てみましょう。
束縛とは?:相手の気持ちを考えない身勝手な行動
スカートが履きたいのに「肌が見えるからダメ」と言われたり、職場の飲み会なのに「男がいるからダメ」と言われれば、
「私の気持ちはどうなるの?」
「自分の気持ちばかり押しつけられてしんどい…」
と、自分の気持ちを無視されていると感じますよね。
このように、相手の気持ちを考えない身勝手な行動や発言をすることが束縛と考えて良いでしょう。
束縛とは?:自分の安心感のために相手を苦しめる行為
彼女のことを大切に思っていれば、自分の気持ちはグッとこらえて彼女の気持ちを優先するものです。
自分を犠牲にしてこそが本当の意味での愛ですので「本当に愛されているのかな…」と、疑問に感じる人がいてもおかしくないでしょう。
それなのに、口では大好きと言う割に彼女の意思を無視する束縛彼氏は、自分の安心感のために彼女を苦しめているだけなのです。
また、自分の安心感だけを考えているため、束縛していることにも、彼女を苦しめていることにも気づいていませんので「束縛されたくない」と、思う人が多くて当然と言えます。
彼氏が束縛する理由
本当に彼女のことを大切に思っていれば、自分の価値観で彼女を縛りつけることはしないはずです。
どうして束縛をしてしまうのでしょうか。
ここでは、彼氏が束縛する3つの理由を見てみましょう。
理由①:過去に浮気をされた経験があるから
彼女を束縛する男性は「浮気されないかな…」「ほかの男を好きになるかもしれない」と、不安を抱えています。
なにもないところから不安を感じるようになったわけではなく、過去に浮気をされて辛い経験をしたからこそ、女性を信じることができなくなっている場合が多いです。
実際に、過去に体や心の浮気をされた男性は、高い確率で束縛すると言われています。
理由②:嫉妬心が強く独占したいから
大好きな彼氏・彼女のことは、誰にも奪われたくありませんよね。
また、多少の個人差はありますが「自分だけを見てほしい」「ずっと好きでいてほしい」と、誰もが思っているはずです。
しかし、彼氏・彼女を好きすぎれば、嫉妬心が強くなり「ほかの誰にも渡したくない」と、独占欲も強めてしまいます。
彼女を束縛する男性は、嫉妬心からくる独占欲によって、ひどく束縛してしまっていると考えられます。
嫉妬・不安・独占欲を繰り返すため、束縛をやめることができないのです。
理由③:自分に自信がないから
付き合っている時点で、彼女にとっての特別な存在であることに違いありません。
それなのに、嫉妬や独占欲を抱く理由は、自分に自信がないからなのです。
過去に浮気をされて男としての自信をなくしたり、もとから自分の見た目・内面に自信がなかったりと、なにか理由があるのでしょう。
「彼女が自分みたいな男を本気で好きになるはずない」
「イケメンと出会えば心変わりするのだろう」
と、マイナスなことばかり考えては、彼女を失いたくなくて束縛してしまっているようです。
彼氏の本音を知る方法
彼氏に束縛されていると、どれだけ好きと言われても信じることができなくなりますよね。
「本当に好きなら束縛なんてしないはず」と考えて、彼氏との関係に悩んでしまうでしょう。
果たして、あなたを束縛する彼氏は、いったいどう思っているのでしょうか?
今度は、彼氏の本音を知る方法について見てみましょう。
方法➀:直接彼氏から本音を聞く
束縛する彼氏の本音が知りたければ、直接彼氏から聞くのが一番の方法です。
彼氏の口から束縛する理由を聞かせてもらえば、あなたの不安やストレスが解消されるうえに、束縛をやめさせる方法を見つけることができるでしょう。
しかし、男というのはプライドが高く、自分が束縛していることを認めない傾向があります。
「なんで束縛するの?もううんざりなんだけど!」と、強い口調で話を進めれば、本音を引き出すどころか喧嘩に発展する恐れがあります。
彼氏を悟すような優しい口調で「束縛されているようで辛いんだ…なにか不安なことがあるの?」と聞けば、素直に気持ちを伝えてくれるはずです。
方法➁:素っ気ない態度をとったときの反応で判断する
たとえば、自分から彼氏にLINEを送らなかったり、彼氏からのLINEの返信を遅くしたりと、彼氏に素っ気ない態度をとった場合、束縛する・しない男性で、それぞれ反応が大きく異なります。
束縛しない男性であれば、真っ先にあなたのことを心配してくれますが、自分のことしか考えていない束縛男性は、
「なんで連絡してこないの?」「どこで誰といるか教えろよ」と、彼女からの返信がくるまで、しつこく怒りのLINEを送ってくる特徴があります。
このように束縛する男性は、すべてにおいて自分中心の発言や態度をとるため、あえて素っ気ない態度をとれば彼氏の本音を垣間見ることができるでしょう。
方法➂:エッチの求めを拒否してみる
大好きな彼氏とは、キスやエッチをしてイチャイチャすることがあれば、デートをしたり、まったり過ごすだけの日もありますよね。
二人が強い信頼関係で結ばれていれば、一緒にいるだけで癒しを感じることができるでしょう。
しかし、束縛が強い男性は「エッチをすることが本当の愛の形である」と、偏った考えをしており、会うたびにエッチを求めくるほどエッチの要求が異常に多いです。
「自分を愛してあればエッチをするはずだ」
「きっと彼女も自分と同じ気持ちなんだ」
と、自分の求めに応じてもらうことで不安な気持ちを和らげようとしているようです。
そのため、拒否したときに落ち込んだり、機嫌を悪くして喧嘩になるなど、エッチを拒否したときの彼氏の反応で本音を探ることができるでしょう。
束縛されたときの対処法
彼氏に束縛されて嫌な思いをしているでしょうが、そのままにしていれば、あなたの不満は溜まる一方です。
とくに、これからも彼氏と付き合い続けるのであれば、しっかりと対処しなければいけません。
今度は、彼氏に束縛されたときの対処法を見てみましょう。
対処法①:好きな気持ちを伝えてあげる
彼氏が束縛をやめてくれれば、あなたが不満を感じることがなくなり、うまく付き合っていけると考えられますよね。
そもそも束縛する大きな原因は、彼女に対する不安ですから「大好きだよ」「ずっとそばにいてね」と、愛情を示してあげれば安心してくれるでしょう。
束縛する男性は、とにかく彼女からの愛情を求めています。
彼氏に束縛される前に、あなたから愛情を示してあげましょう。
対処法②:ストレスを感じる人は話し合う
束縛されたくない人にとって、彼氏からの束縛はストレス以外のなにものでもないでしょう。
ストレスは、彼氏への愛情と信頼関係をなくす大きな原因ですので、早く解決しなければいけません。
そのためには、彼氏としっかり話し合って、あなたの思っていることを吐き出しましょう。
また、話し合いをすれば、あなたの気持ちが伝わるだけではなく、彼氏がなぜ束縛するのかを知ることができます。
お互いの気持ちを理解できれば、今の関係を改善できるはずです。
対処法③:あなたも束縛してあげる
彼氏に束縛をされたときは、あなたも彼氏を束縛してあげましょう。
あなたに束縛されることで「そんなに自分のことが好きなんだ」「こんなにも自分は彼女に愛されているんだ」と、受けとってくれるはずです。
あなたに愛されているわかれば安心してくれるため、いきすぎた束縛はやめてくれるでしょう。
また、いかに束縛がストレスを感じるものかをわからせる効果もあります。
「束縛しないでくれ…」と言われた場合は、「あなたと同じように束縛をしているだけだよ」と、伝えてあげましょう。
いずれにしても、彼氏の束縛をやめさせる効果がありますよ。
束縛されるのが嫌だと上手に伝える方法
彼氏に束縛されたときの対処法を紹介しましたが、やっぱり「束縛されるのが嫌だ」と伝えなければいけません。
しかし、うまく伝えなければ、喧嘩に発展したり彼氏の機嫌が悪くなって怖い思いをすることがあります。
そこで今度は、彼氏に束縛されるのが嫌だと上手に伝える方法について紹介します。
方法①:前向きな伝え方をする
束縛をするネガティブな彼氏に「束縛されて疲れた」「束縛されるとイライラする」といったマイナスな発言はNGです。
不安を大きくして束縛がひどくなったり、感情が高ぶって暴言・暴力によって怖い思いをさせられる可能性があります。
しっかりと自分の思いが伝わり、束縛をやめてもらうには、前向きな伝え方を意識してください。
「これからも一緒にいるために、束縛をやめてくれないかな?」
「こんなに好きなのにどうして束縛をするの?」
と、前向きな伝え方をすれば、彼氏の束縛をやめさせることができるでしょう。
方法②:何が不満なのかを聞く
あなたの態度や行動に不満を感じているからこそ、彼氏は束縛をしていると思われます。
しかし、彼氏が自分のどこに不満を感じているのかがわからなければ、束縛されることに納得できないでしょう。
そもそも彼氏・彼女の関係は、すべてにおいて二人が納得していなければうまくいかないのです。
きちんと束縛彼氏と話し合いの場をもって「あなたのことが好きなのにどうしめ束縛するの?」「私に感じている不満を教えてほしい」と、聞いてみてください。
直接聞かれれば、自分の胸のうちを伝えてくれるはずです。
方法③:否定せずに聞き手に回る
束縛する彼氏は、プライドが高い割に自信がないため、自分の考えを否定されるとことで感情的になったり、あなたの気持ちが冷めたと思い込んで、余計に束縛がひどくなります。
そのため、彼氏を否定せずに、なぜ束縛をするのか、どうすれば束縛をやめてくれるのか、しっかりと彼氏の声に耳を傾けてあげてください。
あなたが真剣に向き合ってくれることに安心して、束縛をやめようとしてくれるはずです。
束縛する彼氏とうまく別れる方法
彼氏に束縛されたときの対処法や、束縛されるのが嫌だと伝える方法を参考にすれば、たいていの場合は、彼氏との関係を改善することができるでしょう。
しかし「束縛する彼氏と別れたい」と、考えている人がいてもおかしくありません。
どうすれば束縛する彼氏と別れることができるのか、以下の4つの方法を見てみましょう。
方法①:正直に別れたいと伝える
束縛する彼氏と別れたければ、
「束縛に疲れて気持ちが冷めてしまった…」
「もう一人になりたいから別れてほしい」
と、ありのままの別れたい気持ちを伝えましょう。
束縛する男性は、基本的にプライドが高いため、はっきりと「別れたい」「気持ちがなくなった」と言われても、抵抗せずに別れに応じてくれることが多いです。
方法②:第三者を交える
束縛をする男性は、素直に別れに応じるか、まったく別れに応じないかのどちらかに偏ります。
素直に別れてくれれば、トラブルが起きる心配がありませんが、別れに応じてくれない場合は「別れるくらいなら死んでやる!」と脅されたり、自傷行為をされたりと面倒なことになってしまいます。
そんな危ない別れ方になれば、あなたが嫌な思いをしてしまうため、危険な別れを避けるために、第三者を交えて別れ話をしましょう。
話し合いに参加した人の目を気にして、素直に別れに応じてくれるはずです。
また、第三者を交えていても、できるだけ屋外で人目の多い場所で別れ話をすれば、より安全に別れることができるでしょう。
方法③:一切の期待をもたせない
束縛彼氏はとにかく執念深く「嫌いじゃないけど別れてほしい」「別れるというか少し一人になりたい」と、曖昧な言葉では別れを理解してくれません。
「嫌いじゃないなら別れる必要はない」
「ただ距離を置くだけなんだよね?」
と彼氏に期待させれば、別れてくれなかったり、別れてからもしつこく関わろうとするでしょう。
完全に縁を切るためにも「もう好きじゃなくなったから別れて」と、一切の期待をもたせない別れ方をしなければいけません。
方法④:フェードアウトする
「彼氏は依存が激しいから別れてくれないだろうな」
「別れてと言えば何をされるかわからなくて怖い…」
と、不安を感じている人は多いでしょう。
感情的になられれば、あなたが危険な目に遭うかもしれません。
そんなときは、連絡や会う頻度を少しずつ減らして、フェードアウトするのもスムーズに別れる方法の1つです。
あなたに構ってもらえない寂しさを埋めるために、ほかの女性に目移りしてくれる可能性があります。
あなたから別れを切りださなくても、彼氏から別れを告げてくれるかもしれません。
暴力や脅迫されたときの対処法
束縛する男性は、感情のコントロールが苦手なため、別れを切りだしたときに暴力を振るわれたり、脅迫されることがあります。
もし、彼氏に暴力や脅迫をされたときは、どのように対処するべきかを覚えておきましょう。
対処法➀:家族や友達に相談をする
束縛彼氏に暴力や脅迫をされた場合は、一人で抱え込まずに、家族や友達に即相談をしてください。代わりに彼氏と話し合いをしてくれて、危険から守ってくれるはずです。
別れを告げられたショックで理性をなくしている彼氏は、まともに相手にするべきではありません。
一人でなんとかしようとせずに、家族や友達に助けを求めてください。
対処法➁:改善が見られなければ警察へ相談をする
家族や友達に相談をしたものの、彼氏が脅迫や暴力をやめてくれなければ、警察へ相談をしましょう。
そもそも脅迫や暴力は、たとえ家族であっても犯罪に当たります。
ましてや、身内でもない彼氏が相手であれば、完全に犯罪として扱われるため、きちんと処罰してもらえます。
また、ストーカーとして対応してくれるケースがあるため、接近禁止令をだされて、あなたに近づくのをやめさせることができます。
後味の悪い別れ方ですが、束縛彼氏から解放される可能性が一番高い方法です。
対処法➂:連絡先や住居を変える
脅迫や暴力を振るう男性は、執念深くストーカーをしやすい傾向があります。
そのため、しつこく連絡をしてきたり、部屋に押しかけられて危険な目に遭う可能性が高いです。
実際に、別れ話のもつれによる悲しい事件が増えています。
どんな別れ方であっても、暴力や脅迫をされた場合は、できるだけ連絡先や住居を変えて縁切りをしましょう。
完全にあなたとの繋がりが断たれれば、時間とともに諦めてくれるはずです。
問題を悪化させないためのコツ
束縛する彼氏との交際中は、自由を奪われてストレスを感じてるでしょう。
しかし、交際中より、別れるときほど暴力・脅迫・ストーカーをされるなどの問題が悪化しやすく、めんどうなことになりかねないのです。
束縛彼氏との問題が悪化すれば、それだけ関係を断ち切ることができにくくなるでしょう。
そこで今度は、束縛彼氏との問題を悪化させない3つのコツをてみましょう。
コツ➀:一方的な別れ方をしない
「彼氏と別れたい」と思えば、少しでも早く別れたいですよね。
たとえ別れを拒否されても「一方的に別れればいい」と、考えている人が多いでしょう。
しかし、束縛彼氏は執念深く、簡単に別れを受け入れてくれません。
ましてや、別れを告げられて感情的になっている彼氏は「自分を捨てたことを絶対に許さない」と、一方的に振られたことで脅迫や暴力を振るう可能性があるのです。
彼氏の感情を逆なでせずスムーズに別れるために、一方的な別れ方は避けて、しっかりと話し合って別れましょう。
コツ➁:お互いが納得した形で別れる
結婚していないカップルは、別れたいの一言だけで簡単に別れることができますが「一人になりたいから別れて」と、一方的な別れ方をすべき関係でもありません。
一方的な別れ方をすれば、束縛彼氏をイライラさせてしまいます。
直接会って別れ話をする必要はありませんが、しっかりと話し合って、お互いが納得した形で別れれば、問題を悪化させずに別れられるでしょう。
コツ➂:中途半端なことをしない
異常なほどの束縛をされていれば、彼氏のことを怖いと思って当然です。
ましてや、執念深く脅迫や暴力を振るう可能性があるとわかれば、余計に彼氏のことを怖いと思ってしまうでしょう。
しかし、彼氏が怖いからといって「好きだけど一人になりたいから別れて…」と、期待をもたせたり、最後のお願いと言われて体の関係をもったりと、中途半端なことをするのはNGです。
きっぱりと未練を断ち切ってもらうためにも、中途半端なことをせずに、はっきりと別れたいと伝えましょう。
さいごに
彼氏に束縛されたときの上手な対処法を中心に紹介しました。
束縛されたくない人にとって、束縛がひどい彼氏と付き合うことは、ただ息苦しさを感じるだけでしょう。
しかし、どれだけ束縛彼氏と別れたくても、別れるときこそ危険な思いをしやすいです。
大きな問題もなくスムーズに別れるために、今回紹介した別れ方や別れるときのコツを参考にしてみてください。