仮面夫婦の割合が急増中?悲惨な行く末とは
最近は恋愛結婚が主流になって、不幸なカップルが減ったと思い込んではいませんか?
じつは、いまだに仮面夫婦が増えつづけているようなのです。
ここでは、仮面夫婦にならないために気をつけるべきことや、仮面夫婦かどうかセルフチェックする方法などをご紹介します。
お互いに無関心だしスキンシップもない!仮面夫婦の特徴
仮面夫婦は第三者に知られにくい
仮面夫婦はお互いに関心がなく、食事などの基本的な生活は一緒に送るものの、会話をせず事務的な繋がりしか持たないという特徴があります。
対外的にはまともな夫婦を装うことが多く、親戚や家族にも演技して円満夫婦のふりをするので、外部の人間が仮面夫婦の問題に気付いて手を差し伸べるというのは難しいでしょう。
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仮面夫婦の割合が増えているって本当?離婚率との関係
夫婦の3組に1組が仮面夫婦の自覚あり
あるアンケート結果によると、自分達を仮面夫婦だと思っているカップルの割合は約3割に達したようです。
また、別の統計では結婚した夫婦の約3割が離婚していることがわかりました。
夫婦関係が不仲で離婚予備軍である仮面夫婦の割合をあわせて考えると、約6割ものカップルが離婚、もしくは離婚寸前の状態にあるといえるでしょう。
いまどんどん増えている!仮面夫婦の悲惨な行く末とは
精神的に負担がかかる仮面夫婦
仮面夫婦という関係は、旦那に嫌悪感がなく1人でいるのが好きな人には向いているかもしれませんが、一般的な愛情を欲する人はストレスを感じる割合が高いようです。
また、世間体が大事で既存の価値観に沿いたいと思っている人は、仮面夫婦の環境に適応できず精神的に不安定になってしまいます。
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仮面夫婦は離婚予備軍
仮面夫婦はお互いにメリットがあるうちは成立しますが、夫婦どちらか一方がメリットを感じなくなると離婚に繋がる割合が高くなってしまいます。
また仮面夫婦は年代によって結果が変わる傾向があり、年齢40代以上の仮面夫婦はそのままの関係を維持するカップルの割合が多いのに対し、30代以下の仮面夫婦は離婚しやすいようです。
増える老仮面夫婦の割合
仮面夫婦は、離婚しないかぎりは老後を2人で過ごすことになります。
助け合いが必要な老後にお互いの関係が稀薄なままでは不安ですし、問題を意識しているのであれば早めの対処が必要となるでしょう。
仮面夫婦を長年続けてしまうと、お互いに意識の切り替えが難しくなっています。
希望の薄い関係改善に時間を費やすよりは、お互い事務的でもそれなりに助け合えるように、他人同士のルールを決めておくといいかもしれません。
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あなたの夫婦は仮面夫婦?セルフチェックする方法
いま現在の仮面夫婦チェック
以下の項目に1つでも心当たりがあるカップルは危険です。
3つ以上の項目に当てはまれば、すでに立派な仮面夫婦といえるでしょう。
- お互いに関心が低く、相手がなにをしていてもとくに興味を惹かれない
- 会話が少なく世間話や笑い話は一切しない
- スキンシップに生理的な嫌悪感を感じる
- 第三者がいると、仲良し夫婦の演技ができる
将来仮面夫婦になる危険性チェック
いまはまだ仮面夫婦ではないとしても、下記の項目に1つでも当てはまれば、将来的に仮面夫婦になってしまう割合が高くなりますので注意してください。
- 旦那が浮気した
- セックスレスで相手に触りたくない
- 夫婦の生活時間がずれている
- お互い価値観がちがう
- 結婚当初から義務的な冷めた関係である
- 結婚したあとで事情が変わった(旦那が転職して年収が下がったなど)
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割合が高い!仮面夫婦を防ぐためには何をすればいい?
仮面夫婦は珍しい関係ではなく、むしろありふれているが故に問題の闇が深いといえます。
「みんな仮面夫婦だからこのままでいいや」と危機意識を持たないままでいると、子供が巣立ったあと悩みを抱えることになるかもしれません。
老後に不安を残さないように、今から夫婦の関係改善に着手しましょう。
夫婦の会話を増やしたり、日常にイレギュラーなイベントを取り入れてみるなど、家庭環境を積極的に変えると夫婦関係が変化していくかもしれません。
仮面夫婦の期間が長いほど、修復に時間がかかる割合が高まると覚悟して気長に取り組みましょう。