仲悪い夫婦の割合は高い?仮面夫婦と感じたら知っておいてほしいこと
一見仲のよさそうな夫婦に見えて、実は家の中では一言も言葉を発さず、お互い別々の部屋で過ごしている仮面夫婦が多いといわれています。
そこで、今回は仮面夫婦の割合と特徴や、対策方法などをご紹介します。
結婚直後は幸せなはずだったのに...仲悪い夫婦の割合とは
仲悪い夫婦だと思っている人の割合
「あなたは自分の夫婦仲について良好だと感じていますか?」というアンケートに対し、「良好」と答えたのは41.5%、「まぁまぁよい」と答えたのが40.9%、「あまりよくない」が9.1%、「仲悪い」と回答した割合が8.4%でした。
この結果から、「夫婦仲がうまくいっていない」「仲悪い」と感じてる割合は、全体の17.5%で2割弱いることが分かりました。
仲悪い夫婦は会話が少ない
もう一つ夫婦仲を知る材料として、会話の時間があります。
自分たちを仲良い夫婦だと思っている人は、1日当たりの夫婦の会話時間が80分あり、逆に夫婦仲がよくないと思っている人は1日に27分ほどしか会話をしていないことが分かっています。
この結果から、夫婦仲がよくないカップルほど会話の時間が少ないといえるでしょう。
仲悪い夫婦の割合は想像以上に高い!仮面夫婦も増えている
仮面夫婦とは?
仮面夫婦とは、すでに愛情がない状態でありながら離婚することなく形式上の夫婦を続ける夫婦のことを言います。
家の外では仲のいい夫婦を演じているものの、家に帰れば全く会話をせず、夫婦関係が破綻しています。
仮面夫婦の割合
仮面夫婦の割合についてはっきりとした統計が出ているわけではありませんが、上記のアンケートから考えると約3割にあたる夫婦が仮面夫婦として生活を送っている可能性があります。
仮面夫婦は、意外と身近にいるのかもしれません。
仮面夫婦って具体的にどういうこと?特徴ときっかけ
仮面夫婦の特徴
仮面夫婦の特徴として一番に挙げられるのは、会話が少ないことでしょう。
少ないのはまだよいほうで、場合によっては「家の中で全く会話をしない」という夫婦がいます。
また、お互いに無関心で帰りがどんなに遅くても問題にはしませんし、気に掛けない人が多いようです。
もちろんセックスレスで、そういった営みが行われることはありません。
しかし、ひとたび家を出ると家の中の状況がウソのように、夫婦で腕を組んでにこにこ笑いながら一緒にお出掛けをします。
仮面夫婦になったきっかけは?
最初はお互い相手のことが好きで結婚したはずですが、仲悪い夫婦になったのはなぜなのでしょうか?
仮面夫婦になったきっかけの一つに、価値観の違いがあります。
結婚・家族・お金に対する考え方が合わないものの、子供がいるから離婚をしないという夫婦は多いようです。
ほかには、相手の浮気・セックスレス・朝型と夜型の夫婦といった生活スタイルの違いなどがきっかけで、仮面に夫婦になったカップルがいると考えられます。
仲悪いままはイヤ!仮面夫婦から抜け出すために知っておくべきこと
少しずつ会話を増やす
アンケートで分かっている通り、仲悪い夫婦ほど会話の時間がありません。
夫婦仲を改善したいなら、少しずつでも会話を増やすようにしましょう。
最初は挨拶だけでもいいので、徐々に会話の幅を広げて夫婦の会話を楽しんでみてください。
カウンセリングを受ける
夫婦でどうすればいいのか分からないという場合は、カウンセリングを受けるのは一つの手段だといえるでしょう。
今まで言えなかった本音をカウンセリングを通して相手に伝えられるようになり、仲悪い2人の関係が改善されるかもしれません。
老後を想像してみる
このまま仮面夫婦を続けて、老後に突入したときにどうなるのか想像してみましょう。
おそらく、家の中は冷たい空気が流れているはずです。
元気なうちは外出をして気晴らしができますが、年を取ってくると体がいうことをきかず少し動くだけで大変です。
そんな状態で、会話のない夫婦生活を続けるのは寂しいのではないでしょうか?
老後を考えたときに、このままではいけないと思えるはずです。
仮面夫婦の割合は高い!夫婦仲の悪さが離婚に繋がりやすいケース
はっきりとした統計はないものの、仮面夫婦の割合は3割程度だといわれています。
この割合を高いとみるか低いとみるかは人それぞれですが、仮面夫婦は意外と身近にいるのかもしれません。
仮面夫婦状態が続くと離婚に発展することがあるため、早めに改善したほうがよいでしょう。
日常の会話を増やしたりカウンセリングを受けるなど、さまざまな方法を試すことをおすすめします。