旦那の年収が低い…簿給の夫と夫婦円満に暮らす方法
不景気な世の中なので、旦那の年収が低い夫婦が増えているようです。
昔のように「旦那が働いて妻が専業主婦」というケースは減り、旦那より妻のほうが稼いでいるケースや、共働きなのに家事全般は妻に任せっきりで負担が増えているケースも多いようです。理想とはかけ離れた夫婦生活にストレスを感じている妻も多いでしょう。
ここでは年収の低い旦那の相場や、年収の低さを気にせず夫婦円満に幸せになる方法などをご紹介します。
どこからが薄給?年収が低い旦那とみなされる給料とは
年収300万円以下は低収入
年収の全国平均は、約500万円といわれています。
地域によって上下し、沖縄の平均年収は300万円台、東京は600万円台といわれています。
年収800万円以上は高収入といわれており、薄給といわれるのは年収200万円台です。
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転職しないし...旦那の年収が低いことに頭を悩ませる妻は多い
転職はタイミング
今現在の仕事が薄給だからといって、転職活動をすればもっといい仕事にありつけるとはかぎりませんし、さらに薄給の仕事しかみつからない場合があります。
早まって仕事を辞めてしまうと、その後半年以上仕事がみつからなかったりするので、旦那を追いつめて仕事だけ辞めるパターンに落ち入らないように気をつけましょう。
旦那を転職させるには
「給料低すぎるから転職しなよ」とマイナス要素をストレートに伝えてしまうと、旦那がやる気をなくし、転職に消極的になってしまいます。
「あなたはもっとできる人だから今の会社ではもったいない」というようなプラスの言葉で、旦那に希望を持たせるようにしましょう。
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年収の低い旦那と上手くやっていけるか将来が不安...
夫婦喧嘩の理由1位はお金の問題
夫婦喧嘩でもっとも多いのが、お金についての問題です。
お金がないと困ってしまいますし、お金は外部との接点になるので2人の問題では済まされませんよね。
感情や家事の問題はなんとかお互いのあいだでスルーできますが、お金だけは外部とのやりとりなのでスルーは無理なのです。
旦那の年収は300万円あれば大丈夫
旦那の年収にこだわって、結婚できない人が多いようです。
妊娠・出産・育児などを考えると、年収の低い旦那では不安になるでしょう。
しかし、高収入の男性は基本的に優しくなかったり、お金を稼いでいる分わがままだったりするので、結婚生活が幸せになるかどうかはわかりません。
また、代々資産家の家だと親族が優しくないことが多いようです。
旦那の年収は、人並みに300万円以上あれば節約して生活できますし、年収より人柄を重視した相手選びが幸せに繋がるようです。
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年収が低い夫と幸せに暮らしたい!夫婦円満に過ごす方法
2人で節約を楽しむ
自分が「これは絶対必要!」と思っているものは、他人からみて案外いらないものだったりします。
収入が低いのにブランドバッグを欲しがったり、毎月1万円以上の化粧品を通販したりすると家計は圧迫されてしまいます。
自分の稼ぎから支払う分には自由ですが、旦那の年収をあてにするのはやめましょう。
だからといってすべての楽しみを我慢してしまうと、心がしぼんで結婚生活に支障をきたします。
節約して目標額の貯金ができるようになったら、お祝いとして2人で少し贅沢をすれば、ときめく節約生活ができるかもしれません。
稼いだほうが上に立たず対等な関係でいる
「私のほうが稼いでいるから、昔のお父さんのように威張って当然」と考えるのは間違いです。
理想のお父さんは、お金を稼ぎ家族を養い、かつ優しくなければいけませんでした。
お母さんは稼がずともお父さんと対等に接し、威張るお父さんは嫌われたものです。
その立場にならないとわからないものですが、稼ぐ女性は慣れない立場で自分の立ち位置が掴みきれていないのかもしれません。
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揉める前に金銭感覚を合わせる
自分が頑張ると決めても、旦那が世帯年収をあてにして自分の年収以上の豪遊をしたらムカつきますよね。
夫婦で金銭感覚を合わせるのは大事なことです。
2人の年収を合わせた生活水準は子供のためのものと決めて、2人暮らしのあいだは年収が低いほうの金銭感覚を基準に節約生活を送るといいでしょう。
子供を作る予定がないときは、家を買うつもりで貯金しましょう。
将来的にかかるお金の話を2人でする
人生計画を立ててある程度目標を決めると、逆算することで今しなければいけないことがわかってきます。
子供を大学にいかせると目標設定して、教育費にいくらかかるかなどを計算すれば、今から月にいくらずつ貯金すべきか、年収はいくら必要かなどがみえてくるでしょう。
2人で話し合うことで、旦那の年収が低いことに危機感をもってもらえるかもしれません。
また、同じ目標を協力して達成することで、家族としてチームの結束が生まれます。
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どうすれば簿給でも幸せになれる?仲良く暮らすためのコツ
旦那の年収が低いとしても、工夫すれば幸せな暮らしができます。
2人で協力して節約すれば、一緒にいる時間も増えて夫婦の絆が深まるでしょう。
2人の将来の目標をハッキリさせて逆算的に考えることで今必要なことがわかり、旦那が年収が低いことに危機感を持ってくれるかもしれません。
収入の面で転職してほしい気持ちがあっても、旦那の夢を叶えている仕事だと転職させるのは難しいでしょう。
しかし、旦那に希望を与えることで、どこかのタイミングでステップアップしてくれるかもしれません。