別居をしたら楽しい！っておかしいのかな？このままどうする？

結婚生活が必ずしも幸せとは限りません、他人だった男女がひとつ屋根の下で暮らすわけですからさまざまな衝突が起きたり、他愛もないことから大きなことまでケンカが耐えずストレスフルな生活を送っている方もいます。

そこで結婚したにもかかわらず別居を選ぶ夫婦も中にはいます。別居を選択した人はどのような理由があったのでしょうか。別居は楽しいと言う人もいますがまずはメリットとデメリットを知りましょう。

別居をする理由で「結婚生活を続けるため冷却期間」「お互いを見つめ直す時間を作りたい」のような、夫婦関係を修復するために別居する人は多いようです。

一見前向きで別居を楽しめそうな気がしますが、冷却期間の場合は自分の気持ちと向き合ってこれからの夫婦関係を考えなければいけないので、別居を楽しめるほど心に余裕を持てないでしょう。

心から別居を楽しいと思えるのはパートナーへの不満に耐えられなくなり家を出たパターンでしょう。今まで我慢してきた不満やストレスが爆発して限界を超えてしまった場合、パートナーと同じ空間にいることはまさに拷問です。

辛い気持ちを行動に起こして、いざ別居をすればストレスからの解放で体に羽が生えたように身軽になるでしょう。塞がっていた気持ちはこれから始まる楽しい生活のときめきに明るくなるはずです。

結婚生活をしていれば家庭のために料理、洗濯、掃除、買い出しなどやらなければいけない家事は山積みです。別居をすればいくつもの責任から逃れることができます。

別居をすればパートナーへ気を遣う必要がないので、料理が面倒なら平気でさぼれます。好きな時間に寝て起きて、趣味の時間も十分に作ることができるのです。

働いている人なら別居でできた自分の時間を利用して、スキルアップや資格取得などの自己投資に時間を使うことができます。時間に追われる生活から解放された環境で結果が出せるかも知れません。

ストレスフリーな状態になるので、今まで楽しめなかったことが楽しいと思えるような余裕が生まれます。義務として嫌々作っていた料理が楽しくなり、新しいレシピに挑戦したい！と思えた人もいるようです。

1人になると今までの結婚生活をゆっくり振り返ることができます。パートナーの大切さに気づいたり自分の気持ちに素直になることができて別居後に新たな気持ちでパートナーと向き合えたという人は少なくありません。

離婚を前提とした別居やパートナーから逃げた理由の別居であれば、新たな出会いを見つけることもできます。何年も離婚を拒否され続けたためこれ以上時間をむだにしないように別居中に出会いを探した人もいるようです。

別居していることを周囲に言わない夫婦がほとんどのようです。そのため別居の開放感から「夜遅くまで飲みたい」と友達を誘っても、周囲からは「家庭があるのに大丈夫？」と不信感をもたれてしまいます。

別居のために部屋を借りるのにお金がかかってしまいますし、収入が少なければ別居しても金銭的に辛い生活となり楽しむことができません。

別居中に万が一自分の身に何かあった場合頼れる人やすぐに駆けつけてくれる人がいません。親は高齢で動けなかったり、別居を友達に内緒にしていたら頼りたくても頼れないでしょう。

別居が楽しいと思うことは決して悪いことではありませんが「なぜ別居したのか」「別居後どうしたいのか」「なぜ別居が楽しいと思えるのか」根本的なことを思い出してください。

また、別居を楽しんでいる間パートナーも1人で生活をしていることを忘れてはいけません。別居後に居場所がなくなっていたなんていうことがないように気をつけましょう。

自分の時間ができて、ストレスや責任から解放されれば別居が楽しいと思えることでしょう。しかし、別居期間が長くなれば時間を持て余してしまい、喜怒哀楽を共有できる人がいない孤独に辛くなるかもしれません。

楽しいだけを理由に別居を続けていては無意味ですし、それを甘えと思う人もいるでしょう。自分が求めるの本当の人生の楽しさを考えましょう。