本当に大丈夫かな?主夫のメリット・デメリット
主夫になりたいと夫に言われたとき、あなたならどうしますか。男性が女性のように家事をする主夫になると、多くのデメリットがあります。しかし、女性にとって多くのメリットがあることもまた事実です。
世界の先進国では男性の主夫化が進んでいると言います。ですので夫の「主夫になりたい」という気持ちを安易に否定するのではなく、主夫がいることのメリットを見てみませんか。
主夫になりたいと言われた!大丈夫かな?
日本では、古くから家事は女がやるという文化がありました。
そのため、旦那に「主夫になりたい」と言われても困惑する女性が多いでしょう。しかし安易に夫の「主夫になりたい」という気持ちを否定するのは、もったいないのではないでしょうか。
先進国では、男性の主夫化が進んでいるといいます。日本に根付いた文化が影響してなのか、男性の主夫化は進んでいませんが、もしかしたら日本でも数年後には男性の主夫化が進んでいるかもしれません。
そのうえ男性が主夫をやることには、次のようなメリットがあるのです。
主夫のメリットとは?
男性が女性のように家事をする主夫になることで、いったいどのようなメリットがあるのでしょうか。一緒に見ていきましょう。
メリット① 妻が仕事に集中できる
結婚したいけど、仕事はやめたくないと思っている女性は多くいます。女性の社会進出とは言いますが、日本では「女性は家で家事をやるもの」という認識が深く根付いています。
そのため、いざ結婚をしても専業主婦になることを強制されるくらいならと、仕事を優先して結婚は諦めるというパターンもあるでしょう。しかし夫が主夫になってくれるなら、専業主婦にならなくてもいいのです。
夫が主夫になるなら、妻は好きなだけ仕事に集中することができます。これが男性が主夫になることで生まれる1つめのメリットです。
メリット② お互いの好きな立場で生きられる
男性が主夫になることで生まれる2つめのメリットは、お互いの好きな立場で生きられるということです。世の中の男性と女性は、「会社で仕事をする男性」と「家事をする女性」という立場に当てはめられています。
しかし、家事を面倒くさく感じている女性や仕事を生きがいに感じている女性はいるでしょう。同様に会社で仕事をすることにプレッシャーを感じる男性や家事をすることに喜びを感じる男性もいるはずです。
社会の当てはめる「男性の立場」と「女性の立場」ではなく、お互いの好きな立場で生きられるならそれはいいことではないでしょうか。
主夫のデメリットとは?
ここまで男性が主夫になることのメリットを紹介してきましたが、当然デメリットもあります。デメリットを知らなければ、避けられるはずの罠も避けられません。
メリットだけではなくデメリットもきちんと見ていきましょう。
デメリット① 好奇の目で見られる
日本では主夫はあまり広まっていません。そのためマイノリティゆえの主夫への偏見が日本にはあり、もしも会社の同僚や近所の方に夫が主夫であることを話せば、好奇の目は避けられないでしょう。
「そんなの気の持ちようでどうにかなるでしょ」と考えられる強い女性もいらっしゃるかもしれませんが、周囲からずっと「変わり者」の判を押されることは案外辛いものです。
そのうえあなたが好奇の目に耐えられたとしても、旦那が耐えられない可能性があります。その点はよく相談したほうがいいでしょう。
デメリット② 両親に嫌味を言われる
先ほどもお話ししたように、主夫は日本では広まっていません。そして時代の流れのためか、昔の人ほど「女性は家事をするもの」「男性は外で仕事をするもの」と固く考えている傾向があります。
そのため、あなたたちより一つ昔の世代である妻の両親や旦那の両親が、「女性は家事をするもの」「男性は外で仕事をするもの」と強く考えている可能性があるのです。
もしご両親が「女性は家事をするもの」「男性は外で仕事をするもの」と考えていた場合、主夫である旦那はご両親に嫌味を言われるかもしれません。
完璧な主夫にするためには?
あなたが夫を完璧な主夫にしたいなら、メンタルの部分で支えてあげましょう。主夫になりたいというならば、やる気はあるはずです。最初は技術面が不安でも、いずれ向上してくるでしょう。
しかし社会の厳しい目は、あなたの旦那さんのメンタルを徐々に削っていくはずです。
ずっと主夫を続けてもらうためにも、メンタルケアはきちんとしてあげましょう。そうすればきっと旦那は完璧な主夫になるはずです。
主夫としてしっかりと任務を果たしてもらおう!
夫が主夫になることで、あなたは自由に仕事をすることができます。なのでもし主夫に魅力を感じたのなら、旦那には主夫としてしっかりと任務を果たしてもらいましょう。