専業主婦が幸せなんて嘘！既婚女性が語るリスクとは

旦那の稼ぎで生活ができて時間もお金も十分にあり不自由ない生活ができるというイメージの専業主婦。結婚したら専業主婦になりたいと思う人も多いのではないでしょうか。

しかし既婚女性の話を聞くと一概に幸せな生活を送っているとは言えないようです。いったい専業主婦になった女性はどのような悩みを持ち、結婚生活にどのような不満を抱いているのでしょうか。

専業主婦が幸せと感じる理由はなんと言っても旦那の稼ぎで生活ができるということではないでしょうか。また、仕事と家事の両立をしなくていいので身体や精神的な負担は兼業主婦と比較すれば相当軽減されるので自己管理も楽ですよね。

愛する家族のために全力で家庭を守ることができるので、お嫁さんになることを夢見ていた女性にとっては憧れのライフスタイルを手に入れて幸せと言えるでしょう。

そんな幸せいっぱいと思える専業主婦ですが、一言には幸せと言いきれない専業主婦にしかわからないプレッシャーがあります。仕事をしないで家庭を守ると言うことはその名の通り家庭の業務に100%の力を注がなければいけません。

今の時代イクメンとという言葉があるように、旦那も家事に参加することが当たり前という認識が広まっています。しかし、旦那としては「専業主婦なら仕事をしていない分家庭のことは任せたい」と思うのが本音のようです。その結果、家庭のプロという役目が重荷に感じてしまい思い悩む人も多いようです。

旦那とケンカをした時や日常の何気ない一言に、専業主婦という立場について嫌味を言われることは少なくないようです。

「仕事しないでずっと子供と一緒に遊べていいね」「自由な時間があるんだったらもう少し家の中きれいにできるんじゃない」「時間あるならもっと料理覚えてよ」など、養ってあげていると言わんばかりの言葉を浴びせられて幸せを感じなくなり結婚を後悔した人もいるようです。

専業主婦になると社会からの孤立や自分の居場所が家庭しかないという社会からの疎外感を持つといった話をよく聞きます。

男性と方を並べるほどバリバリと仕事をしてきたキャリアウーマンほど、専業主婦というまったく別の生活に入ることへの環境の変化や日常に達成感を見いだせず物足りなさを感じてしまい、結婚を機に退職した決断を後悔してしまうようです。

旦那の稼ぎで生活できるという甘い考えを持って専業主婦になった人に限って時間とお金のバランス感覚が自己中心的になりがちです。

専業主婦で時間は十分にあるけれど自由に使えるお金がないという家庭もあります。それなのに就職は考えず怠惰な結婚生活を送っていると幸せを感じなくなり、旦那を選んだことに後悔している身勝手な人もいるようです。

専業主婦の不安は万が一のための貯蓄がないことでしょう。結婚前の自分の稼ぎを別通帳に移し一定額のへそくりがある人は問題ありませんが、結婚後に貯金すべてを一緒にしてしまった場合は要注意です。万が一離婚となった場合、一人では何もできませんし離婚を決意してから行動するまでに時間がかかります。

やる気さえあればまた働くことができると安易に考えていませんか？専業主婦から社会復帰をするにはそのブランクを埋めるための努力が必要です。業種問わず勘を取り戻すのに時間がかかり現役の時以上に苦労が耐えません。

仕事をしていた頃は社内外でのいろんな出会いがあったのに、家庭に入ってからは限られた人としか会う機会がないため人間関係で充実した幸せを感じることは少ないようです。

趣味を持ちたくてもお金がなかったり子供の学校の時間を気にしたりと、時間とお金の折り合いがつけられず趣味が持てずに家に引きこもって孤独になる人もいます。

今の時代専業主婦よりも共働きの家庭が多いため、結婚してから時間ができても友達との予定が合わないため遊びに行きたくても行けない悩みがあるようです。さらに、兼業主婦とは会話の内容にズレが生じ自然と友達と疎遠になるケースは少なくありません。

専業主婦が幸せと思う人もいれば、家庭以外に居場所がないことや自分だけの貯蓄がないなどデメリットが目につき幸せと思わない人もいます。結婚の価値観は家庭によってそれぞれ違うので、自分が幸せだと思える結婚の形を見つけましょう。