離婚の苦しみはこうやって乗り越える！ストレスの対処法

離婚の原因や別れ方は人それぞれで、離婚直後の感情も夫婦によって違うかと思いますが離婚後の辛い状況は少なからずほとんどの人が経験したことでしょう。

離婚直前には愛情がなくなっていたものの、一度は永遠を誓い同じ屋根の下で暮らしてきた最愛のパートナーです。そのパートナーと離れることは実の家族と離れることに匹敵するほどの精神的なダメージといえるでしょう。

離婚経験者はそんな辛い離婚後の状態をどのような方法で乗り越えたのでしょうか。

今まで苦楽を共にしてきたパートナーとの離婚後に孤独を感じる瞬間はやはり家の中にいるときが多いようです。家に帰れば電気がついていて、料理があって、お風呂も炊いてある。そんな当たり前だと思っていた日常が家の中にはたくさんあります。

結婚生活を続けていた家に住んでいると、結婚していた頃の記憶が蘇って離婚を乗り越えることができないという理由から離婚を機に持ち家を売りに出す人も少なからずいるようです。

離婚を切り出された側、切り出した側関係なく離婚後に後悔する人は多いようです。離婚を切り出された方は「もっと大切にしてあげれば離婚には至らなかった」というようにパートナーの気持ちに寄り添えなかったことを後悔します。

一方で離婚を切り出した方は清々しい気持ちなのでは？と思いがちですが「自分の判断は正しかったのか？」と離婚を切り出したした責任もあり、日を追うごとに後悔の念が強くなって乗り越えることができない人もいます。

離婚後に乗り越える必要があることとして、やはり周囲への報告でしょう。親や友人ならまだ気は楽かも知れませんが、会社への報告は気が重いことでしょう。女性の場合は旧姓に戻すか旦那の姓のままでいるか迷うところでもあります。

また、中には無神経に離婚理由や夫婦間のプライベートなことを聞いてくる人もいます。ときには話さなければいけない状況もあるかもしれません。離婚後の苦しみを乗り越える決意をしても、このように日常の些細なことで思い出してしまうのです。

離婚後の最も大きなストレスはお金です。今までは夫婦で協力して生活を送っていたことが、離婚後は自分ひとりで乗り越えるだけの収入が必要になります。専業主婦の場合ブランクが長すぎると仕事が決まらず貯金が底をついてしまう恐れがあります。

離婚後に人間関係が疎ましくなるのはよくあるケースです。久しぶりに友人と会う場合の会話は大抵近況報告なので離婚について少なからず触れなければいけません。

飲みの席では酒の勢いに任せてプライバシーに土足で踏み込む人たちもいます。離婚を乗り越える気持ちでいても周りが無意識に邪魔をするためストレスになり人との関わりに距離をおくようになるのです。

各種名義変更や住所変更のほかに、人によっては住居や仕事探しなど離婚後はやらなければいけないことが多く時間も労力も奪われます。

公的な書類変更だけではなく、アプリやインターネット上で登録している個人情報なども含めると相当数の情報変更が必要になるので、それだけでも半日かかってしまうこともあるでしょう。

離婚後のストレスを乗り越えるには、とりあえず何でもいいのでスケジュールを埋めることをおすすめします。ストレスが溜まる理由は離婚後の新しい生活を受け入れていないからです。生活サイクルが婚姻中と同じままだと「この時間はいつも2人で一緒にいたな」など回想に耽ってしまいます。夢中になれるものを見つければストレス発散だけではなく回想する時間が減って過去への執着心が自然となくなります。

どうしても離婚後の辛さを乗り越えることができない場合には結婚していた頃に持っていたものをすべて捨てましょう。夫婦の写真はもちろん、思い入れのある食器や家具、デートで着た服や聞いた音楽、連絡先など一掃することで気持ちが一新されて新たなスタートをきることができます。