違いは？お見合い結婚がうまくいく人と離婚したいと感じる女性の差

昔ながらのお見合い結婚は今でも多いようです。最後の手段として考えている人もいるのではないでしょうか。

結婚そのものはできるものの、お見合い結婚では幸せになれない人もいるのだとか。お見合い結婚でうまくいく人と、そうでない人の違いはあるのでしょうか？

ここでは、お見合い結婚で幸せになるのが難しい理由と、お見合い結婚がうまくいく女性の特徴、またお見合い結婚後に離婚したくなる女性の特徴をご紹介します。

戦前の結婚は全体の7割がお見合い結婚でしたが、現在お見合い結婚は5.5%まで減ったといわれています。

お見合い結婚の良さは、はじめから結婚が前提であることと、お互いに年収や家柄が釣り合っているということです。経済的な問題は発生しにくいので、相性の問題さえクリアすれば結婚に一番近い出会いといえるでしょう。

また結婚する必要にせまられていたり、覚悟が完了している人が多いので、離婚したいと思う確率も恋愛結婚より低いようです。

恋愛至上主義的な考えを持っていると、同じ結婚でも、お見合い結婚より恋愛結婚のほうが価値が高いと思ってしまいがちです。そのため、恋愛結婚の人より自分が劣っているような感覚になり、そのうち離婚したいと思うようです。

実際はそのようなことはありません。自分だけを卑下するつもりで勝手に上下関係を設定していると、他のお見合い結婚の方達にご迷惑が及び、問題視されるので気をつけましょう。

お見合い結婚は、切羽詰まった状態で話を進めてしまったりして、相手を良く知らないまま結婚してしまう場合があります。

そうなると、夫を愛せないまま共同作業をこなす羽目になってしまいます。一連の夫婦イベントが一段落した頃には、幸せを感じられないまま、離婚したいと思いつつも行動に移せない日々が繰り返されてしまうようです。

お見合い結婚では、条件や雰囲気などは判断できますが、考え方のニュアンス的な部分はわかりません。そのため、結婚後にさまざまな価値観の違いが浮上して、幸せを感じられず離婚したいと思ってしまったりするようです。

お見合いは面接のようなものですので、お互い本音はなかなか出せないものです。

相手をよく観察したつもりでも、人間は隠し球を持っていることが多いので、結婚後に思いもよらない問題が発覚して、離婚したいという状況に追い込まれるようです。

よくある話では、優しい男性かと思っていたら亭主関白だった、経済DVをされた、モラハラ夫だったなどです。これは、長年付き合っていてもわからない場合がありますので、相手の両親の様子などもよく観察してみましょう。

家柄が良い女性はお見合いが向いているといえるでしょう。親が最大限のパワーを駆使して、娘の気に入りそうな最高の相手を探してくれますので、お見合い特有の「相手が変」という問題が取り除かれている場合が多いです。

また親同士の付き合いが関係してくるので、結婚後もおかしな扱いは受けにくいでしょう。

どんな相手ともしっかり向き合って誠実なお付き合いができる人は、お見合い結婚でもうまくいく確率が高いといえます。

たまたま出会いがお見合いの場だったというだけで、友人の紹介とたいして違いはありません。その場で少しお喋りしてみて、気が合ったら連絡交換して後日飲みに行く…普通の出会いですよね。

お見合いだって偶然の出会いです。さまざまな人の手を経てあなたのところへたどり着いたのですから、もしかしたら運命の相手である可能性も高いのです。

一般的には敬遠されるような変わった男性にも、光る部分を見つけて愛することができる女性は、お見合い結婚が向いているといえます。

モテない男性には2種類あり、モテたことに感謝して誠実につきあってくれる素直な男性と、モテたことで勘違いしてチャラ男デビューしてしまうダメな男性がいます。

相手がどちらの男性かよく見極め、素敵な旦那様をゲットしましょう。

結婚相手をよく見ずに、焦って結婚してしまうと、お見合い結婚後に「離婚したい」と思ってしまうことが多いようです。

相手をよく知らないまま結婚生活を送ると、細かいことで衝突したり相手の考え方に反感を持ったりして憂うつなことが多くなり、離婚したい気持ちが高まってしまうのかもしれません。

恋愛結婚に憧れつつもうまくいかず、しかたなくお見合い結婚を選んだ女性は、相手に満足できず、離婚したいと思ってしまうことが多いようです。

相手が希望通りの年収で優しい男性でも、恋愛結婚でないことに不満を感じるとどうすることもできません。ハーレクイン小説でも読んで「冷めた結婚でも最終的には愛しあうことができる」系のシナリオを数パターン脳に叩き込み、夫に恋の罠を仕掛けてみるといいかもしれません。

お見合い結婚がうまくいく人は、お見合いで出会った男性ともしっかり交流して、彼の良い面を見つけ普通に愛せる人でしょう。

また、お見合い結婚しかできなかったという事実にこだわり続け、相手の男性を「お見合い結婚しかできない男」というフィルターでみる女性は、結婚生活に満足ができず、すぐ離婚したいと思ってしまうようです。

どんな人でも得手不得手があり、見方を変えれば良くも悪くも感じられるものです。変えるべきは自分の視点なのかもしれません。