好きが止まらない!女の恋に落ちるメカニズム
「なんで私はこの人が好きなの?」そんな不思議にはちゃんと仕組みがあります。
運命だけに捕われない、恋のメカニズムを知って好きの気持ちを確かめてみましょう!
気づいたら恋に落ちる・・・それは女のメカニズム!?
男女問わず、恋に落ちる瞬間や恋の始まりは不思議なものです。一目惚れだったり、一緒にいるうちにいつの間にか好きになっていたり、全然タイプじゃないのに気がついたらなぜか気になって仕方がなかったり・・・好きの形はたくさんあります。
一目惚れのような分かりやすい恋の落ち方は自分の好きという気持ちを確認しやすいですが、気がついたら好きになっていたパターンは自分の好きの気持ちが確認しづらくて戸惑う方も多いと思います。
その好きという気持ち、どうして好きになったのかメカニズムを知りたくありませんか?
なぜ彼が好きなのか、不思議に思うことがあると思います。なぜ恋に落ちたのか、女が恋に落ちるメカニズムを知ることができたら少し自分の気持ちが整理されるかもしれません。
女の恋に落ちるメカニズム
女性の恋に落ちるメカニズムに重要な役割を持っているのは脳から分泌されるホルモン達です。実は好きという気持ちは自分の意識で好きになる訳ではなくホルモンの働きによって恋していると錯覚している状態です。
つまり、細胞レベルで恋しているという訳ですから、生物学的にその相手を求めているということになるのです。
恋に落ちるメカニズムを作り出しているホルモンは主に以下の2つになります。
PEA(フェニルエチルアミン)
恋をしている間に分泌されるのがPEA(フェニルエチルアミン)です。その効果は好きになった相手に対して3〜4年続くと言われ、この効果が無くなる頃に破局が生まれやすいくらい強力なものです。
PEAの効果は性欲を極端に高め、神経を過敏にします。また、眠気をなくして向上心や集中力を高め、食欲を減退させたりもします。
PEAの面白いところは、恋をするからPEAが分泌されるのではなく、PEAが分泌されるから恋をするという点。気がついたら恋に落ちていたパターンにはPEAの働きが関わっているのです。
半ば強制的に恋するモードにさせられてしまうPEA、適当に分泌されている訳ではありません。
- 新しく魅力的なもの
- あと少しで手に入りそうなもの
- 自分から遠ざかっていきそうなもの
- 不安で緊張しているとき
上記のような条件でPEAは分泌されやすくなり、私たちは恋をしたと勘違いさせられてしまうのです。
逆に言うと、自分を好きになってほしい相手にPEAの分泌を促すことができればうまくいくかもしれないのです。
ドーパミン
自分の好きを記憶し反応する細胞が扁桃体に働きかけて分泌されるドーパミン。
恋愛スイッチや快感ホルモンとも呼ばれ、ドーパミンが分泌されたときには全身が緊張し鼓動が早くなりまるで恋をしたかのようにドキドキします。
そのドキドキは快感に似たドキドキで、「この人に会うとドキドキする(気持ちいい)」と恋に似た感情が芽生えます。それを私たちは恋に落ちる瞬間と思い込んでしまうのです。
また、一度覚えた快感はまた繰り返したくなる衝動があるため、快感を得るためにまたあの人に会いたい≠恋の仕組みが出来上がってしまうというメカニズムです。
このドーパミンは楽しいこと、スリルのあることをすると出やすい傾向にあります。遊園地の絶叫マシンやお化け屋敷、吊り橋を渡る行為は恋が生まれやすいシチュエーションと言われますが、ちゃんと理由があったんですね。
好きの感情が抑えられない原因
先ほどご紹介した恋のメカニズムに重要なホルモン、PEAとドーパミンは分泌されると好きの感情を抑えられなくなる原因でもあります。
しかも脳内で本能的に出されるものなので、自分でどうにかできるものではありません。
PEAとドーパミンによる快楽はとても強く、その快楽を繰り返し求めるので好きの感情を抑えられなくなってしまうのです。
このメカニズムは男女関わらず機能します。女性の方が快楽に溺れやすい傾向があるので、女性の方が(ホルモン的に)恋に落ちる頻度が高いと言えるでしょう。
アイドルの追っかけ等の実際の恋ではなくても疑似恋愛にはまりやすいともいえます。
恋に落ちると・・・?
恋愛感情は、脳から分泌されるホルモンによってコントロールされています。自分が恋に落ちてしまったことに気がついたら、なぜ好きになったか考えてみましょう。
原因を考えたら、もしかしたら環境によるただの勘違いかもしれませんし、逆に本能で求めている相手なのかもしれません。
脳は正直です。PEAやドーパミンにより興奮状態、快楽状態になり「この人と一緒だと幸せだ」と感じると、より恋心が加速するのです。そのため、ときには体から始まる関係もあるでしょう。
恋愛スイッチが入ると暴走しがちなのは、恋の良いところでもあり悪いところでもあります。恋に落ちることはとても素晴らしくなんら問題はありませんが、必要以上に恋は盲目状態にならないよう気をつけましょう。
さいごに
脳で恋する女性の恋のメカニズム、なんだかとても不思議ですね。
恋をするためにはまず出会いがないといけません。好きが止まらない素敵な恋をするために、出会いの場へ積極的に出かけてみましょう!