子なしの結婚生活は子ありより幸せ?夫婦円満でいる秘訣とは
結婚をして子供を望むカップルがいれば、夫婦2人で過ごすことを大切にしたいと考えるカップルだっていますよね。
子なしの夫婦は子供のことで悩んだり教育費の負担がないので、より夫婦の幸せを実感できそうですが実際はどうなのでしょうか?
今回は、子なし夫婦の円満の秘訣を紹介します。
子なしの結婚生活は幸せ?
子なしでも十分に幸せ
「結婚したら子供を作るものだ」という人がいますが、必ずしも子供を作らなければならないことはありません。
実際に、子なしでも充実した結婚生活を送っている夫婦はいます。
趣味を共有したり行きたいと思った場所へ身軽に旅行に出かけたりと、2人で楽しく結婚生活を送っている夫婦がいます。
子なし夫婦の割合
国立社会保障・人口問題研究所が実施した第15回出生動向基本調査によると、1977年は子なし夫婦が4.2%だったのに対して、2015年には13.0%と増加していることが分かりました。
子なしを選択する夫婦は確実に増えていて、出産に対する考え方が変わっているといえます。
子なしと子ありの違いとは?
教育費の負担
子供がいると、食事・生活用品・衣類などの費用のほかに教育費用が発生します。
幼稚園や保育園に行くにもお金が掛かりますし、小学校は義務教育と言えども給食費・教材費・鉛筆・消しゴム・絵の具セット・裁縫道具セットなど用意する物がたくさんあります。
中学生になって部活に入れば、また別の出費が出る可能性があります。
高校・大学とその先を考えると、さらにお金は必要になるでしょう。
子供を育てるために必要なお金の有無は、子なし・子ありの大きな違いといえます。
学校行事の考慮
子供がいると、幼稚円・保育園・学校の行事に参加する機会が増えます。
運動会・お遊戯会・参観日・保護者会・PTA活動など、年間を通してさまざまな行事ごとが行われます。
子供のいる夫婦は、それらのスケジュールを把握して、予定を立てなくてはいけません。
子なし夫婦であればそうした行事ごとは関係ないので、自分たちの予定を好きなように立てることができます。
自由に動ける
子なし・子あり夫婦の違いは、行動の自由度が挙げられます。
たとえば、子なし夫婦であれば「遠出をしていろいろな所を見て回りたい」と思ったときに、翌日が休みなら近くで宿を取って1泊することができます。
子ありの場合は、子供が小さいほどお泊り用品は事前に準備をしておかないといけません。
お店によっては「小学生以下(中学生未満)はご遠慮ください」と断りを設けた場所があるので、行動の制限は子ありのほうが多いといえるでしょう。
子なしの結婚生活を選んだ理由
子供が苦手
全ての女性が、必ず子供好きというわけではありません。
なかには、子供が苦手という女性がいるでしょう。
子供の泣き声に耐えられなかったり、騒ぐ子供を受け入れられない女性は意外と多いです。
出産による体への負担
もともと体が弱く出産に耐えられるのかが心配という理由から、子なしを選択する夫婦はいるでしょう。
実際に出産は命がけと言われていて、大変なことです。
体への負担を考えて、医師からストップがかかる場合があります。
経済的な理由
経済的な理由から、子なしを選択する夫婦がいるのは事実です。
上記で紹介した通り、子供を育てるにはお金がかかります。
満足な教育を受けさせてあげられないなら、「産まないほうがよいのではないか」と考える夫婦だっているでしょう。
子なしなら、経済的にきつくても2人で仕事をしてなんとかやっていけます。
しかし、子ありは子供に衣・食・住を与えて教育費用を賄わなくてはいけないので、そういった経済的なことを考えてあえて子なしを選んでいるのかもしれません。
子なしの結婚生活で夫婦円満でいる秘訣
コミュニケーションを大切にする
子なし夫婦が円満に結婚生活を送るためには、コミュニケーションが大切です。
できる限り一緒に食事をとり、会話を交わすように心がけると仲のいい夫婦の関係が持続します。
逆にコミュニケーションが不足していると、子供がいないことから離婚を選択しやすくなり関係が壊れる可能性があります。
2人でデートをしたり一緒に趣味を始めたりと、結婚生活に色どりをつくことを始めると、楽しい時間を共有でき会話の幅が広がるのでおすすめです。
ありがとうは必ず伝える
夫婦円満でいるために覚えておきたいのは、「言わなくても分かってほしい」は通用しないということです。
感謝の気持ちは、口に出してパートナーに伝えましょう。
どんなに些細なことでも「ありがとう」と伝えている夫婦は、何年たっても円満で結婚生活を楽しんでいます。
笑顔で過ごせる環境を作る
子なし夫婦の場合は、どちらか一方が不機嫌な顔をしていると家全体の雰囲気が悪くなってしまいます。
2人が笑顔でいられる環境を整えることで、ギスギスとした雰囲気を持たず結婚生活が安定して過ごせます。
相手が喜ぶことを考え、逆に相手が嫌がることをしない・言わないようにすれば素敵な結婚生活が送れるはずです。
子供のありなしは夫婦それぞれ!
子ありだから得られる幸せがあれば、子なしだからこそ得られる幸せだってあります。
どちらを選択するかは人それぞれであり、大切なのは2人が幸せな結婚生活を送り、充実した毎日を過ごすことです。
結婚生活を楽しめているなら、それで十分だといえるでしょう。