一緒ではない!?結婚指輪とペアリングの違いとは?
恋愛中大好きな彼氏にペアリングをもらったことがある女性は多いのではないでしょうか。もらった日から肌身離さず大切に付けていたい気持ちになりますよね。
そして、晴れて結婚することとなれば、結婚指輪をもらうことでしょう。でも、「そもそもペアリングがあるから結婚指輪はいらないのでは?」「違いは何?」と疑問を持つ方もいると思います。
結婚指輪とペアリングはそれぞれに意味があり、違うものとして考えられているので覚えておきましょう。
結婚指輪とペアリングって一緒じゃない?
一般的に、どの指につけてもいいと言われているペアリング
ペアリングはファッション感覚に近いですが、結婚指輪は、ふたりがこれからの人生を共に歩んでいくという、いわば決意表明を形にしたものです。
そのため、シンプルなリングが一般的ですが、リングを重ねるとお互いのイニシャルが浮かび上がるデザインや、片割れハートなどの永遠の愛を象徴するようなデザインの結婚指輪が人気のようです。
結婚指輪と違い、薬指につけるという決まりはありません。ペアリングと結婚指輪にはまだまだ違いがあります。違いをさらに見ていきましょう。
結婚指輪とペアリングの意味の違いとは?
結婚指輪は永遠を誓うもの
結婚指輪は結婚をしている証の他に、永遠を誓うという意味合いが込められています。
また、結婚指輪はペアリングとは違ってはめる指は、左手の薬指と決まっています。
そもそもなぜ、左の薬指なのでしょうか。それは、古代のギリシャで感情を司る心臓に繋がる血管が左手の薬指にあると考えられていたためです。愛の誓いにはピッタリの神聖な指とされていたそうです。
ペアリングは恋人の証
ペアリングは、付き合っている証拠としてつけていることがほとんどではないでしょうか。そしてつける指もカップルによって違います。
よく見かけるのが、右手薬指につけているパターンです。
右手には現実的な成功や突破する力を与えてくれると考えられています。そのため、能力を発揮したい時は右手につけるのが良いでしょう。
さらに、薬指には安心感を与え、心がリラックスする効果があるそうです。
自分らしく積極的に恋愛をしたいと思う方は、それぞれの指に宿る力を信じてはめる指を決めるのもいいかもしれません。
結婚指輪とペアリングの値段・デザインの違いとは?
一生ものはすべてにこだわる!
結婚指輪はその名の通り結婚していることの証です。そのため、デザインだけでなく、サイズ、着け心地、素材など2人が納得いくまで探して手に入れたいもののようです。
こだわる場合には、リングの素材や石の大きさ、名前の刻印などフルオーダーで作り上げて、どこにもない唯一無二の結婚指輪を身につけたいという方もいます。
しかし、あまりにも形や太さに特徴があるデザインだと衣類に引っ掛けてしまったり、家事や仕事でパソコンを使う際に指に違和感があったりと、せっかくの指輪が邪魔に感じてしまうこともあります。
そのため、ベースはシンプルで刻印をする方が一般的に多く見受けられます。
ペアリングはデザイン重視!
一方ペアリングは、二人の交際期間に応じて値段を決めるというカップルが多いようで、付き合い始めの記念として揃えるなら、大体1~2万円程度を目安に選ぶようです。
付き合ってまもないのに、高額なリングをプレゼントされると気持ちが重いと引かれてしまったり、これからやってくる誕生日やクリスマスなどのイベントで渡すプレゼントの値段のハードルが上がってしまいます。
また、デザインや素材についても機能性や持ちはあまり考えずにファッションの一部としてつけることができるオシャレなデザインのものを選ぶ傾向があります。
このように、ペアリングは気軽な気持ちでカジュアルに身につけるというのが基本の考え方として定着しているようです。
結婚指輪を貰ったらペアリングはどうする?
結婚指輪をもらって嬉しいけれど、今までつけていたペアリングも大切にしたいですよね。みなさんはペアリングをどうしているのでしょうか。
最も多い意見は、結婚指輪だけをつけてペアリングは大切に保管しておくという選択です。
ファッションリングのようなペアリングは、結婚指輪と違って耐久性がありません。つけているとボロボロになる可能性があります。
また、結婚指輪があれば十分と言う方が多く、役目を果たしたペアリングは思い出とともに大切にしまっておくそうです。
結婚指輪だけでなく、ペアリングもまだつけていたい。という場合は、結婚指輪と重ねて左の薬指につけたり、今までのように右の薬指にはめ続けている方もいます。
違いはあれどどちらも大切なもの!
結婚指輪とペアリングの違いについて説明してきました。具体的な違いはわかりましたか?結婚指輪もペアリングも、大切な人から貰えば宝物です。高価なペアリングを買ったカップルは、結婚指輪の代わりにずっとつけているというケースもあるようです。
名前や意味は違いますが、指輪に込める思いは人それぞれです。自分たちに合ったリングを見つけて大切に使いましょう。