夫婦喧嘩からの家出は逆効果?メリット・デメリットとは…
夫婦喧嘩をすると、どうしても我慢できずに家出したくなることが誰にでもあるものです。
しかし、軽い気持ちで家出してしまうと、その後の流れが自分の想定外の方向に進んでいったり、思わぬ事態に巻き込まれて望まない結果になるかもしれません。
ここでは、家出したときのメリット・デメリットや、夫婦喧嘩のストレスを上手に解消する方法などをご紹介します。
夫婦喧嘩をしてもう顔も見たくない!
夫婦喧嘩をすると、旦那とおなじ空気をを吸いたくない・顔も見たくないと逆上して家出してしまう場合があります。
しかし、離婚したいなら別ですが、仲直りしたいなら家出は逆効果だといわれています。
一生に一度くらいなら家出もアリかもしれませんが、何回も繰り返すのは危険です。
家出は逆効果?メリット・デメリットとは…
メリット:「旦那に頭を冷やしてもらえる」
夫婦喧嘩をしたら家出して距離をとる、というのは冷静な判断かもしれません。
喉まで出かかった「離婚してやる!」という言葉をグッと飲み込み、鼻息荒く家出すれば、旦那はいい過ぎたかなと反省してくれるでしょう。
家出がいつもとちがう行動で旦那にショックを与えるなら効果はありますが、何度もくり返して「またか」と思われると軽蔑されたり嫌われたりして逆効果になるので気をつけましょう。
デメリット:「夫婦関係そのものが冷えてしまう」
夫婦喧嘩して家出をすると、旦那があなたを自分の仲間ではないと感じて逆効果になることがあるようです。
男性には趣味や仕事や家庭それぞれに自分の縄張りのような意識がありますので、縄張りから出ていったあなたを守るべき仲間と感じなくなる危険性があるようです。
家出をすると、あなたのが話し合いを拒否して逃げる卑怯な裏切り者となり「俺はちゃんと話し合いしようと向き合ってやってるのに!」と旦那の心に被害者意識が湧くのかも知れません。
逆効果になってしまう家出の例
実家に帰ってかたくなに謝らない
夫婦喧嘩をして家出した場合、言い争いの記憶が残っているため家に帰るにはどちらかが謝らなければ仲直りできません。
もし実家に帰ってしまうと、生活に困らないためあなたが折れる理由がなくなり、旦那の謝罪待ちとなり家出が長引き逆効果になりやすいようです。
状況を動かす主導権を相手まかせにしてしまうと、望みの結果にたどり着けなくなる恐れがあります。
最悪の場合は離婚になるかもしれませんので、旦那に選択させないように注意しましょう。
家出中に浮気される
夫婦喧嘩であなたが家出すると、旦那はムシャクシャして報復や嫌がらせなどのつもりで家に女を呼び込み、浮気する場合があるようです。
「妻が家を出ていったせいで夫婦関係の継続が困難になった」などといわれたら、あなたは浮気を法的に責められなくなる恐れがあります。
無計画な家出は逆効果になりますので、旦那との精神的な駆け引きはしっかり響いていると確信したときだけにしましょう。
ひとりよがりな行動は、自分の立場を悪化させるだけです。
家出は離婚の理由になりやすい
夫婦喧嘩で家出をすると、離婚事由になり逆効果です。
夫婦には同居義務がありますので、同意のない家出や別居は、同居義務違反などで慰謝料を請求されたり、一方的に離婚されたりすることがあるようです。
家出をしたら、夜までに帰るなどの自主的な帰宅を心がけたほうがいいでしょう。
夫婦喧嘩のイライラ解消方法とは?
1人の時間を大切にする
家出したいほど夫婦喧嘩をしたら、逆に部屋に閉じこもったほうがいいかもしれません。
旦那に嫌がらせをしたいなら、トイレに閉じこもって篭城するといいでしょう。
1人になれば自分と向き合う時間ができますので、自分の言動を反省したり旦那の事情を理解できるかもしれません。
追い込まれた状態で無理に話し合いをしようとすると、思い込みや決め付けで話がこじれ逆効果になる場合があるようです。
仲のいい友達に愚痴をいう
夫婦喧嘩で家出をしないためには、自分のストレスを上手に解消する必要があるでしょう。
仲良しの友達とお茶をしながら愚痴をいうといいかもしれません。
ただし、友達が煽り好きだと逆効果になりますので、なだめてくれる優しい友達とお喋りするといいようです。
家出は勢いで決めないように!
夫婦喧嘩をしたからといって勢いで家出してしまうと、帰るに帰れなくなり逆効果になることが多いようです。
家出は最終手段であり、離婚を覚悟したときだけにすべきです。
もし旦那との関係を続けたいなら、家出を避けて部屋に閉じこもり1人になる方法を選んだほうがいいでしょう。