どっち?一生独身は負け組で子持ちで結婚は勝ち組って本当?
最近よく”女性の社会進出””女性の幸せは女性が決める”などといった啓発を訴えかけるような広告をよく見かけます。
そんななか一生独身を選ぶという女性が増えているようです。
独身を選ぶ女性は負け組なのでしょうか、それとも勝ち組なのでしょうか。生涯独身を希望する女性はぜひご一読ください。
生涯独身は負け組?結婚していたら勝ち組なの?
結婚は幸せの象徴。では独身は...?
皆さんは結婚についてどのような考えをお持ちですか?
”結婚は必ずするもの” ”愛する相手と一緒に居たい” ”子供が欲しいから結婚をする” あるいは”親のために結婚をする”、”自身の老後が心配だからパートナーが必要”など様々な理由があります。
本来結婚とは個人対個人の問題であり、結婚の有無に優劣は存在しませんが,日常の会話から比較をしてしまいがちな問題です。実際にコミュニケーションの場では多くが”家族や子供”がテーマになりやすく、それは年齢が上がるほど増えていきます。その中でいつの間にか既婚は”勝ち組”、未婚は”負け組”というような代名詞が生まれたような現代。
しかし世の中のすべての人が結婚に対してポジティブな意見または関心があるわけではありません。
果たして、結婚は幸せの象徴で未婚は孤独の象徴なのでしょうか?
勝ち組負け組なんて関係ない!独身でも気にしないで
自分のペースで結婚を考えましょう
結婚をしているから勝ち組、独身だから負け組というのは勝敗の基準がとても浅く曖昧なものです。仮にあなたが短距離走選手で他の選手とゴールを争っている場合、ゴールの順番で勝敗はつきます。それが勝負というものになります。
しかし実際にあなたはほかの誰かと”誰が一番早く結婚をするかレース”をしているのでしょうか?そのようなレースはあまり存在しないと思います。
周りが結婚し始めて焦る気持ちはわかります
自分が思い描いていた、自分の理想像になることができていない状況に対して悩み、いつの間にか比較対象が他者にシフトしているのではないでしょうか?
未婚の方が抱える問題や悩み、そして目標を持っているように既婚の方も同じ状況なのです。なぜか他人の人生は美しく見えてしまうものです。いつの間にか他人と比較をしているうちに”勝ち組”と”負け組”という分類ができてしまったのです。
それでも「一生独身は負け組」と考える人もいる
”勝ち組か負け組か”という勝敗ではなく自分の価値観を大切にするというのはとても重要なことですが、しかし実際はそれがとても難しいというのも事実です。
社会では他者とのコミュニケーションで結婚の有無や子供の有無、さらに深いプライベートな問題が話題として上がりやすく、人は他人の状況で安心したり不安になってしまいます。
一生独身は負け組と考えてしまう方は特に自分の周りの友人や親など相手の状況や感情を理解しようと努力している人がとても多いと思います。相手を一番に考えてあげられる人であるからこその感情なのではないでしょうか。
独身をエンジョイ!独身勝ち組女性のエピソード
周りの人のことを第一優先に考えてあげることはとても素晴らしいです。仕事やプライベートでのその行動はとても人間として魅力的だと思います。
しかし自分の人生に関して、価値観は”自分が最優先”でいいのではないでしょうか?既婚でも未婚でも”自分の人生のというマラソン”を走ることができるのはあなただけです。ほかに選手はいません、あなただけなのです。
独身勝ち組女性のエピソード
30代後半で独身ですが、自分の意志で選択しました。仕事に時間の大半を使いますがその分収入として還元されますし、時間を有効に使って自分のやりたいことをしています。もちろん老後の資金も貯めていますよ。
30代に入って周りの友人たちのほとんどは結婚と出産を経験し正直時々会話に入っていけないと感じることがあります。でも結婚は自由意志だし、縁でもあるので勝ち負けだとは感じていません。自分なりの目標をもって生活していると仕事や人との出会いもあって今の自分だからこそ経験できているものもたくさんあります!
圧倒的にお金と時間の自由があります。海外旅行も自由に行けますし、ある程度独身男性と楽しい時間を過ごすこともできます。それに結婚して夫や子供がいるから将来が安心とは限りません。死ぬときは人は一人で死んでいくものだと思っていますし、自分の人生の責任は自分でとってこそ大人の女性なのでは?
一生独身は負け組?勝ち組?まとめ
昔は家族のための結婚も多く、自分の意志での結婚をするあるいはしないという選択が少ない時代でした。しかし今は結婚は自由意志の時代です。既婚であれ未婚であれ自分が納得したうえで抱える問題や悩み、そして目的をもって”自分が主人公の人生”を歩んでいくことが大切だと思います。勝ち組や負け組といった他者の考えにこだわらず自分の気持ちを大切に自分らしく豊かな人生を歩んでくださいね!