浮気の誓約書はカップルでも書くの?誓約書の書き方と注意点
「彼氏の浮気が判明してショック…もう二度と浮気させないためにはどうすればいいの?」平気で浮気をする彼氏にあなたの本気を思い知らせるためには誓約書を作るのがおすすめです。
浮気の誓約書は、相手に浮気の事実を認めさせ、ふたたび浮気をした際のペナルティを記す文書です。正しく作れば法的な効力を認められるので、浮気防止にはかなり効果的です。
「誓約書ってカップルで作っても効果あるの?」と悩んでいるあなたのために、カップルの場合の誓約書の書き方と注意点を紹介します。
浮気の誓約書はカップルでも書くの?
誓約書ってなに?
誓約書とは浮気を防止するための約束事を記した文書です。浮気があった事実と、ふたたび浮気をした際のペナルティが書かれています。
正しい方法で作られた誓約書に書かれた内容は、守られなければいけません。ペナルティとして「慰謝料を払う」と記載されているなら、それは法的な場でも効力を持つのです。浮気防止の強い武器になりますよ。
誓約書はカップルでも有効なの?
浮気の誓約書はカップル間で交わすことも可能です。彼氏の浮気があまりに多い場合は、誓約書を作って「もう二度と浮気をしません」と約束させましょう。
口約束だけでは浮気をやめないような相手でも、正式な文書の形で約束ごとを記すと態度が変化します。カップルだからこそ誓約書を使ってプレッシャーを与えるのもありですよ。
カップルの場合の浮気の誓約書の書き方
浮気についての事実を書こう!
誓約書にまず記載しなければならないのは、今回の浮気に関する事実です。「どのくらいの期間」「どこで」「誰と」「どんな浮気をしたのか」の5W1Hを意識して書きましょう。
浮気が確かにあったとわかる内容でなければ、裁判になったときに言い逃れされる可能性があります。浮気の期間や悪質さは慰謝料が請求できる額にも関わってくるため、なるべく詳細に記載してください。
「二度と浮気をしない」と約束させよう!
口約束だけではなく、書面ではっきりと「絶対に浮気をしません」と書いてもらいましょう。文字にするだけでも彼の事の重大さが伝わりますし、プレッシャーを与えられます。
ポイントとしてはどこからが浮気かの範囲を決めておくことです。浮気のラインはそれぞれで価値観が異なるため、2人で話し合って決めましょう。
特に「異性と一切会話をしない」などの非現実的な約束事は法的な効力を認めてもらえない場合があります。気をつけてください。
約束を破ったときのペナルティを書こう!
相手に「次に浮気をしたら本当にやばい」と思わせるためにも、約束を破った後のペナルティまでしっかりと記しておきましょう。
カップルの場合は慰謝料請求がメインになってきます。正式な文書になるので、誓約書の時点で具体的な金額を決めておく必要があります。
高い金額を設定したい気持ちはわかりますが、相場から大きく外れた請求は法的に認めてもらえません。常識的な範囲に留めておきましょう。
カップルと夫婦での誓約書の違い
カップルは請求できる内容が少ない!
カップルと夫婦のそれぞれの誓約書で違いがあるのは、約束を破った際のペナルティの部分です。夫婦が浮気の誓約書を作る場合、慰謝料請求のほかに離婚やそれに伴う財産分与・親権・養育費などについても取り決めておく必要があります。
カップル間で課せるペナルティは慰謝料請求のみですが、そのぶん文書作成は比較的簡単に行えます。
カップルは請求できる慰謝料の額が違う!
浮気の慰謝料は婚姻関係を持っている夫婦の方が多く請求することができます。基本的に結婚期間が長ければ長いほど慰謝料も増えていく決まりです。
カップルは基本的に慰謝料の額が低く設定されています。しかし、悪質な浮気の場合は上乗せで請求できることもありますよ。
浮気の誓約書を書くときの注意点
署名は手書きが必須!
誓約書は全て手書きで作成する必要はありません。しかし、署名だけは手書きが必須です。
署名が手書きではない場合は本人が書いたと証明できなくなってしまいます。法的な効力も認められなくなるので忘れないように注意しましょう。
実印を使おう!
誓約書には署名と一緒に捺印もしておかなければいけません。捺印の際はシャチハタではなく、実印を用いるようにしてください。
誓約書は効果的!
正しく作られた誓約書は法的な効力を持っているため、裁判でも強い武器となります。また、相手に「浮気をしたら大変なことになる」と思い知らせる効果も絶大です。
「もう二度とパートナーに浮気をしてほしくない」と考えているのなら、カップルでも誓約書を作るのがおすすめですよ。作成の際は正式な文書として間違いがないように気をつけましょう。