浮気の誓約書は書かないとダメ？書きたくないときはどうする？

「パートナーが浮気をした！もう2度と浮気をしてほしくないけど、誓約書は書きたくない…」

浮気の誓約書にはさまざまな効果があり、浮気防止にも効果的だといわれています。しかし、いざ書くとなると難しいですよね。「本気で離婚したいわけじゃないし…」と思うこともあるでしょう。

「誓約書は書かないとダメなの？」と悩んでいるあなたのために、誓約書のメリット&デメリットと書きたくないときにどうすればいいのかを紹介します。

口では「もう2度と浮気しない！」と言っていても、繰り返す男性はいるものです。信じたいから誓約書を書きたくない気持ちはわかりますが、本当に浮気を防止したいなら事の重大さを思い知らせる必要があります。

正式に作った誓約書には法的な効力があり、浮気を防止するには効果的です。口約束だけで後悔することがないように、誓約書でしっかりと約束することをおすすめします。

誓約書には今回の浮気の事実について「どのくらいの期間」「どこで」「誰と」「何をしたのか」などを詳細に記します。

浮気が確かにあった事実を証明しておくことで、のちのち相手が言い逃れできなくなるのです。口で認めさせただけでは後で「そんなことを言ってない」とくつがえされる可能性もあります。書きたくない場合でも書面化するのが効果的なのです。

誓約書は浮気防止のためにも役立ちます。「次に浮気をしたら慰謝料を払ってもらう」など、約束を破ったときのペナルティを記すことができるからです。

誓約書に書いたペナルティは法的な効力を持ちます。具体的なペナルティを書面にしておくことで「また浮気をしたら本当にやばい」と相手に思わせることができるのです。あなたの本気が伝わり、浮気の抑止力になります。

どうしても誓約書を書きたくない場合は、夫婦の話し合いで問題を解決するしかありません。浮気がどれほど重要な問題かしっかりと相手に伝えましょう。「次にやったら離婚する」というあなたの本気を見せるのが1番効果的です。

離婚の可能性も考えたくないのなら、いっそ浮気を許容してしまうという手もあります。「あなたの浮気なんてどうでもいい」と引く態度をとることで、逆に浮気ぐせが治る例もあるそうです。

浮気の誓約書を正しく作っておけば、相手がもう一度浮気をして離婚裁判になったときにも法的な効力を持ちます。裁判になったときに有効な武器を作っておくためには、浮気の誓約書は作っておくのがおすすめです。

具体的には慰謝料の金額や子供の親権や養育費の行方も誓約書の有無によって左右される場合があるのです。誓約書が正しく作られていれば、いざというときに離婚もスムーズに進みますし、もらえる慰謝料の額も変わってきます。

書きたくない人も万が一離婚になったときを考えて、誓約書が必要かどうか1番じっくり考えてみましょう。

浮気に対する男女の認識には差があります。女性が深く傷ついていても、男性は「どうせ遊びだからいいじゃん」と軽く考えている場合もあるのです。誓約書を作ることで浮気がどれだけ大変なことかパートナーに自覚させる効果があります。

正式な文書は作っておくだけでプレッシャーになるものです。「今度浮気をしたら離婚する」「慰謝料はいくら請求する」と言葉にしておくことで、浮気性のパートナーにも「次に浮気をしたらやばいことになる」と危機感を抱かせられます。

書きたくない気持ちともう二度と浮気をさせたくない気持ちを天秤にかけてみましょう。

誓約書を書きたくない理由としてよくあるのが「本当に離婚したいわけではない」というものです。実際、誓約書は描かれている約束事やペナルティを実践する覚悟がないとあまり意味を持たなくなってしまいます。

せっかく誓約書を作っても、相手がふたたび浮気したときに「本当に離婚するつもりはない」と言ってしまうと、次から「どうせ本気じゃない」と舐められてしまうのです。

浮気の誓約書は正しく作れば法的な効力を持ちますし、浮気性なパートナーにプレッシャーをかけるには最適な手段の1つです。誓約書を作ることでさまざまな効果を得ることができます。

しかし、誓約書を作成するのにもデメリットが存在します。書きたくない人もメリットとデメリットをよく考えて、誓約書を作るかどうか決めましょう。