浮気相手に警告文を書きたい!不倫発覚後の例文3選
浮気相手への警告文とは「旦那ともう合わないでほしい、連絡をしないでほしい」や「あなたの行為に迷惑しているので、やめてください」など伝えるためのものです。
あくまで警告ですので、脅迫めいた内容は記載してはいけません。
今回は、浮気相手への警告文の内容やどういったように書けばいいのかや、例文もまとめてみました。ご参考にしてください。
浮気相手への警告文を書くときのポイント
感情を込めた内容を書かない
浮気相手への警告文を書くとき、本心としては「慰謝料1000万用意しろ」「会社にバラしてやる」など怒りを込めたくなるかもしれません。
浮気相手に出す警告文には感情を出さずシンプルに内容説明と今後の方向性を伝えるだけにしておきましょう。
あなたの精神的苦痛を受けた事実に関しても、感情的にならずに記載してください。
自分が不利になるようなことは記載しない
浮気相手へ警告文を出す内容に「旦那の携帯を盗み見てあなたのことを知った」や「旦那を尾行してあなたと密会しているの目撃した」などの記載はしてはいけません。
携帯を盗み見たり、尾行というのはプライバシーの侵害と捉えられる可能性があり、裁判が行われた場合、あなたが不利になることがあります。
脅迫めいた内容を記載しない
冒頭にも書きましたが、浮気相手への警告文には脅迫めいた内容を書いてはいけません。名誉毀損や脅迫罪であなたが訴えられてしまう可能性があります。
浮気相手への警告文の例文を紹介している他のサイトでも、様々なポイントを紹介してますが脅迫めいた内容は書いてはいけませんと、ほとんどのサイトでポイントとして紹介しています。
あなたの気持ちとしては、これでもかと気持ちを伝えたいところですが、これだけはしてはいけません。これから例文もご紹介しますが、他にも様々な例文が存在します。参考にしてみてください。
警告文を書きたい!正しい手順とは
簡潔にかつ正確に書きましょう
浮気相手への警告文の内容の手順を以下にまとめました。
【警告文の作成手順】
①旦那と浮気相手の浮気の事実
②あなたが受けた精神的苦痛の内容
③慰謝料の請求
④今後、旦那との接触禁止の要求
⑤書面での謝罪文の要求
⑥慰謝料支払いの期限
以上の項目の補足ですが、
・慰謝料の請求について
慰謝料の算出方法は、あなたの精神的苦痛を金額に換算します。とはいっても計算するのは難しいと思いますので、おおよそ200万〜300万を目安とするといいでしょう。
・書面の謝罪文の要求について
のちに裁判になったとき、浮気相手から書面で謝罪文をもらっておくと裁判であなたが有利になります。
浮気・不倫相手に最適。実際に使える例文3選
【例文1】シンプルに内容を伝える例文
通知書
あなたは、私の夫である〇〇と平成○○年○○月頃から不倫関係を続けておりましたが、あなたがしてきたことは人として絶対に許されないことであり、あなたと夫の不倫によって、私は耐え難いほどの精神的苦痛を受けました。
(精神的苦痛の具体的内容を書いても良いでしょう)
よって、これまでのあなたの不倫行為によって、私が受けた精神的苦痛に対する「慰謝料」として、「金○○○万円」の支払を請求します。
また、今後夫との一切の関係の中止ならびに接触の禁止をあなたに強く要求致します。
(「関係」「接触」の具体的内容を書くとなお良いです)
あなたが、この件について深く反省した上で、私に直接謝罪し、夫との接触を今後一切絶っていただけるようでしたら、慰謝料については減額も検討しますが、今月末までにあなたからの誠意ある対応が見られない場合には、やむなく弁護士に依頼して法的措置をとるつもりでおりますので、ご承知おき下さい。
【例文2】浮気の証拠を持っていると伝える例文
通告書
あなたは私の夫○○○○と不倫の関係を継続しています。
このことは夫の携帯電話に届いたあなたのメールなどでも明らかですし、夫もあなたと男女の関係にあることを認めています。
あなたのこうした行為は、妻としての私の権利を侵害するもので、法律的にも不法行為を構成するものであります。
したがって、私はあなたに対して、私の受けた著しい精神的苦痛の慰謝料として、民法第709条にもとづき金○○万円を請求いたします。
なお、本書面到達後◯日以内にお支払いなき場合は、法的処置を講じることといたしますのでその旨ご承知おきください。
【例文3】専門家が用意した場合の例文
通 知 書
平成○○年○○月○○日
被通知人●●●●殿
通知人●●●●
貴殿に対し、下記の通り通知致します。
貴殿は、通知人の夫である○○と平成○○年○月から平成○○年○月までの間に3度に渡って浮気行為を行っております。
通知人は、○○と平穏かつ幸せに日々を過ごして参りましたが、貴殿の浮気行為により多大なる精神的苦痛を受けております。
従って、通知人は貴殿に対して、心からの謝罪と、今後、○○と一切の連絡・接触をもたない旨を書いた謝罪文を要求し、本件浮気行為による精神的苦痛に対する慰謝料として○○万円を請求致します。
貴殿に対し上記の通り、請求をしますので本書面到着後15日以内に以下の指定口座へ振込送金の方法により送金頂けるようお願い致します。
また、今後の連絡事項等は、書面のみとし、直接折衝はご容赦下さい。
なお、上記期間内に何等の誠意ある対応も頂けない場合には訴訟、その他法的手続に移行致しますのでご承知おき下さい。
記
銀行名:○○○○銀行
支店名:○○○○支店
預金種別:普通預金
口座番号:○○○○○○
口座名義:●●●●
以 上
警告文内で慰謝料に触れるときの注意点
「精神的苦痛に対して」と記載する
先ほどもお伝えしましたが、慰謝料の算出方法はあなたの精神的苦痛を金額に換算したものです。
ただ浮気をされたらかお金をもらうのではなく精神的苦痛に対する損害を請求するためというのは明確に記載しましょう。
警告文に効果はあった?実際に書いた女性の体験談
32歳 主婦
夫が会社の同僚と浮気をしていました。
私の出産のお祝いを夫の会社の人もしてくれたのですが、なんとその中に夫の浮気相手からもお祝いが。出産後でバタバタしていて、色々と手が回らない状況だったのですが、あまりの無神経さに腹が立ち、内祝いと一緒に警告文を出しました。
後日浮気相手より、謝罪文が届き夫に次はないと直接警告しました。
36歳 パート
旦那が1年ほど浮気をしており、警告文を作成するため証拠を集めるだけ集めました。
できる限り集めた上で警告文を郵送。文書内には多くは書きませんでしたが、証拠は存分にある、逃げられないぞというのは伝わるように書きました。
その後、一度浮気相手から電話で謝罪がきましたが、相手からの謝罪文があった方が万が一のとき備え、話したくないので書面で謝罪をしてくださいとだけ伝え謝罪文をもらいました。
これで離婚となっても負ける気がしません笑
証拠を集めることができればこちらのものです。浮気をしたパートナー、そして浮気相手への怒りは凄まじいものでしょう。賢く浮気に対する制裁を行いましょう。