職場も家も一緒だとうまくいかない？職場結婚から離婚した原因とは？

あるデータによると、職場結婚の割合は3割にも及ぶと言われています。

愛する人と長く一緒にいられることから幸せいっぱいに思われがちですが、案外離婚しやすい夫婦なのです。

今回は、「職場結婚から離婚した原因」と「離婚を防ぐ方法」について紹介します。

「世の中の夫婦の3割は職場結婚」と言われるくらい職場結婚は多いそうですが、そもそも何がきっかけで結婚に至るのでしょうか。

まずは、職場結婚するきっかけを見てみましょう。

トラブルが起きても焦らず堂々と構えてくれる男性や、どんなことでも受け止めてくれる器の大きい男性など、頼れる男性に魅力を感じるのが女性心理の1つです。

同じ職場で付き合っていると、一生懸命働く姿や、周りから頼られる姿を間近で見ることができるため、頼りがいがあると思って彼氏との結婚を意識しはじめるのです。

社内恋愛をしていると、同僚から「いつ彼氏と結婚するの？」「結婚は考えているの？」と聞かれることが多く、周りが結婚の雰囲気を作ったことがきっかけで職場結婚する場合があります。

同僚との会話で、「そろそろ結婚したいな」「彼氏は結婚する気があるのかな」と結婚を意識するようになって、二人の関係が進展するのです。

結婚後すぐに別居生活になった夫婦からすると、会えない寂しさを感じることがなく、姿が見えない不安を感じることもないので、職場も家も一緒にいられる職場結婚を羨ましいと思うでしょう。

しかし、一緒にいる時間が長ければ夫婦関係がうまくいくわけではありません。

実際に職場結婚から離婚するケースは非常に多く、離婚後に職場で気まずい思いをすることに耐えきれずに、部署移動を願い出たり自主退職を選ぶことがあるようです。

職場でも家でも一緒だからこそ、離婚に至る原因があるのです。

長く一緒にいられる職場結婚した夫婦は、どうして離婚率が高いのでしょうか。

今度は、職場結婚から離婚した原因を見てみましょう。

どれだけ大切な人であろうと、たまには一人で息抜きをしたいと思うものです。

しかし、職場結婚の夫婦は、職場も家も一緒にいるので気を抜く暇がありません。

お互いのスケジュールを把握できる状況であり、お互いの情報がどこかしこから入ってくるため、気を抜くことができずにリフレッシュできないストレスが原因で離婚に至るのです。

同じ職場で働いていると、さまざまな噂を耳にすることが多いと思います。

誰かと誰かが付き合っている噂や、浮気や不倫の噂がそこかしこでネタにされますが、職場結婚した夫婦は、悪い噂が原因で離婚しやすいと言われているのです。

「旦那さんは〇〇さんと仲良すぎない？」「飲み会でも凄く親しげだったよ」とあなたを心配して聞きたくない情報を教えてくれているのかもしれません。

噂が原因で夫婦関係に亀裂が生じて、離婚に至ってしまうのです。

同じ職場で働いていると、あなたの人間関係や行動を見られる機会が多いため、「〇〇君と仲良しだね」「どんな関係なの？」と嫉妬や束縛をされやすいと言われています。

根拠のないことで責められたり、仕事に支障がでるような束縛をされていたら、旦那に対して不満を感じてしまうものです。

次第に夫婦仲は険悪になり、結果的に離婚をしてしまうのです。

いくつもの離婚のリスクがある職場結婚ですが、それでも離婚は避けたいものです。

どうすれば離婚を防げるのか、2つの方法を見てみましょう。

男性社員との関係を疑われるなど、嫉妬深く束縛しやすい旦那に困っている場合は、職場と家で見せる顔を変えて旦那に安心感を与えましょう。

あなたはコミュニケーションの一環と考えていても、自分といるより男性社員と楽しくしている妻の姿を見たら、どんな男性も多少の嫉妬をしてしまうものです。

とくに、嫉妬深い旦那はあなたからの特別感を得たいと考えており、同僚の男性社員と同じ扱いを受けたくないと思っています。

男性社員と一線を引いた接し方をして、家で旦那といるときだけ甘えん坊で可愛らしい姿を見せると、旦那との関係がうまくいくでしょう。

職場も家も一緒なだけでストレスを感じるのに、同じ部署であれば夫婦仲が悪くなる一方です。

旦那の目が気になって仕事がやりにくく感じたり、仕事の内容が原因で喧嘩になったりと、同じ部署で夫婦が働いてもうまくいくことはないのです。

夫婦仲が悪くなれば、離婚のリスクを高めてしまいかねません。

同じ部署で働いているのであれば、できるだけ旦那と関わらない部署へ移動させてもらって、職場で旦那と関わる機会を減らしましょう。

旦那と離れる時間を持つことがリフレッシュになって、円満な夫婦関係を保てるのです。

「職場結婚から離婚した原因」と「離婚を防ぐ方法」を紹介しました。

職場も家も一緒だと、何かと難しいことが多いと考えられます。

結婚のタイミングで部署移動や退職を検討して、ずっと幸せな夫婦でいられる方法を考えましょう。