カップルがマンネリ化する理由&乗り越える方法
「私たちカップルはいつまでも新鮮な気持ちでいたい」と思っていたとしても、長い付き合いが続くうちにマンネリ化して悩んでいる方はいませんか?
マンネリ化で悩んでいるカップルは数多く、なかにはマンネリ化が原因で別れるケースがあります。
今回はカップルがマンネリ化する理由と乗り越える方法を紹介するので参考にしてみてください。
どれほど仲がいいカップルであったとしても、付き合っているうちに新鮮な気持ちが薄くなっていきますよね。
なかにはマンネリ化してしまい、カップルの関係が悪化してしまうことがあります。
そもそもマンネリ化とはどんな状態のことをいうのでしょうか。
マンネリってどんな状態?
新鮮さがなくなる状態
マンネリとは、付き合いが長くなることによりおたがいの関係に新鮮さを感じなくなる状態を意味します。
どんなカップルであっても付き合いが長くなるにつれて新鮮さがなくなるのは当然ですが、カップルによってマンネリで悩むかどうかが違います。
新鮮さがなくなったことを「おたがいの信頼関係が築けて安心できる」と感じるのは問題ないですが「新鮮さがなくなってつまらない」と感じるのは要注意です。
マンネリを放置するのは危険!
マンネリを感じているカップルがなにの対処もせずに放置してしまうと、おたがいの関係が悪化して別れのリスクが上がります。
とくに、マンネリしたあとに「恋人と会わなくてもいいかな」とおたがいが考えてしまうと、会わない日が増えていき自然消滅の危険性があります。
そのため、マンネリを感じたときは早めに対処することが大切です。
カップルがマンネリ化する理由
カップルがマンネリ化する理由にはさまざまなものがあります。
マンネリ化する理由を知ることで、付き合い方を見直すことができマンネリ化を防げるようになります。
理由① 相手のことを知りすぎるから
カップルがマンネリ化するもっとも大きい理由が、おたがいの付き合いが長くなって相手のことを知りすぎることです。
おたがいの付き合いが長くなれば、相手のことをより知れるというメリットがありますが相手のことを知るからこそマンネリ化するといえます。
そのため、どんなカップルであってもマンネリ化する可能性はあります。
しかし、マンネリ化を乗り越えて幸せになるカップルがたくさんいるので「マンネリ化したから別れるしかない」とネガティブにならないようにしましょう。
また、長く付き合うだけではなくさまざまな理由でマンネリ化が深刻になります。
それではほかの理由をチェックしていきましょう。
理由② 同じ場所でデートを繰り返すから
カップルがマンネリ化する理由として、同じ場所でデートを繰り返すことが挙げられます。
おたがいがそのデートスポットを気に入っていたとしても、同じ場所でデートを繰り返してしまうとデートに新鮮さがなくなってしまいマンネリ化を感じるためです。
また、デートをするときの行動範囲が狭いときにマンネリ化を感じやすいです。
理由③ 自分磨きをしないから
カップルがマンネリ化する理由として自分磨きをしないことが挙げられます。
おたがいに自分磨きをしないと、いつまでも変化がない相手と一緒にいるためマンネリ化していることを感じやすくなるためです。
また自分磨きをしないままマンネリ化してしまうと「恋人と会うときにおしゃれをしなくていいかな」と男女ともに感じるようになり、魅力をキープできないだけではなくだらしなくなってしまうケースがあるので注意しましょう。
理由④ 共通の趣味がないから
カップルがマンネリ化する理由として、共通の趣味がないことが挙げられます。
共通の趣味があるカップルの場合であれば、趣味の話題で楽しむだけではなく一緒に趣味を楽しめるためマンネリ化しにくい傾向があるためです。
共通の趣味がないカップルは、付き合ってから時間がたつにつれて一緒に楽しむことがなくなりマンネリ化してしまいます。
理由⑤ 束縛するから
カップルがマンネリ化する理由として、束縛することが挙げられます。
「彼氏と一緒にいたい」という気持ちや「浮気が心配」といった理由で束縛する方がいますが、束縛してしまうと「恋人に束縛されてしまい辛い」と思われてしまいます。
そのためネガティブな感情が強くなり、マンネリ化してしまうきっかけとなります。
また、束縛するとおたがいが自分の時間をつくれなくなってしまいます。
ふたりの世界だけに閉じこもってしまうと、新しい刺激がなくなってしまいマンネリ化して関係が悪化する原因になります。
理由⑥ スキンシップが足りないから
カップルがマンネリ化する理由として、スキンシップが足りないことが挙げられます。
おたがいが一緒にいすぎたり拘束するといった理由と正反対ですが、あまりにも会う時間が少なすぎたりスキンシップが足りないと「愛されてないのではないか」と不安になりパートナーにネガティブな感情を抱きます。
そのため、おたがいの関係が悪化するとともに付き合っていることにマンネリ化を感じるようになります。
また遠距離恋愛などで会っていないことが当たり前になっている場合は、自然消滅する危険性があるので注意しましょう。
マンネリ化するカップルの特徴
マンネリ化をした理由を踏まえてマンネリ化するカップルの特徴を見ていきましょう。
マンネリ化するカップルの特徴に当てはまっているときは、早めに改善することが大切です。
特徴① 一緒にいる時間が長いカップル
マンネリ化するカップルの特徴として、一緒にいる時間が長いカップルが挙げられます。
仲がいいカップルほどおたがいに「一緒にいたい」という気持ちになり、デートをしたり一緒に行動することが増えがちです。
しかし、一緒にいる時間が長ければ長いほどそれが当たり前と感じてしまいマンネリ化する原因となります。
特徴② おたがいを尊重していないカップル
マンネリ化するカップルの特徴として、おたがいのことを尊重していないカップルが挙げられます。
おたがいのことを尊重していないカップルは「目を離すと浮気されるかもしれない」と疑ったり、自分の意見ばかり押しとおそうとしがちです。
そうなってしまうと「束縛されるのが面倒」「いつもわがままばかりで疲れた」という感情を抱かれてしまい、おたがいの関係が悪化してしまいます。
また、ネガティブな感情に引きずられてしまい相手の悪い部分ばかりに目が行ってマンネリ化したり倦怠期がくることが少なくありません。
特徴③ 恋愛にのめりこむカップル
マンネリ化するカップルの特徴として、恋愛にのめりこむカップルが挙げられます。
恋愛にのめりこむカップルは恋愛やおたがいに依存しがちで、いつも恋愛のことばかり考えてしまいがちです。
そのため、新鮮さを失うのが早くなってしまいマンネリ化することが多いです。
また、恋愛にのめりこむカップルは自分の時間がなくなるため趣味を楽しめなくなったり、仕事がおろそかになり日常生活に悪影響がでる危険性があるので注意しましょう。
特徴④ 進展が早すぎるカップル
マンネリ化するカップルの特徴として、進展が早すぎるカップルが挙げられます。
付き合ってからキスをしたりセックスをしたりと段階を踏むケースが多いですが「次はすぐにキスしよう、そしてそのあとにセックスをする」と進展が早いカップルがいます。
進展が早いカップルは「やるべきことはすべてやった」という気持ちになりがちで、マンネリ化する傾向があります。
マンネリは何回もやってくるの?
マンネリ化をする理由やカップルの特徴を知ることで、マンネリ化を防止ができます。
しかし、マンネリ化防止がうまくいったときは繰り返すことはないのでしょうか。
マンネリ化は繰り返すことがある
マンネリ化したカップルがしっかり対策をしてマンネリ化を解消して幸せになるケースが少なくありません。
しかし、マンネリ化から脱したとしても時間とともにマンネリ化してしまうことがあります。
これは、マンネリ化したときの対策を忘れてしまったり別の理由でマンネリ化を感じてしまうことが原因です。
気を抜かずに対策することが大切!
マンネリ化を繰り返さないようにするために、マンネリ化を乗り越えたあとに気を抜かずに対策をつづけることが大切です。
カップルがおたがいに「マンネリ化を防止しよう」と意識して対策することで、マンネリ化しない幸せなカップルになれます。
それでは、マンネリ化をしないためのコツを見ていきましょう。
カップルがマンネリ化しないコツ
コツ① パートナーを尊重する
カップルがマンネリ化しないコツとして、おたがいにパートナーを尊重しあうことが大切です。
パートナーのことを信頼して尊重することで「一緒にいないタイミングであっても、パートナーなら浮気をしない」という意識になり束縛しなくなるためです。
また、信頼感を抱いて付き合うことで相手に対してネガティブな感情を抱きにくくなりマンネリ化しない効果があります。
コツ② 自分の時間をつくる
カップルがマンネリ化しないコツとして、おたがいに自分の時間をつくることが挙げられます。
カップルがマンネリ化する理由として一緒にいる時間が長すぎることがあるため、それぞれが自分の時間を大切にすることで一緒にいる時間が短くなる効果があるためです。
また、仕事や趣味といった自分の時間を有効活用できれば日常生活が楽しくなります。
そのため、普段から前向きに行動できるようになりパートナーや周囲にいい印象をあたえることができます。
コツ③ スキンシップを欠かさない
カップルがマンネリ化しないコツとして、スキンシップを欠かさないことが挙げられます。
それぞれが自分の時間を大切にすることで、ふたりでいる時間が少なくなります。
そのときに積極的に手を握ったりハグをするといったスキンシップをとることで、おたがいに満足感を抱き「付き合っていて楽しい」とポジティブになる効果があります。
そのため、マンネリ化を防ぐだけではなくよりよい関係を築けます。
コツ④ 自分磨きをする
カップルがマンネリ化しないコツとして、自分磨きをすることが挙げられます。
おたがいに自分磨きをすることで、新しい魅力を身に着けることができます。
そのため「パートナーのことがより好きになった」と感じるほかに、新しい魅力をみつけることでマンネリ化を防げます。
コツ⑤ ほどよい距離感を意識する
カップルがマンネリ化しないコツとして、ほどよい距離感を意識することが大切です。
大好きなパートナーに対して「毎日連絡したい」「できるだけ一緒にいたい」と思うのは当たり前のことですが、距離感を縮めすぎるとマンネリ化しやすくなります。
そのため、おたがいが良好な関係をつづけられる距離感を見つけることがマンネリ化を防ぐ効果的な方法です。
コツ⑥ 行動範囲を広げる
カップルがマンネリ化しないコツとして、行動範囲を広げることが効果的です。
とくに、おたがいが行ったことのない場所でデートをすることで新しい刺激を感じてマンネリ化しなくなります。
カップルのマンネリ化対策とは
カップルがマンネリ化しないコツを活かして、マンネリ化対策を考えることが大切です。
それでは、カップルのマンネリ化対策についてみていきましょう。
対策① 共通の趣味をつくる
カップルのマンネリ化対策として効果的なのが、共通の趣味をつくることです。
共通の趣味をつくるときはキャンプや釣り、スポーツ完成といったアウトドア系のものだけではなく映画やゲームといったインドア系のものでも問題ありません。
おたがいが「一緒に楽しめる」と感じる共通の趣味をつくることが大切です。
共通の趣味をつくろうとするときに注意すべき点は、自分の趣味だけを押し付けないことです。
自分の趣味を理解してもらいたいときは、あなた自身が相手の趣味を受け入れることが大切です。
おたがいに好きな趣味を共有できれば、よりよい関係を築いていけます。
対策② 定期的に話し合いをする
カップルのマンネリ化対策として、定期的に話し合いをすることが挙げられます。
定期的に話し合いをするときは、素直に「マンネリ化しているかも」と感じたことを伝えることが大切です。
おたがいがどんな不安や不満をもっているかを認識できれば、マンネリ化解消だけではなく不満を解決できるケースがあります。
話し合いをするときは、感情的にならずに冷静になることが大切です。
また、自分の意見ばかり言うのではなくおたがいの意見を尊重することでよりよい話し合いができます。
対策③ それぞれが個人の時間をつくる
カップルのマンネリ化対策として、それぞれが個人の時間をつくることが効果的です。
おたがいに「会うのは週に3回まで」と納得できる回数を決めることが大切です。
適度に会って距離感を保つことでおたがいにマンネリを感じにくくなるほか、自分の時間をつくれるため趣味や仕事に打ち込めるメリットがあります。
対策④ ドキドキできるシチュエーションをつくる
カップルのマンネリ化対策として、定期的にドキドキできるシチュエーションをつくることが効果的です。
サプライズプレゼントを用意したり、ときどき積極的にスキンシップをとったりすることでおたがいに刺激を感じてマンネリ化しなくなるためです。
いつもドキドキできるシチュエーションをつくるのは大変なだけではなく、そのシチュエーションが当たり前と感じるようになるため、適度な頻度でサプライズを用意することが大切です。
カップルでマンネリ化を乗り越える方法
マンネリ化を防ごうと対策したとしても、どうしてもマンネリ化してしまうことがあります。
マンネリ化をしたときはどのように乗り越えればいいのでしょうか。
方法① マンネリ化するのは当たり前と割り切る
カップルでマンネリ化を乗り越える方法として「マンネリ化するのは当たり前」と割り切ることが効果的です。
「ちょっとマンネリ化してきたな」と感じたときに、マンネリしたことを強く意識すればするほど「このまま別れるかもしれない」とネガティブになってしまいます。
ネガティブになるとよりマンネリ化が悪化してしまうので、気にしすぎずに乗り越えることがおすすめです。
方法② マンネリ化した理由を分析する
カップルでマンネリ化を乗り越える方法として、マンネリ化した理由を分析することがおすすめです。
ここまで紹介してきたとおり、マンネリ化する理由には長く付き合っていることだけではなく自分磨きを怠ったり束縛しすぎたりといったさまざまんものがあります。
「自分たちはどうしてマンネリ化したんだろう」と分析することで、それに合わせた対処法が見つかります。
方法③ 前向きに対処する
カップルでマンネリ化を乗り越える方法として、前向きに対処することが効果的です。
「自分たちならマンネリ化を乗り越えられる」と前向きになることで、ちょっとした苦労や不満が気にならなくなるためです。
例として「このデートがうまくいかなければマンネリ化が悪化するかもしれない」より「マンネリ化を乗り越えるために楽しいデートを企画しよう!」と考えるほうがマンネリ化を乗り越えやすくなります。
おたがいにポジティブになることで、マンネリ化を乗り越えられるだけではなく楽しい付き合いができるようになります。
飽きのこない関係の築き方
マンネリ化を防ぐためには、飽きのこない関係を築くことが大切です。
それでは飽きのこない関係の築き方をみていきましょう。
① ちょっとした変化を楽しむ
飽きがこない関係を築く方法として、ちょっとした変化を楽しむことが効果的です。
付き合いが長くなったとしても、おたがいにファッションを変えたりいつもと違う行動をすることがあります。
そんなときに、その変化に気づいたりあえて変化させて楽しもうと意識することで飽きがこなくなります。
② 「飽きた」のではなく「慣れた」と考える
飽きがこない関係の築き方として「飽きた」ではなく「慣れた」と考えることが効果的です。
「飽きた」という言葉にはネガティブなイメージがあり「飽きた」と意識しすぎることでマンネリ化がはやく訪れてしまいます。
「飽きた」ではなく「慣れた」と考えることで「おたがいの関係が円熟してきた」と前向きに感じることができるようになります。
そのため、飽きがこないだけではなく「信頼できるパートナー」と思えるようになるメリットがあります。
③ 相手のいい部分を意識する
飽きがこない関係を築く方法として、相手のいい部分を意識することがおすすめです。
マンネリ化してくると相手のいい部分より悪い部分にばかり目が行きがちで、結果的に関係が悪化することにつながります。
そのため、常に相手のいい部分を意識することで「パートナーは自分にとって大切な存在だ」と思えるようになり、飽きがこない関係を築けます。
④ 付き合いだしたときのことを思い出す
飽きがこない関係を築く方法として、付き合いだしたときのことを思い出すことが効果的です。
マンネリ化しそうなときに付き合いだしたときのことを思い出せば、新鮮な気持ちを取り戻すことができます。
また、おたがいを尊重して接したりポジティブシンキングを意識することで「一緒にいることが居心地がいい」と思わせる効果があり、飽きがこないいい関係を築けます。
マンネリ化を解消したカップルの体験談
さいごに、実際にマンネリ化を解消したカップルの体験談を紹介します。
デートを工夫してマンネリ化を乗り越えた体験談
彼氏と付き合いはじめてから1年くらいたったころに「一緒にいてもつまらない」と感じるように。
彼氏も同じように感じていたのか、だんだんとデートの回数が減り「マンネリ化して関係が終わってしまうかもしれない」と不安になりました。
そこでマンネリ化した原因を考えたところ、毎回同じようなデートをしていることに気づきました。
そこで、それまで行っていた近場のデートではなく泊りがけで隣県に旅行に行くことを提案しました。
その旅行では気合をいれていつもと違うファッションをし、積極的に楽しむことを心掛けました。
彼氏も初の泊りがけのデートということで気合が入っていて、これまでにないとても楽しい時間を過ごすことに成功。
あらためて「彼氏のことが好き」と認識できたとともに、これからはマンネリ化しないようにいろいろ工夫したいと思います。
マンネリ化を感じたときに「このまま別れるかもしれない」とネガティブになるのはNGです。
マンネリ化を乗り越えるためにデートを工夫したり、一緒に楽しめる趣味を見つけてパートナーと一緒に乗り越えていきましょう。
さいごに
付き合いが長くなればなるほどマンネリ化を感じるのは仕方がありませんが、ちょっとした工夫で乗り越えることができます。
自分たちに合った方法をみつけてマンネリ化を乗り越えていきましょう。