どんな理由なんだろう…? 男女が婚約破棄をした理由
やっと婚約までたどり着き、あとは結婚するだけ…のはずが、まさかの婚約破棄。そんなサプライズは避けたいものですよね。
愛し合って結婚の約束までした男女が、婚約破棄する理由とは何だったのでしょう?
ここでは、女性が婚約破棄をした理由や男性側からの婚約破棄の理由、婚約破棄を後悔しないための決断方法など、一生の問題に関わる情報をご紹介します。
婚約破棄ってどんな理由なんだろう…?
結婚を意識すると見えてくるもの
恋愛中は相手が多少の異常性を持っていても、他の人とは違う特別なポイントとして認識されるので、あまり気になりません。よくいう「あばたもえくぼ」状態です。
ところが、婚約すると意識が変わり、ユニークに思えていた部分や、今まで気にならなかった点などが目に入り許せなくなることがあります。
恋愛は心理的に最長3年程度の一時的なもの。嫌になったらいつでも別れられるという安心感があります。それに比べ、結婚は嫌になっても簡単に別れられない緊張感があるものです。脳が活性化し、相手のさまざまな点を吟味しはじめ、婚約破棄の理由になる点も探し当ててしまうのです。
女性が婚約破棄をした理由
浮気されたから
婚約するほど好きな彼、女性はピンと来ると決断が早いものです。ところが、男性は決断する前にたくさんの比較対象を並べて、スペックの比較などをしたいもの。
つまり、婚約したら「彼と結婚する」と決断し終わった彼女に対し、彼女に決断する前に「比較対象が欲しい」と思ってしまうのが彼なのです。
そんなの婚約前にやっとけよ!と思うかもしれませんが、女性の思う婚約が結婚内定の意味を持つのに対し、男性の婚約に対する考えは、恋愛モードから結婚相手としてジャッジ方法を切り替える期間であり、ほとんど何も確定していないのです。
もちろん、すべての男性がそうではないでしょう。けれども、心理的には男女に認識のズレがあるということは把握して、対処に役立てるといいかもしれません。
聞かされていない借金があった
男性は自分のマイナスイメージをギリギリまで隠したいものです。借金を素直に報告できず、のちに発覚して婚約破棄の理由になってしまうことがあります。
借金の有無は、結婚生活に直接影響してきますので、婚約前に返済するべきでしょう。自力でどうにもならない額の借金を抱えている場合、事情を話して相手に待ってもらうか、親族の援助を受けるなど、適切に対処すべきです。
暴力を受けた
男性は、身内に暴力を振るうタイプの人もいるので、外面のいい彼にも、じつは内弁慶な面があるかもしれません。
ケンカをしたり、彼の嫌がることをしてしまった場合に、暴力的な一面が発覚する場合があります。順調に付き合っていると、気付かないまま結婚してしまうことが多いようです。婚約の時点で破棄できるのは、まだラッキーなほうだと考えましょう。
相手側の親との同居を強制された
婚約時に相手側の親との同居になるケースはよくあります。男性は最終的に、嫁に自分の親の面倒を任せたいと思っている人が多く、それが前面に出ている場合、婚約破棄になってしまうことがあるようです。
最近では、介護はアウトソーシングしたほうが良いとされており、家族で看るには限界があるといわれています。
男性が婚約破棄をした理由
ルールを守れない
道にゴミを捨てたり食べ方が汚かったり、女性としてのマナーがなっていないと、男性は幻滅して、婚約破棄をする理由になる可能性があります。
結婚すると女性は母親となり、子どもの教育を担当する場合が多いので、男性はまだ見ぬ子どものために、母親候補の道徳的な面を採点したくなってしまうようです。
金遣いが荒い
女性の金銭感覚が信用できないと、男性は、将来的に自分の財産が使い尽くされてしまうという想像をして、婚約破棄することがあるようです。
この場合、女性が高価なものを買って浪費しなくても、男性にとって必要の無い物を、ちょっとずつ買うことすら許せないという人もいます。この手の場合は経済DVに発展する可能性があり、危険です。感覚のズレを感じたら、理由はどうあれ婚約破棄に応じておいたほうがいいかもしれません。
価値観の違い
恋愛中は「新鮮で楽しい」と思えた彼女の考え方の違いも、結婚となると看過できない問題に思えるようです。
多くの男性は、恋愛と結婚はまったく別の物として考えており、恋愛する相手には夜遊びや不健康さを黙認するルーズさを求め、結婚する相手には真面目さや謙虚さを求めがちです。いわゆる都合のいい女が理想。
同じ女性にまったく違う性質を求めるので無理があり、婚約破棄しやすい理由になっているようです。
なんとなく嫌になった
男性は、婚約となってから彼女を結婚相手としてジャッジしはじめますので、恋愛中の盛り上がりで、なんとなく婚約してしまったものの、やはり結婚相手とは思えない場合、なんとなく嫌という理由で婚約破棄してしまうこともあるようです。
もはやどうしようもない感じですが、理論的だの合理的だの言い張ってても、男性の本質は感情任せです。納得がいかなくても理由を追及するようなことはせず、素直に別れたほうがいいでしょう。
後悔しない決断方法
結婚後の生活は長い
婚約中に何か嫌なことがあった場合、それが結婚後に耐えられるかどうか長期的に考え、判断すべきです。
結婚することを重視しすぎて、我慢できると安請け合いしたり問題を無視したりしてしまうと、取り返しのつかないことに発展する可能性もありますので、無理はしないほうがいいでしょう。
無理な結婚は周囲の助けが得られない
すでに見えている地雷を自分から踏みにいった場合、みんなの予想通り酷いことになっても、親や友人から自己責任説を持ち出されたりして助けてもらえない場合があります。
それでも彼を愛して一緒に居たいという場合は、覚悟を決めましょう。
冷静に考えれば許せることも
一見許せないことでも、その価値観が一般的でなく、その時の自分の思い込みによる判断でしかない場合もあります。
婚約破棄する前には、1つの価値観だけでなく、仲間や家族以外の外部の人の意見も取り入れて冷静に考えましょう。
結婚は一生に一度にしたい!
婚約は結婚確定を意味するものではありません。
意識改革をするためのインターバルと考えて、婚約中に気をつけるべきことを知り、婚約破棄されないように努力しましょう。