夫婦喧嘩の原因は言い方にあった!?どんな言い方ならいいの?
ほんの些細なことを指摘しただけなのに相手が反論し、気付けば内容そっちのけで言い争いに!
頻繁におこる夫婦喧嘩に頭を抱えていませんか?実は、夫婦喧嘩が勃発する原因は内容ではなく言葉です。
夫婦喧嘩の原因は、喧嘩の内容は実はどうでもよく言い方に問題があるのです。どのような言い方をすれば旦那に素直に受け入れてもらえるのでしょうか。
夫婦喧嘩の原因は言い方にあった!?
相手に何かを伝えるとき、どのようなことに気をつけるでしょうか。会話をスムーズに進めるためには簡潔で理解しやすい言葉選びが大切なので、多くの方がまずは何を伝えたいかを明確にするはずです。
しかし、円滑なコミュニケーションを図るには実は、何を伝えるかよりもどのように伝えるかが最も重要だと言われています。どんなに真っ当な指摘であっても言い方を誤ると相手に不快感を与えてしまい、相手は指摘された内容よりも不快感が勝ってしまうため夫婦喧嘩の原因になるのです。
夫婦喧嘩になるような言い方とは?
感情のままに責め立てる
苛立っているときに感情が表に出てしまうのは仕方のないことですが、感情が高ぶるままに何かを伝えようとしても相手は攻撃されていると思い込んでしまうため話を受け入れる体制が作れません。それどころか、そのたった一言が夫婦喧嘩の原因となってしまいます。
「感情を表に出した方が言葉とともに思いも伝わりやすいのでは?」と考えてしまいますが、人は攻撃されると自分を守るために戦闘態勢に入り戦おうとするので口論の原因になります。また、熱量に差がある場合相手は驚いて心を閉ざしてしまいます。
嫌味を含む言い回し
夫婦喧嘩だけではなく他の人間関係でもよく使われるのが遠回しに伝える言い方です。柔軟な対応ではありますが、伝える側と受け取る側で気持ちのズレを生む原因となる言い方です。
たとえば、料理の味付けが薄いとき「自分の味覚がおかしいのかな」と含みを持たせた言い方をすると相手は不安になり「味が薄いっていうこと?」と聞きします。「そういうつもりではないけど」とさらにうやむやにするとお互いモヤっとした気持ちを消化できずにストレスが溜まります。
どんな言い方ならいいの?
ワンクッションおく
ストレートに言い過ぎても、遠回しな言い方をしても夫婦喧嘩の原因になってしまうならどういう言い方がよいのでしょうか。それは、ワンクッションおく方法です。どちらにも効果的で最も簡単な解決法です。
たとえば、先ほどと同様に料理の味付けが薄い場合「薄い!」ではなく「いつもおいしいのに今日は薄いね」というように肯定する言い方がポイントです。頭ごなしに否定すると苛立ったり、恐怖や緊張感を与える原因になります。大前提として肯定してる・認めているという言い方をすれば相手は安心して素直に受け入れてくれるでしょう。
相手に合った言い方を選ぶ
夫婦喧嘩の原因を作らない言い方をするには、言葉の選び方も大切ですが、話すスピードや声の大きさを相手に合わせることも重要です。
普段からせっかちで忙しくしている相手にゆっくり丁寧な口調で伝えてもイライラさせてしまいますし、性格がおっとりしている相手に早口な言い方をしたら怒っているのかと思われる恐れがあります。相手のペースやそのときの状況、性格に合わせた言い方を心がければ夫婦喧嘩を回避できるでしょう。
言い方を直して仲直りする方法
仲直りの合図は言わずもがな「ごめんね」の一言です。夫婦喧嘩でお互い感情的になっていると、謝りたくてもほとぼりが冷めるまでタイミングを待つしかありません。早めに謝るには自分の思いを素直に伝える言い方がポイントです。
「なんでそんなことするの!」と責めるのは夫婦喧嘩の原因になるため「そういうことをされると私は悲しくなる」というように、争点に対して自分はこのような感情を持つという言い方に変えると「自分を否定したいわけではない」ということに気づいてくれてお互いが謝りやすい雰囲気になります。
喧嘩口調は絶対にダメ!
出典:uratte.jp
夫婦喧嘩が感情的になりやすい原因は、夫婦ならではの馴れ合いです。気を遣うことは確かに疲れますが、言いたい放題ではただの傷つけ合いにしかなりません。夫婦だから言い方に気を遣わなくてもいいと考える人もいるでしょうが、どんなにわかり合える夫婦関係だとしても相手を思いやる努力を怠ってはいけません。