1年2年では甘い?離婚するために最低限必要な別居期間
「離婚したいから別居しよう」と思っている方がいるでしょう。
しかし、1年から2年くらい別居すれば絶対に離婚できるとは限らず、離婚するまでに何年間も別居したほうがいいケースがあります。
そこで、ここでは離婚するために最低限必要な別居期間を紹介します。
離婚するまでにどれくらいの期間別居すればいいのか気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。
1年2年では甘い?離婚に必要な別居期間
1年以上別居してたほうがいい
別居期間が長ければ長いほど裁判で離婚が認められる可能性が高いため、1年以上別居したほうがいいでしょう。
1年で離婚が認められない場合は、2年以上別居するようにしましょう。
別居しなくてもいい
「浮気をされたから」「夫婦関係が修復できないから」など、理由によっては別居をしなくても離婚が認めれる可能性があります。
別居をしなくても離婚が認められるか、弁護士に相談してみましょう。
1年2年で別居が成立しやすい夫婦の特徴
会話がない
会話がない夫婦は、「結婚した意味がない」「会話がなくてつまらないから別居したい」と思うようになり、別居しやすいです。
1年から2年ほどの別居期間で夫婦関係が修復できないと、「離婚しよう」と考えるようになるでしょう。
気持ちが冷めている
浮気をされたり相手に対して不満がたまると、次第に気持ちが冷めてしまいますよね。
夫婦といえど元は他人のため、気持ちが冷めてしまうと「離婚したい」「一緒にいたくない」と思うようになり、別居することになるでしょう。
1人で生活できる
収入があったり貯金があって1人で生活できると、「一緒にいたくないから別居しよう」「1年から2年くらい1人で生活できたら離婚しよう」と考えるでしょう。
別居期間中に「離婚しても1人で生活できる」と自信がもてたら、離婚の話を切り出すといいかもしれません。
長年の別居によって離婚が認められるケース
30代 会社員
5年ほどの別居期間を経て、離婚できました。
離婚していないため、別居期間中に恋愛ができなかったり自由がなくて苦労しました。
5年という別居期間はとても無駄な期間に思えましたが、別居期間が長いことで離婚を認めてもらえてよかったです。
20代 会社員
1年間の別居期間では離婚が認められなかったため、2年以上別居をして「夫婦関係が修復できない」と判断してもらいました。
離婚したいのであれば、別居期間が長いほうが有利だと思います。
最低でも2年は別居するべきです。
30代 パート
別居して7年目で、やっと離婚できました。
裁判所が「夫婦関係が修復できる」と判断してしまうと、別居期間が長くても離婚できません。
別居して1年から2年目までは、旦那に「よりを戻したい」「変わるから戻ってきて」と言われましたが、7年目になって復縁することを諦めたようで離婚してくれました。
別居中の夫と離婚したい!別れる方法
夫婦でよく話し合う
できれば1年から2年の別居期間を設けたり、裁判所に頼ることなく離婚したいと思いますよね。
そのため、まずは夫婦でよく話し合って離婚することに同意してもらいましょう。
離婚したいと思う理由をなんども伝えることで、説得できるかもしれません。
長期間別居をする
相手が離婚することを納得してくれなかったり、裁判所に離婚が認められない場合は、長期間別居をするといいでしょう。
別居期間が長ければ、「もう夫婦関係を修復できない」「離婚するしかない」と思ってもらえて離婚できるかもしれません。
浮気の証拠を集める
結婚相手の浮気が原因で離婚する場合は、浮気の証拠を集めましょう。
証拠があれば相手は何も言えなくなりますし、裁判所も離婚することを許可してくれる可能性があります。
浮気の証拠を集めて離婚して、相手に慰謝料を請求しましょう。
1年2年の別居でも離婚することは可能です
1年や2年など、別居期間が短いと「離婚できないだろうな」と不安に思ってしまいますよね。
しかし、裁判所が「夫婦関係を修復できない」と判断すれば離婚できるため、夫婦関係が修復できない理由を伝えて説得しましょう。
もし別居期間が短くて離婚が認められない場合は、少し我慢をして別居生活を続けるといいかもしれません。