毎日夫婦喧嘩で疲れた…!離婚をするべき?判断基準とは?
どんな夫婦でも喧嘩はするものですが、喧嘩が毎日続いていたら精神的に辛いはずです。
なかには、離婚を考え始める人がいるかもしれません。
今回は、毎日夫婦喧嘩をしているなら離婚をするべきかと、その判断基準について解説していきます。
毎日夫婦喧嘩で疲れた…合わないのかな?
毎日夫婦喧嘩をしている割合は?
結婚してから今まで夫婦喧嘩を一度もしたことがない夫婦は、少数派ではないでしょうか。
ほかの家庭では、どれくらいの頻度で夫婦喧嘩をしているか気になりますよね。
20~60代の結婚している夫婦660人を対象に調査したアンケート結果によると、「月に1~2回」が27%と一番多く、次いで「年に1~2回」の25.3%となっています。
次いで多かったのは「数年に1回」で19.2%、「週1~2回」で16.2%、「喧嘩しない」が10%、そして一番低かったのは「毎日喧嘩している」と答えた2.3%でした。
なんと、喧嘩をしない家庭よりも、毎日夫婦喧嘩をしている家庭のほうが少ないことが分かりました。
夫婦喧嘩の原因はさまざま
夫婦喧嘩の原因はさまざまで、相手の生活態度や子育ての方針の違い、コミュニケーション不足からくる不安や寂しさなどが挙げられます。
ほかには、「言葉遣いや物の言い方が癪に障る」といったことも夫婦喧嘩の原因になるようです。
意味のある喧嘩なら毎日でもいい!?どんな喧嘩?
問題解決のための喧嘩
ただ闇雲に相手を責めたり、意見を聞かずに自分の意思を押し通そうとするような夫婦喧嘩ではなく、2人の間で起きた問題を解決策を探るためのものであれば、それが毎日であっても意味のある夫婦喧嘩だといえるでしょう。
同じことで喧嘩を繰り返さないように問題点を早期に解決するのは、結婚生活を送るうえで有効な手段だといえます。
本音を言い合える関係
毎日喧嘩をしていたとしても、本音を言い合える関係なら問題はないでしょう。
それだけ相手を信頼していて、自分の気持ちを素直に出せるということだからです。
相手を攻撃することを目的にした喧嘩ではなく、意見の出し合いであれば大丈夫だといえます。
夫婦喧嘩をしないための心構え
コミュニケーションを増やす
毎日夫婦喧嘩をしていれば、意味のある喧嘩であっても疲れてしまいます。
できれば夫婦喧嘩は少ないほうが、家庭内は穏やかなはずです。
夫婦喧嘩をしないために、普段からコミュニケーションを取っておくとよいでしょう。
ちょっとした意見の違いや気になる部分があったとしても、相手から愛されているという実感があれば笑って済ませられるものです。
冷静に話し合う
言いたいことを感情任せに相手にぶつけてしまうと、大きな喧嘩に発展することがあります。
不用意に夫婦喧嘩をしないために、感情に流されず冷静に話をすることが大切です。
相手が感情的であっても、自分は流されないようにしてみてください。
真逆の対応をすることで、夫婦喧嘩にならずに済むかもしれません。
離婚をするべき?判断基準とは?
性格や価値観の違い
毎日の夫婦喧嘩の原因が価値観や性格の不一致からくるものなら、離婚を視野に検討するのはアリだといえます。
自分の性格や価値観を変えるのは簡単ではありませんし、何より相手を変えることはできません。
価値観や性格は一日二日で変わるものではないため、夫婦喧嘩が増えるようなら別々の道を選ぶのも1つの手だといえるでしょう。
金銭感覚の違い
金銭感覚の違いは、共同生活を送るうえで致命的と言えるでしょう。
お金をどう扱い、どう使うのかが違うと生活レベルで影響がでてくるので、毎日夫婦喧嘩に発展したとしてもおかしくありません。
お金のことでよく喧嘩をするなら、離婚を少し考えてみてもいいかもしれません。
夫婦喧嘩でDVを受ける
夫婦喧嘩の最中に身体的な暴力はもちろん、言葉による暴力や長期間にわたる無視といったDVがあったら離婚を考えたほうがよいでしょう。
子供のことを考えて離婚を思いとどまる人はいますが、夫婦の不仲は子供にも悪影響を及ぼします。
DVだと感じたら、離婚に向けて動くことをおすすめします。
毎日喧嘩となるとやっぱりしんどい…
どんなに意味のある夫婦喧嘩でも、毎日喧嘩をしていればイヤになります。
喧嘩に発展する前に冷静に落ち着いた話し合いができると、しんどさが変わるはずです。
お互いよい関係を築くために、建設的な話し合いを目指すと喧嘩の数が減るかもしれません。