夫婦関係がどうしてもうまくいかないのは会話のせいだった!5つの対策
頑張っているのに夫婦関係がうまくいかない場合は、会話が足りないからかもしれません。
相手に気持ちが届かなかったのは、自分が正しいと思っていたコミュニケーションの方法が間違っていたからなのです。
ここでは、夫とのコミュニケーションを成立させる正しい方法や、今すぐ直すべきコミュニケーション術のNGポイントなどをご紹介します。
この記事の目次
旦那とどうしてもうまくいかない...夫婦関係の悩みトップ3
旦那との関係で悩みを抱えているカップルは多く、夫婦関係の悩みトップ3は「夫婦の会話がないこと」「金銭問題」「セックスの悩み」というものになっています。
なかでも、「夫婦の会話がないこと」をあげた夫婦が約半数をしめ、夫婦のコミュニケーション不足が浮き彫りになっているようです。
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コミュニケーションがうまくいかず悩んでいる妻が特に多い
1日の会話時間は約30分以下という夫婦が半数弱
夫婦の会話がないというのは、どういうことなのでしょうか。
あるアンケートによると、夫婦で会話する時間は1日に30分以下であるというカップルが約40%にものぼり、会話不足の状況が明らかになってきました。
30分のあいだ合理的に伝達事項をやりとりできればいいかもしれませんが、30分のなかには「えー」「うーん」などの考える時間や無言の時間も含まれています。
実質は、もっと短い時間しか会話していないといえるでしょう。
夫とのコミュニケーションがどうしてもうまくいかない理由
女性にありがちなNGパターン
真面目な女性は自分が我慢すれば丸く収まると考え、本当の気持ちを言葉にせず飲み込んでしまいがちです。
そのままの方針を貫けるならいいですが、小さなストレスでも積もれば山のようになり抱えきれなくなってきます。
早めにギブアップすればいいのに無理して頑張ってしまい、自分が勝手に頑張っているだけなので誰にも評価されないまま、女性は恨みの感情にとらわれます。
そのうち、小さな不満がたくさんあるのが本当の理由だったのに、ストレスの大きさが割にあわず、女性は別の大義名分を作り上げて被害者意識を持つようになります。
そして、限界がきたときに爆発して旦那と大喧嘩をし、本当の理由を伝えずに大義名分を伝えてしまうのです。
旦那がいくら大義名分の問題を改善しても、それは本当の理由ではないため、女性の被害者意識は消えません。
旦那の素直な反省の心は次第に怒りに変化してしまい、問題はこじれて解決できないまま夫婦関係が壊れてしまうのです。
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会話が夫婦関係のカギを握る!コミュニケーションのコツ
相手をほめて肯定する
旦那とどうしてもうまくいかないときは、自分の行動を変えてみるといいかもしれません。
旦那の言動を否定せず、まずはほめたり共感することで話しあいのできる空気を作っていきましょう。
ほめるのが苦手な人は、旦那のいうことを認めることからはじめるといいでしょう。
禁止形ではなくポジティブないいかたで
「◯◯しないでよ!」という禁止形で気持ちを伝えてしまうと、男性は「代案をだせ!」と怒ります。
旦那とどうしてもうまくいかない場合は、別の選択肢を提示するいいかたをするといいかもしれません。
たとえば「服を脱ぎっぱなしにしないで!」といいたいときは、「脱いだ服はちゃんとたたんでね」などのように最終的な動作まで伝えるといいでしょう。
男性はどうしていいか分からないときに怒りだしますので、戸惑わせないことが大切です。
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過去を引き合いに出さない
旦那とどうしてもうまくいかないときは、無意識のうちに過去の旦那の失態を引き合いに出して責めているのかもしれません。
男性は問題が解決できないとストレスを感じてしまいますので、修正できない過去の問題を引き合いに出されると、どうしていいわからず怒りだしてしまいます。
過去の問題は一度話題にしたら、あとはもう二度と蒸し返さないように気をつけましょう。
過去は過去、今から未来を変えていけばいいのです。
覚えて!夫婦のコミュニケーションを改善する5つのポイント
本当の気持ちを旦那に伝える
旦那とのコミュニケーションがどうしてもうまくいかないと思ったら、もうそのままの気持ちを伝えてしまうといいかもしれません。
本当の不満を伝えずに溜め込むと、自分の気持ちが迷子になってしまいます。
「小さな不満で喧嘩するまでもない」「我慢すれば済むこと」と考えるのは不健康で不自然です。
不満ポイントを毎日少しずつ貯めて、100ポイント溜まったら大爆発して相手から謝罪サービスしてもらう。
女性にありがちな思考ですが、旦那からしたら意味不明で「不満があったならそのときにいえよ!」となってしまいます。
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自分勝手に頑張らない
誰もあなたに「不満を溜め込め」「限界まで溜め込んで無理しろ」とはいっていません。
「あなたが勝手にやっていること」という部分ををハッキリさせましょう。
モラハラで無理強いされているなら話は別ですが、普通の夫婦関係なのに勝手に頑張って自分で喧嘩のたねを作っていないでしょうか。
旦那とどうしてもうまくいかないときは、自分の考えかたを定期的にチェックしてみるといいかもしれません。
被害者意識で凝り固まらない
旦那とどうしてもうまくいかないと悩んでいる女性は、日頃のストレスをすべて旦那のせいにして被害者意識を持っているのではないでしょうか。
「自分は被害者だ」「旦那が悪い」と思い込んでいると、言葉のはしはしに気持ちがにじみだし、トゲのあるいいかたをしてしまいます。
誰もあなたに「一切休むな!」「働き続けろ!」とはいっていませんので、一旦休んで冷静に物事を整理しましょう。
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勝手に自爆しない
男性はなにごとも察するのが苦手でいわれなければ分からない生き物ですが、なんとなく雰囲気は感じています。
「わかってるなら動いてよ!」と思ってしまうかもしれませんが、それは女性の考えかたであると自覚してください。
男性は、うやむやなまま動くのが苦手なのです。
旦那との意思疎通がどうしてもうまくいかないときは、しっかり言葉で決定した要望を伝えるか、もしくは前もって2人のルールを決めておきましょう。
「わたしがご飯の用意をはじめたらテーブルにお皿を並べてね」など、必要なコミュニケーションをとりさえすれば、イライラしたり爆発したりすることを避けられるはずです。
素直に誰かにSOSを発信する
旦那とどうしてもうまくいかないという場合、あなたが自分から旦那との間に壁を作っていないかよく考えてください。
意地を張って、絶対に旦那に弱味をみせないようにしていませんか。
素直に助けを求めることで、夫婦関係が改善することがあるといわれています。
頑張るのはいいことですが、その結果ぶち切れるのでは意味がないので、限界がくる前に大人として自分の状態を把握して、上手に対処できるようにしましょう。
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