夫婦間で恋愛感情がなくなったらもう終わり？離婚をするかの判断基準

新婚時代は恋人同士のようにラブラブだった夫婦も、月日が経てば関係が落ち着いてきて家族としての気持ちが強くなります。

一体いつぐらいから恋愛感情は落ち着くのでしょうか？

今回は、夫婦間で恋愛感情がなくなったときの対処法と離婚をするかの判断基準について解説します。

結婚した当時は夫のことが誰よりも好きで、恋愛感情が薄れたりなくなるなんて考えたこともないはずです。

しかし、結婚生活が長くなるにつれて恋愛感情は確実に減っていきます。

夫に対してときめいたり、一緒にいてドキドキするといった感覚は遠のいてしまうのです。

実際に付き合っていた当時はラブラブだったのに、結婚後は恋愛感情がなくなったと話す夫婦はいます。

しかし、それはしょうがないことで、長く一緒にいればいるほどその状態に慣れるのは当然だといえます。

恋愛感情がなくなったと聞くと、冷めた夫婦のように感じるかもしれませんがそれは違います。

恋愛感情は一時的な媚薬のようなものです。

結婚生活を送るにつれて媚薬の効果が薄れて、恋愛感情から信頼できる人がそばにいるという安心感へと変わります。

恋愛感情がなければ、夫婦として終わりというわけではありません。

それどころか気を張らずにありのままの自分でいられるので、安心感と同時に居心地のよさも感じるはずです。

夫婦間の恋愛感情が徐々に薄れるのとは別に、何かをきっかけにして恋愛感情を失うことがあります。

恋愛感情がなくなった原因の一つとして考えられるのが、妊娠です。

女性は妊娠をすると、体だけでなく気持ちの面でも変化していきます。

妻はおなかの子供を守るため本能的に夫を受け入れられず恋愛感情がなくなり、夫は家族として妻を見るようになるので同じく恋愛感情がなくなっていくようです。

出産後に恋愛感情が復活するかというと、必ずしも復活するとは限りません。

妻は出産が終われば育児に追われ、時間や心の余裕がなくなります。

夫は一度家族愛に目覚めると、妻に対する恋愛感情が再び燃え上がることはあまりないようです。

夫婦間で恋愛感情を取り戻したいなら、夫婦水入らずの時間を作ってみてください。
たとえば、1日に30分は夫婦の会話を楽しむといった決まりを作って実践してみましょう。

恋愛感情がなくなったと思っていただけで、心の奥にある気持ちが湧き出てくるかもしれません。

子供と一緒に行動していると、家族として見るため恋愛感情がくすぐられることはありません。

思い切って子供を誰かに預かってもらって、夫婦でデートを楽しみましょう。

おすすめなのは、外で待ち合わせをすることです。

付き合っていたころのような新鮮な気持ちになり、準備をしている間もワクワクしてテンションが上がるはずです。

いろいろなことを試して努力をしたものの、「恋愛感情がなくなっていてどうすることもできない」「ドキドキ感がないと人生がツライ」という場合には、離婚を考えるのはアリかもしれません。

不倫や浮気といった形でドキドキ感を味わうよりも、離婚をして堂々と好きな人とお付き合いできるほうが自分の人生を思いきり楽しめるかもしれません。

夫への恋愛感情がなくなったという理由だけでなく、生理的に受け付けない・一緒にいるのが苦痛でしょうがないといった場合には、離婚を視野に考えてよいかもしれません。

強いストレスで心身ともに壊してからでは遅いので、心の底から無理だと感じたら動くといいでしょう。

なくなった恋愛感情は、2人の時間を大切にしたりデートをすることで新鮮さを取り戻し、再び湧き出てくる可能性は十分にあります。

「恋愛感情がなくなったかも」と感じたら、思い出の場所に一緒に出掛けてみましょう。

あの頃の気持ちが蘇ってくるはずです。

恋愛感情はすっかりなくなったと思っていただけで、実は心の奥底でくすぶっているかもしれません。

夫婦水入らずの時間を定期的に作り、ドキドキ・ワクワクを取り戻してください。