専業主婦の貧困問題が心配!解決方法はある?
仕事に行かず、家事・育児に専念できる専業主婦は多くの女性の憧れですよね。
しかし、専業主婦世帯は妻がパートなどで働いている世帯より貧困率が高いのです。
今回は、「専業主婦はどうして貧困になるのか」や「専業主婦の貧困問題の解決法」について紹介します。
貧困に悩んでいる専業主婦のかたは、ぜひ最後まで見てください。
専業主婦は貧困になる!?その理由とは…
専業主婦は貧困になりやすいと言われています。
なぜ専業主婦が貧困になりやすいのかというと、生涯雇用は今やもうないと言っていいからです。
専業主婦は夫の収入だけが頼りですが、生涯雇用が原則だった昔と違いリストラはよくあることになっているため、専業主婦の夫がリストラされることも当たり前にあるのです。
他にも事故や離婚など、夫の収入に頼れないシーンはまだまだたくさんあります。
リストラ・事故・離婚が起こったときに、専業主婦は一気に貧困になってしまうのです。
専業主婦世帯の貧困率とは?
専業主婦世帯の貧困率は約12%と言われています。
専業主婦の10人に1人は、貧困に悩まされているのです。
対して妻がパート等で働く世帯の貧困率は約8%と、専業主婦世帯よりも約5%低い結果になっています。
1部の専業主婦は裕福な生活を送っているため、専業主婦に憧れるかたは多いです。
しかし、実際に専業主婦になってみると貧困になってしまったというケースも十分存在しえると言えるでしょう。
専業主婦の貧困問題!解決方法は?
パート等で働く
貧困に悩まされる専業主婦から脱するのに1番有効な手は、パート等で働くことです。
年をとった専業主婦が、若い人材がたくさん必要な企業へ再就職するのは難しいことでしょう。
しかし、スーパーやコンビニ等のパートで働くことならまだ容易です。
パートならば「扶養の範囲内で働きたい」と面接のときに言えば、扶養の範囲内で働けるよう責任者のかたが検討してくれます。
扶養の範囲内で働くのであれば税金の控除もできますし、損することはないでしょう。
今は貧困に悩まされていなくても、老後に貧困に悩まされる専業主婦世帯はたくさんあります。
貧困になりたくないのなら、パート等で働きはじめてはいかがでしょうか。
貯金するお金を増やす
専業主婦であっても人間ですから、欲しいものはたくさんあるでしょう。
しかし、欲しいものを買いたい気持ちに負けてしまうと、老後やいざというときに貧困になってしまう可能性があります。
欲しいものを少々我慢して、貯金額を増やしましょう。
貯金額を増やすことで確実に貧困から逃れられるとはっきり言えませんが、貧困になりそうなときその貯金があなたたちを助けてくれるはずです。
老後夫が働けなくなったときや子どもが好きな大学に行きたいときのためにも、ぜひ貯金額を増やすことを検討してください。
離婚なんてしたらもっと貧困に!離婚後の生活とは
元専業主婦のAさん
40代女性
専業主婦だったのですが、数年前に夫と離婚しました。
離婚後しばらくは財産分与で得たお金・慰謝料・養育費などを使っていましたが、それもすぐになくなりそうになりました。
仕方なく再就職を目指したのですが、こんなおばさんを採ってくれる企業はなく、仕方なくパートをしています。
子どもの進学費用を稼がなくてはいけないため、正直離婚前よりも苦しい生活をしています。
離婚したことや子どもの親権を持ったことに後悔はありませんが、ちょっと疲れてしまいました。
専業主婦の離婚にはリスクがある
専業主婦の離婚には、住居の問題・再就職の問題・お金の問題といった三つのリスクが付きまといます。
前述のかたは住居の問題については語っていませんでしたが、人によっては新しい住居を探す必要がでてきます。
専業主婦の離婚はリスクが大きいため、できれば避けたほうがいいでしょう。
専業主婦になるには覚悟が必要…
専業主婦になることのデメリットはあまり広まっていませんが、専業主婦になったことで貧困に苦しむかたは多いと言われています。
今の時代は専業主婦になるには覚悟が必要なのです。
専業主婦を希望しているかたは、今一度よく考えてみてください。